おいしく焼けるだけでなくかわいい見た目も売りの、ダイソー ホットサンドメーカー 。ネット上では「期待以上の焼き上がり」「洗いやすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のアイリスオーヤマや燕三条キッチン研究所などのホットサンドメーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ホットサンドメーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ダイソー ホットサンドメーカーは、試しにホットサンドメーカーを使ってみたい人におすすめです。実際に調理すると、外はこんがりサクッと・中はパンのもっちり食感を両立させた焼き上がりに。おいしさを評価する口コミにも納得です。比較したなかには加熱が弱く、サンドイッチをあたためただけのように感じる商品もありました。
加熱のムラもなく、中の具材にもしっかり火が通ります。比較したなかでも圧着するタイプの商品は、全体がジューシーに仕上がる傾向がありましたが、非圧着タイプの本商品も加熱時間の調整で好みの火加減に近づけられるでしょう。普段からホットサンドを食べているモニターが試食しても、「トーストのような香ばしさ」「熱々でおいしかった」と好評でした。
口コミどおり、お手入れは簡単です。上下のプレートを分解して丸洗いできるので、洗いやすさは比較したなかでもトップクラスでした。その反面、接続部のはずれやすさゆえに、調理中に意図せず分離してヤケドをしないように注意する必要があります。直火タイプで終始火加減を見ないといけないので、忙しい朝に調理しやすいとはいえない結果でした。
構造上パンのフチの圧着ができず、食べるときに具材がこぼれやすい点も気になるポイント。端が圧着されていると中身を気にせず気軽に食べられるので、上下のパンが一体化しない本商品は小さな子どもにはあまり向いていません。
公式サイトの値段は、執筆時点で税込1,100円。比較した多くの商品が2,000~4,000円台だったのに対して、試しに購入しやすい価格です。耳つきのままパンをすぐセットできる手軽さも魅力ですが、毎日調理したいほどの使い勝手とはいえませんでした。朝の戦力に考えている人は、ほったらかし調理ができる電気式商品なども検討してみてくださいね。
実際にダイソー ホットサンドメーカーと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイホットサンドメーカーと、ホットサンドのおいしさ・具材のこぼれにくさ・調理のしやすさ・手入れのしやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ダイソー ホットサンドメーカーの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
三栄コーポレーション
仕上がりを重視する人に!耳までサクサク食感で香ばしい
そもそもホットサンドメーカーとは、パンに具材を挟んで焼くホットサンドを作れる調理器具のこと。簡単な手順で作れるため、朝食や子どものおやつ作りにうってつけですよ。
今回ご紹介するホットサンドメーカー(JANコード:4550480118628)は、100円ショップのダイソーで買える直火式の商品です。材料を挟んでから、キッチンのコンロなどの火に直接かけて調理します。比較したほかの直火式商品は2,000~4,000円台が多いなか、本商品は税込1,100円とかなり手頃な価格設定が特徴です。
販売元の大創産業は、100円ショップの大手ダイソーを運営する日本の企業。ダイソーに並ぶ商品の約90%がオリジナルで、ユーザーの意見を取り入れた商品開発が持ち味です。
プレートの素材はアルミニウム合金で、内側は汚れを落としやすいフッ素樹脂加工。公式サイトでは、毎回薄く油をひいて調理するシーズニングを行うことで、こびりつきにくさが長持ちするとしています。
上下のプレートは分離できるので、1枚ずつフライパンとしても使用可能。お弁当のおかずなどのちょっとした調理にも役立つでしょう。分離ができなかった初代モデルから、ユーザーの声をもとに改善されたポイントです。
サイズは幅15×奥行35×厚さ3.7cm・重量は約390g。比較したほかの直火式商品とサイズの差はほぼありませんでした。電源を必要としないので、キャンプ・バーベキューなどレジャーシーンでも活躍しますよ。カラーはブラックのみで、キッチンにも馴染みやすいシンプルなデザインです。
