オーガニック素材で肌触りが良いのが評判の「オーガニックガーデン オーガニックコットン パイル&天竺股おむつ」。インターネット上でも高評価の口コミが見られる一方で、「薄くておしっこを吸わない」といった不安になる口コミもあるので、いざ購入しようと思っても躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、オーガニックコットン パイル&天竺股おむつを実際に使って、肌あたり・吸収性・速乾性を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
オーガニックコットン パイル&天竺股おむつは、速乾性に優れているものの、吸水性や漏れが気になる布おむつでした。
水分を弾きやすい素材なので、サイドやバックからの漏れ出しには注意が必要。さらに、やや薄手の生地ということもあり、横漏れだけでなく染み出しを防ぐうえでも重ねて使ったほうが良いでしょう。5枚組パックになっているので、おしっこ量に合わせてうまく組み合わせてみてくださいね。
また、洗濯を重ねるごとに損なわれてはいくものの、自然で柔らかな風合いはオーガニックコットンならでは。速乾性の高さや素材の安全性は評価できるので、ほかの布おむつも併せて使うなどして、うまくローテンションするのがおすすめです。
オーガニックコットン パイル&天竺股おむつは、肌触りの異なるリバーシブル仕立てです。天竺素材のボーダー面は、肌触りが柔らかくサラリとしているのが特徴。伸縮性にも優れていて、赤ちゃんの丸いお尻に心地よくフィットします。
一方、無地の裏面は、タオルと同様のふんわり優しい肌触りが特徴のパイル素材。赤ちゃん用品や夏場に使われることの多い素材ですが、実は保温性も優秀。おむつを当てたときに、赤ちゃんのお尻がヒヤっとしないのも嬉しいポイントです。
オーガニックコットン パイル&天竺股おむつは、2重構造により吸収力を高める仕様になっているのも特徴です。天竺とパイルの2つの素材を組み合わせて2重構造にすることで、おしっこをしっかりキャッチ。
天竺もパイルもともに吸収力に優れた素材で、そのうえ通気性と吸湿性も良いので、不快なムレの軽減も期待できそうですね。
ただし、吸収力を高める仕様とは言え、成形タイプのオーガニックコットン パイル&天竺股おむつは、輪おむつのように厚み調整などができません。そのため、おしっこの量が多いときは重ねて使うことが推奨されています。1枚でしっかり吸収するものを探している方は注意してくださいね。
商品名にオーガニックコットンと入っていることからも分かるように、 100%オーガニックコットンで作られているのもこのおむつの魅力です。化学肥料・殺虫剤・除草剤などを3年間使用していない農地で栽培された綿花を使用し、染色にも化学薬品や化学染料は不使用。デリケートな赤ちゃんにも安心して使えますね。
また、素材だけでなく縫製にもこだわりがあり、日本国内で職人さんの手によって、一つ一つ丁寧に作られているのもポイント。赤ちゃんの肌に触れるものはできる限りこだわりたい、というママにピッタリですよ。
吸収力が高く洗濯後に畳む手間がかからないことでも人気の成形おむつですが、重ねて使えばさらに吸収力がアップするうえ横漏れもシャットアウト出来ますよ。
おすすめなのは、成形おむつの下に輪おむつを重ねる方法です。おしっこの量が少ない時は洗濯がラクな成形おむつだけを交換すれば良く、量が多い時にもしっかり吸収できるのが◎。さらに、厚みが適度に抑えられ、輪おむつを2枚重ねしたときのように着ぶくれてしまうこともありません。
横漏れを防ぐには、輪おむつの両端を厚めに折りたたんだ中に、成形タイプのオーガニックコットン パイル&天竺股おむつを重ねるのがおすすめ。赤ちゃんのお肌に優しい素材なので、重ねて上手に使用してくださいね。
リサーチした中で多く見られたのが、おしっこを吸収する力が弱いという口コミでした。薄くて低月齢のときから一枚では使えないという声や、おしっこを弾いて横から漏れ出してしまうといった声などが見られました。
「おしっこの吸収力が低い」という、かなり気掛かりな口コミも見られるオーガニックコットン パイル&天竺股おむつ。素材にこだわっている商品だけに、実際のところはどうなのか気になりますね。
そこで今回は、オーガニックコットン パイル&天竺股おむつを実際に使って、以下の2点について検証してみました。
検証①:肌あたり
検証②:吸収性
検証③:速乾性
まずは、赤ちゃんのお尻に安心して使うために重要な、肌あたりについて検証します。お肌に優しいオーガニックコットン100%の素材でできているこちらのおむつ、肝心の肌触りはどうなのでしょうか?
