アクア AQW-TW10Pをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
衣類へのダメージを防ぎながらしっかり洗えると話題の縦型洗濯乾燥機、アクア(AQUA) AQW-TW10P。インターネット上では口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証・レビューを行いました。
- 乾燥力
- 縮みにくさ
- 洗浄力
- お手入れのしやすさ
- 1回あたりの洗濯・乾燥コストのかかりにくさ
- 静かさ
- 洗濯ものの取り出しやすさ
- 洗濯~乾燥の速さ
さらに、人気の日立やパナソニックの縦型洗濯乾燥機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、縦型洗濯乾燥機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

家電製品アドバイザーの資格を持つ元大手家電量販店員。電子レンジや炊飯器などの調理家電、冷蔵庫・洗濯機などの大型白物家電を担当し、1日で100万円を売り上げた実績も持つ。2022年11月にマイベストへ入社後は、販売員時代の経験を活かし、生活に根差す調理家電・生活家電全般を200商品以上比較検証を行う。各商品の強みと弱みを多角的に見出しながら比較検証を行い、その知見をコンテンツに反映させている。10年以上使う家電を長く担当してきた経験から、「買うときだけでなく、買ったあとも長く満足できる商品」を選べるコンテンツ制作を心掛けている。
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本コンテンツに記載の検証結果は2025年04月までの情報です
目次
- はじめに結論!洗濯~乾燥に5時間かかり、衣類が縮みやすい。乾燥パワーは高い威力を発揮
- アクア AQW-TW10Pとは?
- 温め洗浄コースを搭載。衣類と洗剤液を温めて皮脂汚れにアプローチ
- 操作部は後方に設置。大きな洗濯物も出し入れしやすい構造
- 実際に使ってみてわかったアクア AQW-TW10Pの本当の実力!
- 高い乾燥パワーを発揮。厚手のパーカーも隅々まで乾いた
- やや縮みやすい。着丈や裾幅が2cm以上縮んでしまった
- 洗浄パワーはいまひとつ。汚れの種類によっては落としきれない
- フィルターのお手入れはしやすい。自動槽洗浄コースも搭載
- 1回あたりのコストは少し高め。節約には不向き
- 脱水と乾燥の運転音が大きめ。使用する時間帯は選びそう
- 洗濯~乾燥までに5時間かかる。時短は狙えない
- アクア AQW-TW10Pの価格比較
- アクア AQW-TW10Pの設置するときの注意点をチェック!
- アクア AQW-TW10Pはどこで売っている?
- 時短にだわるなら、こちらの商品もおすすめ
はじめに結論!洗濯~乾燥に5時間かかり、衣類が縮みやすい。乾燥パワーは高い威力を発揮
アクア AQW-TW10Pは、乾燥力は高いですが、稼働に時間がかかる点はいまひとつ。乾燥力は優秀で、厚手のパーカーのフード裏もしっかり乾かすことができました。比較したなかではパーカー全体を乾かしきれた商品は少数でしたが、こちらは厚手のスウェット類を乾かすときにも重宝するでしょう。
洗濯~乾燥には約5時間かかり、比較した商品のなかでは稼働はかなり長めです。温風に長く当たるためか、衣類も縮みやすく、Tシャツの着丈と裾幅は2cm以上も縮んでしまいました。また、脱水時と乾燥時の運転音が大きめ。比較した商品でもパナソニックのNA-FW10K1は音が小さめでしたが、こちらは使用する時間帯を選ぶ必要があります。
洗浄力はもう1歩。皮脂や口紅はまあまあきれいに落ちましたが、カレーや泥汚れは温水洗浄コースでも落としきれませんでした。比較した上位商品の日立のBW-DX100Hはどんな汚れもきちんと落とせたのに対し、汚れの種類によってはきれいに落とせないのが惜しいところです。また、1回あたりのコストが約87円と高い点も気になりました。
乾燥フィルター・糸くずフィルターはともに扱いやすい形状で、簡単にゴミ捨てができる仕組みです。自動槽洗浄や手動の槽洗浄・乾燥コースなど黒カビ対策で活躍する機能もついています。そして、本体手前から開口部までの長さが比較した商品のなかでは短めなので、衣類の出し入れをしやすい構造です。
ECサイトでの値段はだいたい10万円前後で、比較したなかでは低価格帯の商品。乾燥パワーは15万円以上の高価格帯の商品にも引けを取りませんが、衣類ダメージの軽減という謳い文句に反して縮みやすい点は気になります。デリケートな衣類にも使いたいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
アクア AQW-TW10Pとは?

