美容液のようなつけ心地が話題の乾燥肌向け化粧下地、PAUL&JOE(ポール&ジョー) モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01。インターネット上では「うるおい感がある」と評判です。しかし、「カバー力がない」との気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のカネボウやエトヴォスなどの乾燥肌向け化粧下地とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、乾燥肌向け化粧下地選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手化粧品メーカーにて7年間、スキンケア・メイクアップ製品など幅広いカテゴリーの新商品・技術開発に従事。なかでもファンデーションやアイシャドウ、口紅などの技術開発を専門とし、日本国内はもちろん海外市場向けの商品開発も多数経験。 現在はマイベストで年間300点以上のコスメを比較検証。開発現場で培った知識をもとに、成分や処方の背景をふまえながら、専門的な内容もユーザーにわかりやすく伝えることを大切にしながらコンテンツを制作している。
すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「トーンアップ・透明感」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
目次
良い
気になる
ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01は、うるおい感のあるナチュラル肌を保ちたい人におすすめです。成分表を見た理系美容家は、「ヒアルロン酸の配合数が多い」とコメント。比較したなかには物足りなさを感じる商品もあったのに対し、水溶性保湿成分が充実していました。
オイル成分の配合数がやや少ないものの、実際にモニターが商品を使って6時間過ごしてもつっぱり感・粉吹きは気になりませんでした。比較した商品でオイル成分が少ないものは肌のカサつきが気になるも多い傾向に。こちらは「うるおい感がある」という口コミどおり、モニターから「乾燥感はなかった」「もちもちした手触りの肌をキープできた」と好評です。
仕上がりも高評価を獲得。塗布後はほどよく毛穴の凹凸や色ムラをカバーし、ナチュラルなツヤ肌を作れました。比較したなかでベージュカラーの商品は肌悩みを補正しやすいものが多く、こちらも同様。「カバー力がない」との口コミ反し、肌悩みの少ない人ならこれ1つでベースメイクを仕上げられそうです。
なめらかなテクスチャもモニターから好印象。スルスルと伸ばしやすく、「均一に広げやすい」「肌だになじみやすい」とプラスの声が相次ぎました。モニターの好みが分かれたのは、ポンプ式の容器とフローラル調の香りです。スムーズに扱えた人もいたものの、「少量を出すのが難しい」「クセのある香り」と指摘もいくつか寄せられています。
「肌を乾燥から守る」という謳い文句どおり、うるおい感のある肌を長くキープできるのが魅力です。仕上がりも美しく、きれいなナチュラル肌を作れます。とはいえ、使用感にもこだわるなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
実際にポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ乾燥肌向け化粧下地と、保湿成分の充実度(成分分析)・つっぱりにくさ・粉吹きしにくさ・ツヤ肌に見えるか・なめらかな肌に見えるか・使用感それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01は、保湿成分を約90%配合した化粧下地です。角層から肌上までうるおいの膜を形成して、肌を乾燥から守る設計。まるで美容液でラッピングしているかのような濃密なうるおい感を謳っています。
ポール&ジョー ボーテは、フランスのファッションブランドが展開しているコスメラインです。ベースメイクは自然な仕上がりを大切にし、素肌そのものが発光しているかのようなナチュラルな光沢を演出できるコスメを提案。西洋菊をモチーフとしたレトロモダンなパッケージが特徴で、プレゼントでも人気が高いブランドです。
くすみや色ムラをカバーしながら
素肌のようなツヤと透明感のある肌を目指します。UVカット機能は
SPF15/PA+です。
メーカーでは、 うるおい・透明感・素肌感のあるメイクがしたい人や化粧下地だけのナチュラルメイクをしたい人の使用を推奨。スキンケア並みの使い心地が高く評価され、雑誌や口コミサイトでは数多くのベストコスメを受賞しています。
<受賞歴>
カラー展開は、検証した01を含む3色。肌色に合わせて3つの明るさから選べます。公式サイトではパソコンやスマートフォンのカメラ機能で色を試せるので、色選びの参考にしてみてください。
今回は、ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01を含む乾燥肌向け化粧下地全41商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、成分分析です。
理系美容家のかおりさんに協力を依頼し、保湿成分の充実度・オイル成分の充実度をチェックしました。
理系美容家のかおりさんによると、「ヒアルロン酸の配合数が多い」と水溶性保湿成分の充実度は高評価です。保湿剤はBGがメインで、グリセリン・DPGもそこそこの量が入っていると考えられます。
一方で、オイル成分の充実度はもう一歩といったところ。専門家は「オイル成分は感触調整として入っている程度で、保湿力は高くなさそう」とコメント。比較したなかではオイル成分が豊富に含まれている商品は乾燥崩れを防げる傾向がありましたが、こちらは極度の乾燥には物足りない場合もありそうです。
続いて、つっぱりにくさ・粉吹きしにくさの検証です。
20〜40代の乾燥肌の女性モニター10人が、朝のメイクで下地のみを塗って普段どおりに過ごし、6時間後の肌の状態をチェックしました。
モニターが6時間後の状態を確認したところ、ほぼ全員が「つっぱり感はない」とコメント。比較したなかではオイル成分が少ない商品は肌のカサつきが気になるものが多かったのに対し、こちらは「乾燥感はなかった」「もちもちした手触りの肌をキープできた」とモニターから評価されました。
保湿力の高いオイル成分の配合は少なめですが、「うるおい感がある」という口コミにも納得の結果です。
<つっぱりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
粉吹きに関しても「粉吹きは気にならなかった」と、モニターの過半数から高い評価を獲得しました。比較したなかではほとんどの商品が粉吹きはあまり気になりませんでしたが、こちらも粉吹きやひび割れが起こりにくく「肌を乾燥から守る」という謳い文句に納得です。
