TANITA タニタ インナースキャンデュアル RD-906
タニタ インナースキャンデュアル RD-906は、体重や体脂肪率の正確性を重視したい人や、筋肉の質も計測したい人におすすめです。体重や体脂肪率の計測精度にはほとんどずれがなく、正確な結果を表示してくれます。また、計測項目数も基本項目を含めて10種類と豊富。比較した商品のなかで唯一、筋質の測定が可能なため、日々のトレーニングの成果を確認することができます。計測速度は非常に速いとはいえませんが、使っていて不便に感じるほどではありません。残念なのは、明るい場所での視認性が低い点。黒背景にピンクや緑の文字色が表示されるので、画面が見づらい印象です。しかし、それ以外はすべての項目で高い評価を獲得した文句なしの逸品。どの体組成計を買うか悩んでいるなら、ぜひ検討してみてください。
stAnのサウナスーツは、発汗量やお手入れの手軽さを重視する人におすすめです。洗濯機で洗えて脱水までできるのが特徴的。速乾性はいまひとつですが、脱水しているので干すときに水が垂れないのは大きなメリットといえます。運動時の発汗量は56gとトップクラスの多さでした。手首や裾がしぼられた形状で、フードはあごまで隠れる大きさなので、熱を逃さずしっかり汗をかけます。ただし、汗が滴ってしまうのはネック。気になる人はインナーを着るなど工夫してください。生地はストレッチ性があり、モニターからは「深く膝を曲げてもつっぱらない」との感想が出ています。ただ、大きな動きをすると深めのフードが邪魔になる可能性があるので、適宜外すとよいでしょう。肌触りも良好でペタペタせず、「中の素材が貼り付かず、サラサラしている」というコメントもあります。汗をかいても、くっつかないのはうれしいですね。動いてもシャカシャカ音はなく、少し生地の擦れる音がする程度。静かに動けるので、フィットネススタジオなどでも着用しやすいですよ。
SIXPADのサウナスーツは、しっかり動いて汗をかきたい人におすすめです。使い心地の検証ではトップクラスの評価を獲得。伸縮性・フィット感が高く、サラッと軽い着心地が好評でした。加えて動作時の音も気にならず、室内での使用にも向いています。また、運動による発汗効果も良好です。15分間有酸素運動したあとにかいた汗の量は、55gと十分な結果に。たくさん汗をかいても下に垂れにくかったのも印象的でした。ただし、裏地が肌にくっつきやすいため、汗を拭き取るとよいでしょう。一方、手入れのしやすさはいまひとつ。洗濯機は使用不可のため、手で洗う必要があります。また、乾きにくく、干していると水滴が垂れてしまう点もネックです。毎日使用したい人は、洗い替えがあるとよさそうです。執筆時点の価格は、税込18,480円(公式サイト参照)でした。比較した商品のなかでは高めではあるものの、持ち味をふまえたうえで、長く使いたい人や汗をたくさんかいて本格的にトレーニングしたい人はぜひ検討してみてください。
今回検証したオムロンの体組成計は、体重や体脂肪率をできる限り正確に測りたい人・部位ごとに計測をしたい人におすすめです。体重の計測精度の検証では、医療用の体組成計とまったく同じ数値を記録。体脂肪率の検証でも誤差は1.8%とかなり少ない結果でした。どちらも非常に精度が高く、体の変化を正しく把握したい人にぴったりです。項目数の検証では、全身の筋肉量を計測できないデメリットがありましたが、代わりに部位別の皮下脂肪率および骨格筋率の計測が可能。部位ごとに身体の状態を確認できるので、トレーニングやダイエットに重宝します。さらに、画面の見やすさはトップクラス。かがまずに計測結果を確認できますよ。残念だったのは、計測にかかる時間が16秒とかなり遅いところ。しかし、計測精度の正確性・検証項目数の多さ・画面の見やすさが高評価だったために、順位を伸ばしました。計測完了までの時間さえ気にならなければ、とても優秀な体組成計です。
タニタサイズ カロリージャンプは、モチベーションを維持して運動を続けたい人におすすめです。検証では跳ぶだけのシンプルな商品が多かったなか、回数と消費カロリー目安が確認できるカウンターが付属。運動量を確認しながら跳べます。エア縄跳び用の重りもついており、天気が悪い日・寒い日でも室内で運動できますよ。比較したなかにはギュッと結んでほどくと跡がつく商品もありましたが、こちらはすぐU字に戻って跳びはじめられました。ロープは柔らかいビニール製で、身長に合わせて簡単にカット可能。使いやすさに配慮した商品といえるでしょう。ただし、肝心な跳びやすさはいまひとつ。「跳び続けにくい」という口コミ同様、15秒間の前跳び・うしろ跳びで跳べた平均回数は、ほかの商品と比べてやや少なめでした。速い前跳びでは、モニターの6人中4人が引っかかってしまう結果に。個人差も大きく、縄跳び初心者には向かない印象です。ロープを回しやすくするベアリングがないうえ、グリップのクッション性もあまり高くありません。機能性にこだわるなら候補に入れてほしいですが、快適に長く跳び続けたい人はほかの商品を含めて検討してみてください。
FEELCATの縄跳びは、スムーズに跳び続けられる商品をお探しの人におすすめです。6人のモニターが15秒間前跳びをしてみると、比較した全商品の平均28.2回(※執筆時点)を上回る平均31.1回という結果に。スピードを速めても引っかかりにくく、モニターからは「動かし方を考えずに跳べる」「回していて疲れにくい」と声があがっています。しかし、一部のモニターからは、「うしろ跳びは回しづらい」との指摘も。実際に15秒間うしろ跳びを行ったところ、平均17回と検証した商品のなかではやや少なめでした。丈夫なワイヤーロープタイプなため、ハサミで切って長さ調節するのはやりづらい印象です。一方、ビニールタイプと違ってクセがつきにくいのは魅力。結んで保管していても、出したときに絡まずすぐ跳べるでしょう。厚手のグリップは賛否両論。「軽くて握りやすい」というコメントがあったのに対し、「クッションが厚すぎる」「持ち手が小さい」といった意見もあがっています。手にフィットして扱いやすい縄跳びをお探しなら、ほかの商品も含めて検討してみてください。