リトルキディーズ リアレインカバー（後ろ乗せ） ver.3+Sをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

前後左右からシャワーをかけたところカバー内の人形はまったく濡れず、高い防水性を発揮しました。

比較したなかには、上半身は濡れていなくても足の甲が濡れてしまった商品もあるのに対し、こちらは足元までしっかりと覆われています。雨のなか移動に時間がかかっても、子どもが濡れる心配は少ないでしょう。

設置は組み立てるパーツが7つ以上と多く、手間がかかります。パネルやバーなどの組み立て、自転車とシートへのベルトの巻きつけなど、比較したなかでも作業工程は多めです。

そのうえ説明書はダイジェスト版で、「わかりにくい」との口コミどおり、説明が不足気味。詳しくはQRを読み込んで、スマホで見ながら作業するようサポートされています。設置が済めばつけっぱなしで保管できますが、初期設置は少し大変です。

盗難防止ロックを通せる穴があるのはよいですが、収納ポケットや折りたたみ機能がない点でも評価は伸び悩みました。

一方、乗せ降ろしはしやすい構造。出入り口が足元から天井まで大きく開くため、スムーズにできました。比較したなかには出入り口が狭く、足が引っかかってしまった商品も。こちらは安全に乗せ降ろしできるでしょう。

ファスナーにはプラスチックの持ち手がついた紐があるため、急いでいるときもさっと開閉できます。

左右のパネルは大きく広がりすぎないつくり。メーカーが謳うように狭いところでも邪魔になりにくく、補助をしてあげれば子供も自分で乗り降りできそうです。

子どもが快適に過ごせる配慮が多くあることから、高い評価を獲得。立体構造で中のスペースは広々とし、窮屈さはありません。

前面のフラップを後ろに固定できるのも利点。晴れた日は気持ちよい風を受けて走行できるでしょう。比較したなかには、前面が開かず風通しが悪いものもありました。

高さ調節機能があり、成長に合わせて長く使えるのも強みです。ヘッドレストの有無に関わらず、好みの高さに調整できますよ。

背面に通気口があるため、閉じた状態でも空気が通りやすい構造なのも魅力です。

ビニールはUVカット仕様。紫外線対策まででき、子どもの快適さにとことん配慮した構造といえるでしょう。

特筆すべきは視界の広さ。比較したなかには、透明部分が狭く閉塞感がある商品も多いなか、前後左右・頭上までぐるっと景色が見渡せます。「子どもも大喜び」と口コミにあるように、憂鬱な雨の日も楽しんで乗ってくれそうです。

停止して振り返れば、子どもの様子もひと目で確認できますよ。親の安心感にも繋がり、運転に集中しやすいでしょう。