なお、ダイソーでは食パン1枚を半分に折ってハーフサイズのホットサンドが焼ける「ホットサンドメーカー1枚焼き用(JANコード:4550480213767)」も販売しています。
ホットサンドメーカーの魅力は、アレンジ次第でさまざまな味を楽しめる点です。卵・チーズ・たまねぎ・ウインナーなど、具材の組み合わせを変えるだけで味のバリエーションが広がります。
ネット上には、肉まんや餃子などパン以外のものを挟むアレンジレシピも。好みや気分に合わせて具材を工夫すれば、毎日でも飽きずにホットサンドメーカーを使い倒せるでしょう。
今回はダイソー ホットサンドメーカーを含む、ホットサンドメーカー全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、ホットサンドのおいしさの検証です。
実際に週3回以上朝食にトーストを食べているモニター10人が、焼きたてのホットサンドを試食。サクサク感・香ばしさ・具材のあたたかさをチェックしています。
<材料>
焼き上がったホットサンドはサクッとした食感で、モニター10人中7人が満足と回答しました。表面はまんべんなくこんがりと焼かれていますが、圧着するタイプではないため、パンのモチっと感を残せたのもポイントです。仕上がりを称賛する口コミどおり、おいしいホットサンドが作れます。
本商品の熱源は直火式。自分で火加減を調整する必要があり、比較したなかでもおいしく焼き上げるのにコツを要するタイプです。その反面、様子を確認しながら調理ができるため、好みの食感に調節しやすいともいえます。
<サクサク感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
焼き目がしっかりとついていて、香ばしさも感じられます。試食したモニター10人のうち7人が香ばしさに満足と回答しており、「風味を引き立てる香ばしさがあった」「香ばしさをかなり感じた」と好意的なコメントが寄せられました。
比較したなかには加熱が弱く、サンドイッチをあたためただけのように感じる商品も。本商品はこんがり焼けたパンの風味も味わえるため、食感・香ばしさどちらにもこだわりたい人におすすめです。
<サクサク感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ムラなく焼き上げられ、中の具材にも熱が通っていました。モニターからは「熱々でほくほく」「チーズもトロトロ」などのコメントが寄せられ、10人のうち6人が具材のあたたかさについて満足と回答しています。
一方、人によっては「玉ねぎに少しシャキシャキ感が残っている」という指摘も。機械にお任せの電気式の商品と違って、直火式の本商品は焼き加減を調整できるので、具材によって加熱時間を増減するとよいでしょう。
なお、本商品は圧着ができる設計ではありません。比較したなかでもしっかりプレスできる圧着タイプの商品は、よりしっかり中の具材まで火が通る傾向がありました。本商品も十分おいしく食べられる火の通り具合でしたが、ジューシーに仕上げたい場合には圧着タイプも検討しましょう。
<サクサク感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、具材のこぼれにくさを検証しました。圧着機能の有無・強弱を確認し、食べるときの具材のこぼれにくさを評価しています。
検証の結果、本商品には圧着機能がないため、食べるときにこぼれやすいことがわかりました。比較したなかでも食パンのフチをしっかり圧着するタイプの商品は、食べ進めても端から具材がこぼれにくい傾向があります。とくに子どもがメインで食べる場合は、こぼれにくさを重視して選ぶとストレスが少ないでしょう。
続いて、調理のしやすさの検証です。タイマー機能の有無・パン耳のカットが必要かどうか・ハンドルロックの段階調整機能の有無をチェックし、総合的に調理のしやすさを評価しました。
実際に使うと調理がしやすいとはいえず、毎日使用するにはやや物足りない結果に。耳を切り落とさずにパンをセットできる点は手軽ですが、直火式なので自分で火加減を見守る必要があります。電気式の商品でタイマー機能があるものは、ほったらかし調理ができて忙しい朝にも使いやすい設計でした。
ハンドルロックはついていますが、段階調整ができないのもネックです。一定の厚さにしか対応できないため、使う食パンの厚みや具材の量が限られます。
実際に調理すると、上下のプレートのつなぎ目がはずれやすかったのも気になりました。焼き加減を確認した際に意図せずはずれる可能性が高いので、ヤケドなどに注意して調理する必要があるでしょう。
