【徹底比較】真空断熱タンブラーのおすすめ人気ランキング【2025年】

保温力の高さの検証では、70.1℃のお湯を入れて3時間放置しても、温度は11.8℃しか下がりませんでした。淹れたてとほとんど変わらない温かさを感じられるため、時間をかけてゆっくり飲み切れるでしょう。−60℃の恒温装置のなかで2時間放置しても、お湯の温度は18.1℃しか下がらず、寒さが厳しい冬でも使いやすい保温性を誇っています。冷水を入れて3時間置いても2.1℃しか上昇せず、保冷力も優秀でした。

蓋がスクリュータイプで飲み口にも蓋があるので、実際に水を入れて倒しても一切中身が漏れませんでした。カバンに入れて持ち歩いても、荷物が濡れる心配をしなくて済むでしょう。

手入れのしやすさも申し分ありません。洗うパーツが2つしかないうえにパッキンを取り外す必要もなく、サッときれいにできます。食洗機に対応していないことは惜しい点。スライド式の蓋は入念に洗う必要がありますが、洗い物の量が一気に増えるような感覚にはならないでしょう。

2段階で蓋を開ける構造は少々手間ですが、性能と使い勝手のよさを兼ね備えたタンブラーです。どれにするか迷った場合は最初にチェックしてください。

漏れにくさも良好。蓋がスクリュータイプなので振動があってもこぼれにくく、倒しても中身がまったくこぼれませんでした。カバンのなかに入れやすく、持ち運べることも利点です。

洗うパーツが2つと少なく手入れしやすいところもうれしいポイント。洗いやすいシンプルな形状で、パッキンの取り外しも必要ありません。ただし、口径が狭くて底まで手が届かない可能性があるため、専用のスポンジを用意しなければならない点は少し気になります。食洗機非対応なのも惜しいポイント。

保冷力の高さには非常に満足できます。冷水を入れてから3時間後の中身の温度は3.5℃しかあがっておらず、検証開始時とほとんど変わらない冷たさをキープ。一方、70.2℃のお湯を入れて3時間後には19.2℃下がり、ぬるさは感じるものの、まだ温かさを保っている状態でした。−60℃に設定した環境のなかで放置すると大きく温度が下がったため、冬場は早く飲み切ったほうがよさそうです。

水を入れて4回倒しても漏れは発生せず、万が一倒してしまっても周りを汚す心配が少ないことも利点。容量は355mLとスタバであれば、トールサイズがギリギリ入る大きさです。

手入れのしやすさはトップクラス。洗うパーツは蓋と本体の2つのみで、本体は底まで十分に手が届く設計です。ただし、劣化しやすくなるため食洗機で洗うことは推奨されていません。手間が少ないので手洗いで対応するのが無難でしょう。

ストロー付きであるもののストローに蓋がついているため、倒してもまったく水が漏れませんでした。移動中だけ蓋をすれば難なく持ち運べそうです。容量は600mLと多めで、スタバのグランデサイズも余裕で入ります。

保冷力も高く、注いだ冷水は3時間後でも3.6℃しか温度があがりませんでした。70.1℃のお湯は3時間放置すると18.0℃下がったものの、温かさは感じられます。しかし、−60℃の環境で2時間放置するとお湯の温度は30℃近くまで下降したため、寒い日に持ち歩く場合は早く飲み切ったほうがよいかもしれません。

ストロー付きで蓋を開ける手間がないので、片手でもすぐに飲める点は大きな強み。一方、ストローにシリコンカバーがついているため、取り外しと装着には手間がかかります。お手入れ時には合計5つのパーツを洗う必要があることも難点でした。パーツは多いものの、食洗機に対応しているので、食洗機がある人なら簡単にお手入れできるでしょう。

保冷力は高く、冷水を注いでから3時間経過しても中身の温度は4℃しか上昇せず、冷たい状態を保てました。一方、保温力は少し劣り、70.2℃のお湯を入れてから3時間後には21.1℃も温度が下がりました。-60℃の環境で2時間放置すると38.2℃も下がり、常温ほどの温かさに。室温であれば温かさは保てますが、時間が経つにつれてぬるさが際立ちやすいでしょう。

洗うパーツは蓋・パッキン・本体の3つだけで、食洗機洗浄にも対応しています。手洗いの場合も本体の底まで手が届きやすく、特に不満は感じないでしょう。パッキンの取り外しが必要ですが、上下の指定がないため、毎回確認する手間は省けますよ。

漏れにくさも申し分なく、万が一倒れてしまっても中身はまったくこぼれませんでした。容量は350mLと、スタバのトールサイズがぴったり入る程度です。

飲みやすさもおおむね良好。蓋を開け閉めする必要がありますが、慣れれば手軽に扱えます。運転中の車内など少し不安定な場所に置く可能性がある人は、検討してもよいでしょう。