アクア(AQUA) AQW-TW10Pは、高い洗浄力とダメージ軽減を両立すると謳った縦型洗濯乾燥機です。高濃度クリーン洗浄・W反転水流・スパイラルシャワーの3ステップ洗浄で、繊維の奥まで念入りに洗う設計。乾燥は大風量ブロアファンと槽内の湿度をコントロールするマルチフラップで、スピーディに乾燥させて除菌もできる仕様です。
アクアは、洗濯機や冷蔵庫などの生活家電を扱っている日本の家電メーカー。コインランドリー向け洗濯機のシェアが高く、洗いのエキスパートとしても知られています。縦型洗濯乾燥機には回転方向によって強弱のある水流を起こすツインパルセーターを採用し、洗浄力はもちろん衣類ダメージの軽減にもこだわっているのが特徴です。
温め洗浄コースを搭載。衣類と洗剤液を温めて皮脂汚れにアプローチ

ヒーターの温風で衣類と洗剤液を温めて洗う、温め洗浄コースを搭載。冷たい水では落ちにくい繊維の奥に入り込んだ皮脂の汚れ落ちも目指します。脱水後は洗濯物を取り出しやすくなるように、約1分間パルセーターの回転によるほぐし運転つき。部屋干しする時間を短縮できる、部屋干し洗乾コースもありますよ。
- 価格|オープン価格
- 洗濯容量|10kg
- 乾燥容量|5kg
- 風呂水対応|〇
- つけおきコース|〇
- 槽洗浄コース|〇
- 槽乾燥コース|〇
- 毛布コース|〇
- 部屋干しコース|〇
- 除菌・消臭コース|〇(マルチフラップ乾燥)
- 洗剤・柔軟剤自動投入機能|×
- 自動おそうじ機能|〇
- 温水洗浄機能|〇
- スマホ連携機能|×
- AIセンサー機能|×
- ほぐし脱水機能|〇
操作部は後方に設置。大きな洗濯物も出し入れしやすい構造

排水ホース含んだサイズは幅620×奥行665×高さ1060mm、本体の重量は約60kg。設置可能な防水パンは、奥行505mm以上です。
実際に使ってみてわかったアクア AQW-TW10Pの本当の実力!

今回は、アクア AQW-TW10Pを含む縦型洗濯乾燥機全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 乾燥力
- 縮みにくさ
- 洗浄力
- お手入れのしやすさ
- 1回あたりの洗濯・乾燥コストのかかりにくさ
- 静かさ
- 洗濯ものの取り出しやすさ
- 洗濯~乾燥の速さ
高い乾燥パワーを発揮。厚手のパーカーも隅々まで乾いた

最初は、乾燥力の検証です。
乾燥容量の6割の衣類を使用し、洗濯・乾燥の前後で衣類の重さがどの程度減っているかを確認。また、Yシャツ・チノパン・パーカーがきちんと乾いているかをチェックしました。
薄手のYシャツはカラリと乾く。雨の日にもおすすめ

チノパンもきちんと乾いた。湿っている部分がない

厚手の衣類でも活躍。パーカーのフード裏も乾いた

比較したなかではパーカー全体を乾かしきれた商品はかなり少数でしたが、こちらはスウェットのような厚手の衣類にもおすすめですよ。
やや縮みやすい。着丈や裾幅が2cm以上縮んでしまった

続いて、縮みにくさの検証です。Tシャツを洗濯・乾燥にかけ、使用前後で幅・身幅・裾幅・着丈・袖丈・袖がどれくらい縮んだかをチェックしました。
検証の結果、縮んだ数値の平均は1.2cmほど。検証の高評価基準の0.7cmを上回り、縮みにくくさはもう1歩です。Tシャツの縮み具合は目視で確認でき、着丈は2.3cm、裾幅は2.4cmと大きく縮んでしまいました。
比較したなかでもパナソニックのNA-FW10K1は縮み具合が少なかったのに対し、大切な衣類を使用するときは洗剤や洗濯方法など工夫が必要です。
洗浄パワーはいまひとつ。汚れの種類によっては落としきれない

続いて、洗浄力の検証です。
白いTシャツに卵・泥・皮脂・カレー・口紅の5種類の汚れを付着させ、24時間放置。そのあと、商品の標準コース・温水洗浄コースの2種類で洗浄を行いました。
口紅や皮脂はきれいに落ちた。カレーや泥は落ちづらい

