40代アイクリームのおすすめ人気ランキング【2025年】

シワやハリの低下が気になっている人は、レチノール・ナイアシンアミドといった成分に注目しましょう。これらはシワ改善有効成分として認可されており、シワを改善する効果が認められています。エイジングケアには、シワ改善有効成分が一定濃度配合された医薬部外品がおすすめです。

レチノールはビタミンA誘導体の一種で、肌のハリをアップする効果が期待できます。年齢とともに減少するコラーゲンの生成を促進する作用もあり、エイジングケア用の医薬部外品に広く使用されています。

ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、肌のバリア機能をサポートする働きがある成分。乾燥や外的刺激から肌を守り、ハリを与える効果が期待できます。レチノールと同様にコラーゲンの生成を促す働きもあり、比較的デリケートな肌をいたわれるのが特徴。敏感肌の人には、レチノールよりナイアシンアミドが使いやすいでしょう。

乾燥によるカサつきや粉ふきが気になる場合は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分に注目しましょう。どれも高保湿な成分で、うるおいが不足しがちな40代の目元に適しています。どれも人の皮膚に存在している成分ですが、年齢を重ねるほど減少するため、化粧品から補うのが理想的です。

セラミドは人の角質層に存在する成分で、肌のバリア機能を維持し、水分の蒸発を防ぐ役割があります。セラミドが不足すると肌が乾燥し、バリア機能の低下から外部刺激に敏感な状態に。花粉などの外的刺激で肌荒れが起こりやすい人は、セラミド不足の可能性が高いでしょう。

ヒアルロン酸は、1gで6リットルもの水分を保持できる保湿成分。角層をうるおいで満たし、ふっくらとした肌に導く効果が期待できます。コラーゲンも保水力が高いため、継続的に塗布すればハリのある肌を維持できるでしょう。乾燥を防ぐとともに、バリア機能をサポートする働きもあります。

美白ケアには、トラネキサム酸・プラセンタ・ビタミンC誘導体などが効果的。シミのもととなるメラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを防ぐ効能が認められています。選ぶ際は、このような成分が美白有効成分として一定濃度で配合されている、医薬部外品が狙い目です。

トラネキサム酸は、メラニンを生成するプラスミン・プロスタグランジンといった物質の働きを抑え、シミを予防する作用があります。また炎症を抑える働きもあるため、敏感肌の人や、肌荒れを予防したい人にも適しているでしょう。

プラセンタは、人や動物の胎盤から抽出される成分です。メラニンを生成するチロシナーゼという物質の働きを阻害し、シミを予防する作用があります。肌のターンオーバーをサポートする働きにより、肌のターンオーバーを促進する働きにも期待できますよ。

ビタミンC誘導体は、ビタミンCを改良して安定性を高めたもの。プラセンタと同様にチロシナーゼの働きを阻害する作用がある成分です。また、シミを予防するためには日中は日焼け止めもしっかり使用し、トラネキサム酸クリームと併用するのをおすすめします。