高速フラッシュによる時短ケアを謳う脱毛器、ブラウン シルクエキスパート Pro5。持ち運びたくなるようなおしゃれなポーチがついているところも魅力です。「週に1回使うだけで効果を期待できる」と評判ですが、「低いレベルで照射しても痛い」「持ちにくい」「髭には使えない」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の脱毛器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、脱毛器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
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医療機器として承認された商品でなければ脱毛効果は認められていません。本記事では、家庭での使用ができる光美容器もしくは医療機器として承認された脱毛器を、まとめて一般通称である脱毛器と表記しているのでご注意ください。
目次
ブラウン シルクエキスパート Pro5は、VIOや指先など細かい箇所までしっかりケアしたい人におすすめです。肌色自動調整機能やアタッチメントがついていて、細かい箇所にも照射が可能。比較したケノンにはVIOのアタッチメントがついていなく、照射漏れが生じやすいといえます。全身の隅々までケアしたい人にはぴったりといえるでしょう。
肝心の効果も期待できます。脇やVIOなどの太い毛を想定して、10人の男性モニターのすね毛に実際に1か月使ってもらったときの毛の量は26.86%減少していました。20%程度しか毛の量が減っていなかったほかの商品に比べて、効果が期待できるでしょう。とはいえ、「髭には使えない」との口コミどおり男性のヒゲには照射できないため、ヒゲのケアを考えている人は注意してくださいね。
1回あたりの照射間隔も短く、測ってみるとわずか0.5秒でした。1秒以上かかってしまった商品よりも、全身のムダ毛ケアがスピーディに完了できそうです。ただし、検証では照射間隔が短いとパワーが落ちる傾向にあったので、パワーよりもスピード重視の人向きといえます。
また、冷却機能がなく痛みを感じやすいところはネック。モニターからも「輪ゴムで打たれたような痛み」という声が目立ちました。比較した冷却機能を搭載した商品には痛みを感じにくいものが多かったので、痛みに敏感な人は痛みの感じにくかった「OPUS BEAUTY」も検討してみてくださね。
持ち手が太いところも難点で、235gと軽量だったものの「本体は軽いが、太い持ち手が手に負担を感じる」とモニターからの評価は伸び悩みました。「電源ボタンがわかりにくい」という声もあり、直感的な使いやすさにこだわる人には向かないかもしれません。しかし、照射スピードも早くVIOなどのアタッチメントもついているため、スムーズに全身の隅々までケアしたい人は検討してみてくださいね。
毛が目立たなくなることによる肌の見え方
1秒間に80回も肌の色を読み込み、出力を自動調節して自分の肌色に合ったパワーの調節が可能。部位ごとに使い分けられるアタッチメントもついています。
アタッチメントのみの別売りもされているので、ヘッド汚れが気になる場合などに交換も可能です。
照射したい部位や肌の状態に合わせて選べるモードが用意されているところも魅力。通常・やわらかフラッシュ・超やわらかフラッシュの3モードから選べます。選択はボタン操作で手軽にでき、モードごとにライトの光り方が変わるので、わかりやすいですよ。
ブラウンのシルクエキスパートシリーズには、今回比較に使用したPro5のほか、Pro3もあります。販売価格が80,000円台のPro5に対して、こちらは30,000円台で購入が可能。ただし、以下のようにスペックには差が出るので、購入時の参考にしてください。
<Pro5>
<Pro3>
1.毛が目立たなくなることによる肌の見え方
2.両脚・両脇・ビキニライン・前腕部を最小パワーでお手入れした場合
ブラウン シルクエキスパート Pro5とほかの商品を比較したところ、3つのよい点があることがわかりました。
肌ケア機能の豊富さをチェックしたところ、部位ごとに照射面の広さを調節できるアタッチメントが充実。VIOに使いやすいコンパクトヘッドや、背中・胸や太ももの照射がスムーズになるワイドヘッドが付属しています。
肌色自動調整機能も搭載されており、毎秒80回肌の色を読み取って、照射中でも自分の肌に合ったパワーに自動調整が可能です。
同様にほかの商品の肌ケアに対する機能性もチェックしましたが、比較したケノンのようにアタッチメントや肌色自動調整機能がついていないものあったことを考えると、スムーズに使いやすいでしょう。
各商品の説明書を参考に、照射可能な範囲をチェックしたところ、本商品は足や腕だけでなく背中・脇・VIOにも使えることがわかりました。脱毛サロンの利用に抵抗がある人でも使いやすいでしょう。
今回比較に使用したほとんどの商品でVIOへの使用が可能だったので、自分が重視する機能で選んでみてくださいね。
1回あたりの照射間隔の短さなどのメリットもありましたが、3つほどデメリットもあったので、1つずつ見ていきましょう。
比較でも、冷却機能がついている商品のほうが照射時の痛みが軽減できる傾向にあったので、痛みに敏感な人はほかの商品も検討してみましょう。
「耐えられないほどではないが痛い」という声もあり、痛みに敏感な人には向かないかもしれません。
冷却機能を搭載している商品とも比較しましたが、ひんやり感があり痛みを緩和できるので、照射時の痛みが心配なら冷却機能はマストといえるでしょう。
<痛みの感じにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
5人の男女モニターに実際に使ったときの照射のしやすさをチェックしてもらいましたが、評価は伸び悩む結果に。「本体は軽いが、太い持ち手が手に負担を感じる」という意見が多く見られました。
また、VIOなど細かい部分への照射が難しいと感じたモニターも。「電源ボタンがわかりにくい」という意見もあり、直感的な操作を求める人には不向きでしょう。
さらに、「丸みのある形状は握りやすいが厚みがあり太く、使っているうちに疲れてしまう」と長時間使用すると手が疲れてしまいそうでした。
対して、比較した商品のなかには本商品よりも重いものもありましたが、ピストルのような形をしたガン型だったので持ちにくさは感じにくく負担は少ない様子。持ちやすさを求めるなら、重量よりも形状を重視したほうがよいかもしれません。
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照射間隔の短さが魅力の本商品ですが、冷却機能がなく照射時の痛みの強さがネック。気になる人は以下の商品もおすすめです。
肌色自動調節機能や冷却機能がついており、フェイス・指用・VIO用アタッチメントがあるので、部分ごとに照射範囲を調整できます。痛みはほとんど感じないところも、モニターから好評でした。
最安で50,000円台で購入可能なところも魅力。本商品は80,000円台ということを考えると手が届きやすい価格といえるでしょう。
ブラウン シルクエキスパート Pro5を使うときは、まずお手入れしたい部分のムダ毛を事前に剃っておきましょう。
除毛が完了したら、本体をコンセントに接続し、電源ボタンで起動。使う部位や肌の状態に応じて通常・やわらか・超やわらかのモードから選びます。照射口を肌に垂直に当てて、照射ボタンを押すと照射が可能です。スピーディにケアしたいときは照射ボタンを押し続けることで連続照射できます。
使うときのポイントとして、以下も参考にしてみてください。
ムダ毛が気にならなくなったあとのお手入れの頻度は1~2か月に1回程度がおすすめ。使用時にジェルなどは不要ですが、使用後に外出する場合は日焼け止めを塗り、日焼けサロンには行かないようにしましょう。
また、照射後24時間以内は入浴・サウナ・きつい服・脱色クリーム・香水・ピーリング剤の使用も避けてください。肌荒れの原因になる可能性があります。
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