メーカーは高い洗浄力を謳っていますが、標準コースの洗浄力はいまひとつ。皮脂や口紅は比較的きれいに落ちましたが、カレーや泥などの濃い汚れは残ってしまいました。食べこぼしや泥遊びをすることが多い幼児がいる家にはあまり向きません。
比較した上位商品の日立のBW-DX100Hはどんな汚れもきちんと落とせたのに対し、汚れの種類によっては落としきれないのがデメリットです。
温水洗浄コースでも、頑固な汚れは残ってしまった

比較したなかには、標準コースで落ちない汚れも温水洗浄コースで洗えばきれいに落とせる商品も多数ありました。それに対してこちらは、色が濃い食べこぼしや泥などの頑固な汚れは落としきれないのが惜しいところです。
フィルターのお手入れはしやすい。自動槽洗浄コースも搭載

次に、お手入れのしやすさ・洗濯ものの取り出しやすさの検証です。
糸くずフィルターや乾燥フィルターがゴミを簡単に捨てられる形状か・自動槽洗浄や自動槽乾燥などの機能を搭載しているかをチェック。また、投入口のサイズを計測して、衣類をまとめて取り出しやすいかも検証しました。
乾燥フィルターは袋なしタイプ。ゴミ捨ては簡単

乾燥フィルターには、袋なしと袋ありの2種類あります。比較したなかでも袋があるタイプは袋の奥に入ったホコリを捨てにくいものが多かったのに比べて、お手入れは簡単にできますよ。
自動槽乾燥は搭載していないので、黒カビが気になる場合は手動の槽乾燥コースを使用するようにしましょう。
糸くずフィルターはプラスチック製。ゴミに触らずに捨てられる

糸くずフィルターはプラスチック製と布製の2種類ありますが、比較したなかでは布製はひっくり返す必要があり、ゴミ捨てに手間がかかる傾向が。それに比べてこちらは、ゴミに触らなくても捨てられるのが利点です。
洗濯後に自動で洗浄を行う槽自動おそうじ機能を搭載。また、手動の槽洗浄コースと槽洗浄・乾燥コースもついているため、槽を清潔に保つための対策ができます。
手前が短めで出し入れはしやすい。槽は少し深め

一方で、操作部が後方に設置してあるため、開口部までの長さは比較した商品のなかでも短めです。メーカーが謳うように、大きな洗濯物も出し入れがしやすいでしょう。
- 投入口の奥行き|264mm
- 投入口幅|385mm
- 槽の深さ|580mm
- 本体手前から開口部までの長さ|95mm
1回あたりのコストは少し高め。節約には不向き

次に、1回あたりの洗濯・乾燥コストのかかりにくさの検証です。水量計とワットモニターを商品に接続し、洗濯開始から完了までに使用した水道量と電力量を算出。水道代は1Lあたり0.24円、電気代は1kWhあたり31円としてそれぞれかかったコストを計算しました。
計算の結果、水道代は22.9円・電気代は64.17円で、1回あたりのコストは87円ほど。検証の高評価基準となった70円を15円以上も上回り、コストは高めです。比較した商品には一部ではあるものの、コストが65円以下のものもあったなかで、光熱費を節約したい人にはあまり向いていません。
脱水と乾燥の運転音が大きめ。使用する時間帯は選びそう

次に、静かさの検証です。商品から50cmの距離に騒音計を設置し、実際に洗濯から脱水まで稼動させます。日本騒音調査が公開している基準と目安を参考に、音の大きさをチェックしました。
検証の結果、静かさの評価は低め。洗濯音は50dB程度ですが、脱水と乾燥は65dBを超えています。日本騒音調査によると65dB以上はセミの鳴き声レベルに近く、洗濯機の場所よっては稼働音が気になる場合もあるでしょう。
比較した商品でもパナソニックのNA-FW10K1は脱水・乾燥ともに50dB前後と音が小さめでしたが、こちらは使用する時間帯を選びそうです。
洗濯~乾燥までに5時間かかる。時短は狙えない

