ダイソー タンブラー 約350mlをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは蓋付きタンブラーを選ぶうえで欠かせない、こぼれにくさの検証です。実際に水を入れた状態のタンブラーに振る・倒すといった動作をしたところ、中身はまったく漏れませんでした。

比較したほかの商品には飲み口から水が垂れてしまうものもありましたが、本品は蓋・飲み口の両方にパッキンがついており、密閉性が高いのが魅力。しっかり蓋を閉じれば漏れないため、飲み物を持ち運びたいときにぴったりです。振動がある車内でも使いやすいでしょう。

続いて、保温力・保冷力の検証です。

熱湯・冷蔵庫で一晩冷やした冷水を、それぞれ各商品の8分目まで注ぎます。6時間放置したあとの温度を計測し、どれほど変化するか確かめました。なお、検証結果はメーカーの公表値とは関係なく、mybest独自に測定した数値です。

次は、結露のしにくさの検証です。ブロック氷3つと冷蔵庫で一晩冷やした冷水をタンブラーの8分目まで注ぎ、表面を6時間観察しました。

その結果、検証開始から2時間ほどでうっすら湿った状態に。比較したステンレス製の商品には湿り気すら出ず、サラサラした状態を保てていたものもあったなか、本品は触れると指に水滴が付着しました。

4時間後には結露はなくなりましたが、氷が溶け切ってしまったのは気になるところです。周囲がベタベタになるほどではないものの、書類やPCのそばには置かないほうが無難といえます。

最後は、飲みやすさの検証です。実際に各商品を使用し、飲む量を調節しやすいか・飲み口が口元にフィットするかをチェックしました。

口コミでは「飲み口が小さい」との指摘がみられましたが、実際にはそこまで気になりません。口元へのフィット感は高いとはいえないものの、傾ければ飲み物がスムーズに口の中へ流れてきました。

比較したほかの商品には、飲み口が小さすぎて少量ずつしか飲めないないものもありましたが、本品は傾ける角度によって飲む量を調節可能。のどが乾いているときも、冷たい飲み物をゴクゴク飲めますよ。