Tomofun Furbo ミニを検証レビュー！ペットカメラの選び方も紹介

明暗所ともに画質が優れており、明るい環境ではペットの服の文字まで視認できるレベルで、暗所でも服の識別ができる精度が確認されており、夜間の見守りにも活用できます。飼い主が不在の時間帯でもペットの様子がわかるのはうれしいポイントですよ。加えて、自動追尾や呼びかけといった基本的な機能が搭載されており、遠隔からのコミュニケーションにも対応しています。

一方で「撮影範囲の広さ」はやや課題がありました。画角の操作には対応しておらず、設置場所に依存するため、広範囲をカバーしたい場合にはやや不向きです。ペットの定位置をピンポイントで見守りたい人向きでしょう。「設置のしやすさ」では、電源接続が必須であるため、部屋中を移動するペットを追いかけてカメラを動かす運用には不向きですが、壁付けできるのはうれしいポイントです。

「動体検知精度の高さ」は検知距離が短く、1m程度に限られました。動き出した直後の検知や広範囲のモニタリングには適さないものの、手動で様子を確認するスタイルであれば十分対応できます。「アプリの使いやすさ」もおおむね満足できるレベルで、Bluetoothでの接続設定に少し手間はかかるものの、初期設定後の操作性には問題はありません。定点観察を重視したい飼い主や、夜間もペットの様子をしっかり確認したい人に適したペットカメラですよ。