最後は、洗濯~乾燥の速さの検証です。商品を洗濯・乾燥モードで稼動させ、稼動開始から完了までの時間を計測しました。
計測の結果、洗濯~乾燥までの時間は5時間3分とかなり長め。高評価の基準である3時間30分を1時間以上も超えてしまいました。比較した商品では5時間を超えるものはごく一部でしたが、こちらは乾燥が終わるまでに大幅な時間がかかってしまいます。
少数ではあるものの、比較したなかには乾燥まで3時間以下で終わる商品もあったため、時短を狙う人はそのようなモデルを選ぶのがよいでしょう。
アクア AQW-TW10Pの設置するときの注意点をチェック!
洗濯機を設置するときは消防法で定められた基準に従って、壁から一定の距離を離す必要があります。前方は開放し、後方とサイドはそれぞれ1.5cm以上(排水ホース側は8cm以上)離して設置してください。
設置前には、排水口の掃除をするようにしましょう。排水口には汚れや糸くずが溜まりやすく、放置しておくとニオイや排水ができない原因にもなります。
(参照:公式サイト)
アクア AQW-TW10Pはどこで売っている?

アクア AQW-TW10Pの取扱店舗は、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店。値段はオープン価格ですが、だいたい10万円程度で販売されています。
また、ECサイトの楽天市場やYahoo!ショッピングでも販売が確認できました。普段利用しているサイトもチェックして、値段を比べてみてくださいね。
時短にだわるなら、こちらの商品もおすすめ
最後に、洗濯~乾燥までの時間が速い商品をご紹介します。
シャープのES-PT10G-Tは、黒カビや汚れが槽内へ侵入するのを防ぐ穴なし槽を採用した縦型洗濯乾燥機。稼働時間がとても短いのが魅力で、わずか2時間33分で乾燥まで完了しました。電気代・水道代を安く抑えられる点もメリットで、光熱費を節約したい人にもうってつけですよ。
シャープのES-TX8Hは、頻繁に洗えない衣類をプラズマクラスターで消臭・除菌するハンガー乾燥を使えるのが特徴。こちらも稼働時間が3時間28分と短めで、急いで洗濯と乾燥をしたいシーンでも役立ちます。縮みにくさにも優れていて、デリカートな衣類の洗濯にも使いやすいのが強みです。
シャープタテ型洗濯乾燥機 | ES-PT10G-T
| 洗濯容量 | 10kg |
|---|---|
| 乾燥容量 | 5kg |
- ヒーター乾燥の種類
- ヒーターセンサー乾燥
- 糸くずフィルターのタイプ
- 布製
- 設置可能な防水パンの奥行(内寸)
- 540mm以上
- 乾燥フィルターのタイプ
- 袋なし
| 乾燥方式 | ヒーター乾燥 |
|---|---|
| 風呂水対応 | |
| フタを開けた時の高さ | 1,425mm |
| 脱水時の運転音 | 49.8dB |
| 自動槽洗浄機能 | |
| 洗剤・柔軟剤自動投入機能 | |
| ほぐし脱水機能 | |
| 自動おそうじ機能 | |
| 温水洗浄機能 | |
| 槽洗浄コースあり | |
| 毛布コースあり | |
| 槽乾燥コースあり | |
| 部屋干しコースあり | |
| 除菌・消臭コースあり | |
| AIセンサー機能 | |
| スマホ連携機能 | |
| 幅(手掛け・排水ホースを含む) | 600mm |
| 奥行 | 650mm |
| 高さ(給水ホース取付部を含む) | 1020mm |
| 重量 | 46kg |
シャープES-TX8H-W
| 洗濯容量 | 8kg |
|---|---|
| 乾燥容量 | 4.5kg |
- ヒーター乾燥の種類
- ヒーター式
- 糸くずフィルターのタイプ
- 布製
- 設置可能な防水パンの奥行(内寸)
- 540mm以上
- 乾燥フィルターのタイプ
- 袋なし
| 乾燥方式 | ヒーター乾燥 |
|---|---|
| 風呂水対応 | |
| フタを開けた時の高さ | 1375mm |
| 脱水時の運転音 | 66.80dB |
| 自動槽洗浄機能 | |
| 洗剤・柔軟剤自動投入機能 | |
| ほぐし脱水機能 | |
| 自動おそうじ機能 | |
| 温水洗浄機能 | |
| 槽洗浄コースあり | |
| 毛布コースあり | |
| 槽乾燥コースあり | |
| 部屋干しコースあり | |
| 除菌・消臭コースあり | |
| AIセンサー機能 | |
| スマホ連携機能 | |
| 幅(手掛け・排水ホースを含む) | 600mm |
| 奥行 | 650mm |
| 高さ(給水ホース取付部を含む) | 1025mm |
| 重量 | 44kg |

シャープ タテ型洗濯乾燥機 ES-TX8Hをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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