最後に、手入れのしやすさを検証しました。調理プレートを取り外して丸洗いできるかチェックし、清潔に保ちやすい商品ほど高評価としています。
上下のプレートを分解して丸洗いできるため、手入れのしやすさは非常に優秀です。比較したなかでもプレートを外して丸洗いできるものは、溝や隙間に汚れが残りにくく清潔に保ちやすい傾向がありました。後片づけが楽なので、「洗いやすい」という口コミにも納得です。
熱源 | 直火 |
---|---|
圧着タイプ | |
プレートの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 15cm |
---|---|
奥行 | 35cm |
高さ | 3.7cm |
重量 | 0.4kg |
消費電力 | |
プレート加工 | フッ素樹脂加工 |
推奨するパンの厚み | 8枚切り |
焼ける枚数 | 1枚 |
仕切り | |
付属プレート | なし |
パン耳の切り落とし | 切り落とし不要 |
焼き目の柄 | なし |
コード長 | |
ロックの段階 | |
特徴 |
ダイソー ホットサンドメーカーは、ダイソーの実店舗で購入できます。値段は、執筆時点で税込1,100円。公式サイトでは近くの店舗を検索できますが電話番号の記載がないため、直接店舗で在庫を確認する必要があります。スムーズに問い合わせるためにも、JANコード(4550480118628)・商品名を伝えましょう。
公式サイトからの通販も利用できます。合計金額が税込1,100円以上で注文できるので、本商品は単品でも条件を満たせます。合計11,000円以上で送料無料(沖縄・離党を除く)のため、ほかにほしいものがあればあわせて購入するのがおすすめです。
なお、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、ECサイトでは販売していません。
最後に、しっかりプレスして耳までカリカリに焼ける商品をご紹介します。
電気式ホットサンドメーカーなら、アイリスオーヤマ マルチサンドメーカーダブルサイズがおすすめです。圧着がとても強く香ばしく焼けるため、サクサクしたスナック感覚のホットサンドを楽しめます。タイマー機能で、ほったらかし調理も可能。プレートを取り外せるので手入れもしやすいですよ。
直火式なら、燕三条キッチン研究所 ホットサンドソロ 4w1h_001もおすすめです。耳までカリカリに焼けるうえに、中の具材までジューシーに仕上がりました。上下のプレートを分離して丸洗いでき、手入れも簡単。軽量コンパクトで持ち運びやすいので、キャンプにも持ち出しやすいでしょう。
熱源 | 電気 |
---|---|
圧着タイプ | |
プレートの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 25.6cm |
---|---|
奥行 | 24.5cm |
高さ | 9.7cm |
重量 | 2.3kg |
消費電力 | 900W |
プレート加工 | フッ素樹脂加工 |
推奨するパンの厚み | 8枚切り |
焼ける枚数 | 2枚 |
仕切り | |
付属プレート | ワッフルプレート、ホットサンドプレート |
パン耳の切り落とし | 切り落とし不要 |
焼き目の柄 | 花柄 |
コード長 | 1.8m |
ロックの段階 | 3段階 |
特徴 |
アイリスオーヤマ マルチサンドメーカーダブルサイズ IMS-902をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
熱源 | 直火 |
---|---|
圧着タイプ | |
プレートの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 14cm |
---|---|
奥行 | 28.5cm |
高さ | 4cm |
重量 | 0.405kg |
消費電力 | |
プレート加工 | フッ素樹脂加工 |
推奨するパンの厚み | 6枚切り、8枚切り |
焼ける枚数 | 1枚 |
仕切り | |
付属プレート | なし |
パン耳の切り落とし | 切り落とし不要 |
焼き目の柄 | 4w1hロゴ |
コード長 | |
ロックの段階 | 1段階 |
特徴 |
燕三条キッチン研究所 ホットサンドソロ 4w1h_001をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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