洗濯・部屋干しを3セット繰り返し、1セット終わるごとに肌ざわりを確認して変化具合をチェック。手の甲・手のひらで撫でてみて、チクチクしないか・繊維は毛羽立っていないか・表面は固くないかといった観点から5段階で評価しました。
もとはオーガニックコットンならではの自然な風合いで、タオルのように柔らかくサラッとした風合い。しかし、洗濯・部屋干しを3回繰り返してみたところ、やや硬くなりガサつきが気になるようになりました。2回目の洗濯後から生地の風合いに変化が見られたため、3.9点という評価に。
もとの肌触りが良いだけに、確実に柔らかさが損なわれ固くなってしまうのが残念。とは言え3.9点という評価のとおり、他の布おむつと比較してもまあまあ柔らかさはあり、自分の赤ちゃんに使っても良いと思えるレベルでした。
なお、メーカーは、出来るだけ化学物質の入っていない洗剤を使用する・ネットに入れて洗濯するという洗濯方法を推奨しています。正しい方法で洗濯することでより風合いを長持ちさせることができるので、使用の際はお手入れ方法をしっかり確認してくださいね。
続いては、布おむつを使ううえで大切なポイントとなる、吸収性について検証します。「おしっこの吸いこみがあまい」「弾いて横漏れする」といった口コミもみられましたが、実際にはどうなのでしょうか?
吸収性を測るために、30mlの水を布おむつに染み込ませ、裏側への染み出し具合・吸収せず弾いてしまわないかなどを検証し、5段階で評価しました。30mlという水分量は、3ヵ月程度の赤ちゃんの1回あたりのおしっこ量を想定しています。
水を注いでみたところ、完全に吸収せずに生地表面でかなり弾く様子がみられました。吸収されなかったおしっこの逃げ場がなく、そのまま流れてサイドやバックから漏れ出てしまいそうな不安も残るため、評価は3点。
漏れるという口コミも納得の弾き具合であることや、メーカーが重ね使いで調整することを推奨していることからも、まだ月齢が低い赤ちゃんであっても重ねて使ったほうが安心です。
ただし、特に注意書きがなかったため、今回は使用前の水通しはせずに検証しています。一度水通ししてから使用することで、吸収力があがる可能性もありますよ。
最後に、布おむつを何枚揃えておくかや、お手入れの手軽さの目安にもなる速乾性について検証します。口コミや販売サイトでは速乾性に関する情報は見られませんでしたが、実際の乾き具合はどうなのでしょうか?
洗濯機で洗った布おむつを一定の湿度に保った室内で干し、完全に乾くまでの時間を計測した結果を5段階で評価しました。
オーガニックコットン パイル&天竺股おむつは、2時間あればほぼ乾いたため4点という高評価に。さまざまな形状がある布おむつの中でも、成形おむつは比較的乾きにくいとされていますが、こちらは2時間でほぼ乾くので使い勝手が良いと言えます。
乾きにくい冬場でも扱いやすいので、布おむつの枚数を増やしたくないママにもおすすめ。また、1セットに5枚入っているので、ローテンションしやすいのも評価できるポイントです。
なお、布おむつをタンブラー乾燥する方もいるようですが、こちらは乾燥機はNGです。縮んだり風合いが損なわれることで本来の機能を発揮できなくなるため、急ぎの場合でも使わないよう注意してください。
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