目元や口元など部分的な粉吹きを訴えた声は一部あったものの、乾燥肌の人でも使いやすいでしょう。
<粉吹きについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、ツヤ肌に見えるか・なめらかな肌に見えるかの検証です。
20〜40代の乾燥肌の女性モニター5人が商品を肌に塗って、ツヤ肌に見えるか・毛穴の凹凸や赤みがカバーされなめらかな肌に見えるかをチェックしました。
モニターが肌に塗ってみると、「不自然にキラキラしていない」「ゆでたまごのようにきれい」とツヤ感は好評。肌の色ともすぐになじみ、白浮きせずに肌を明るく見せれました。健康的なフレッシュな肌を目指す人にぴったりです。
比較したなかでは、微細なパール入りの商品は自然な柔らかいツヤを演出できるものが多数ありました。こちらもシャンパンゴールドパール配合で、「素肌のようなツヤ」という謳い文句どおりの仕上がりです。
<ツヤ感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
口コミには「カバー力がない」とありますが、実際に使うとほどよいカバー力を発揮。モニターからは、「毛穴が目立たなくなった」「色ムラもほんのりカバー」との声が聞かれました。
比較したなかでもベージュの色つきの商品は、毛穴の凹凸や赤みをナチュラルに補正できるものが多い傾向がありました。こちらもベージュカラーで、肌悩みの少ないナチュラルメイク派の人はこれ1つできれいな肌を作れそうです。
少数ですが「あまりカバーできなかった」という声もあったため、肌悩みの状態に合わせてカバーの高いファンデーションを併用しましょう。
<毛穴のカバー力についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、使用感の検証です。
20〜40代の乾燥肌の女性モニター5人が商品を使用して、テクスチャ・容器の使いやすさ・香りのよさをチェックしました。
テクスチャは、みずみずしいの質感のリキッドタイプです。モニターがチェックしたところ、「スルスル伸びて均一に広げやすい」「肌になじませやすい」と好感触。比較した商品には固めで伸びにくいテクスチャもあったなか、こちらはサッと塗ってもしっかり肌に密着するでしょう。
ベージュの色つき下地なので、ムラができないように丁寧に塗り広げてくださいね。
<テクスチャについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
容器の使いやすさはまずまず。ポンプタイプで、モニターの意見は「出しやすい」「出す量を調節するのが難しい」と分かれました。慣れるまでわずらわしさを感じる場合があるでしょう。
比較した半数以上が持ち運びやすいチューブタイプでしたが、こちらはガラス製で家での使用向き。安定感があり倒れにくいため、保管するのはあまり苦にならなそうです。
<容器についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
香りはフローラル系です。実際に使ったモニターから、「高級感がある」とプラスの声が聞かれました。
しかし半数以上のモニターが、「クセがある」「化粧品特有の香りが苦手」と指摘しています。比較したなかにはほぼ無臭で香りが気にならなかった商品もあったのに対し、においに敏感な人は注意が必要です。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
質感 | ツヤ |
---|---|
特徴 | デパコス |
良い
気になる
内容量 | 30mL |
---|---|
PA(公称値) | PA+ |
SPF(公称値) | SPF15 |
石けんでオフ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
3,700円
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使用量の目安は1プッシュ程度。ファンデーションの前に、手のひらにディスペンサーから適量をとり、顔全体にムラなくのばしましょう。
(参照:公式サイト)
ポール&ジョーはファンデーションもベストコスメを受賞している人気商品がそろっています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
<ファンデーション>
価格は執筆時点・公式サイト参照
ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー 01の取扱店舗は、全国の百貨店です。お近くのお店は公式サイトから検索できます。執筆時点の値段は税込3,850円(公式サイト参照)です。
自宅で購入する場合は、公式オンラインストアが便利。住所を知らない相手にもギフトを送れるeギフトに対応しているため、贈り物にもおすすめです。3種類のプライマーを無料で試せるサンプルセットも注文できますよ。送料は税込4,400円以上の購入で無料です。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも販売を確認できました。もし利用する場合は、信頼できるお店かどうか慎重に検討するようにしましょう。
最後に、より使用感の評価が高かった商品をご紹介します。
カネボウ クリーム イン デイは、独自に開発したクリーム処方を採用し、化粧下地としても使える朝用クリーム。保湿成分・オイル成分ともに充実していて、乾燥肌や秋冬シーズンにもおすすめの商品です。使用中はほんのりとフローラルの香りが心地よく広がり、モニターから好評でした。
エトヴォス ミネラルUVアクアセラムは、日焼け止め・美容液・化粧下地の3つの機能が備わった日中用美容液。保湿成分が充実しているだけではなく、敏感肌へも配慮した処方が特徴です。香りは柑橘系やフローラル系で少々強めですが、塗布すると弱まるため、気になりにくいでしょう。
質感 | ツヤ |
---|---|
特徴 | デパコス |
良い
気になる
内容量 | 40g |
---|---|
PA(公称値) | +++ |
SPF(公称値) | 20 |
石けんでオフ可能 |
カネボウ クリーム インデイをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
質感 | ツヤ |
---|---|
特徴 | デパコス |
良い
気になる
内容量 | 30g |
---|---|
PA(公称値) | PA+++ |
SPF(公称値) | SPF35 |
石けんでオフ可能 |
ETVOS ミネラル UV アクアセラムをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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