ホラー映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

アカデミー賞主要5部門を独占した、映画史に残るサイコスリラーの金字塔です。アンソニー・ホプキンスが演じたレクター博士は、わずか十数分の登場ながら強烈なインパクト。クローズアップを多用したジョナサン・デミ監督の演出も特筆に値します。

カリスマシェフが極上の料理をふるまい、予約が取れないことで知られる孤島の高級レストランが舞台のサスペンスです。レストランを訪れた若いカップルに、シェフが極上のメニューを用意。完璧なフルコースのメニューには、想像を超えたサプライズと驚愕の結末が添えられていました。

女優クリスの12歳の娘リーガンはあるときから何かに憑かれたかのように振る舞うようになります。彼女の異変は顕著になりますが、病院の科学的な検査でも原因は判明しません。やがて醜い顔に変貌したリーガンは緑色の汚物を吐き、神を冒涜するような卑猥な言葉を発するようになります。

スティーブン・キングの小説を、スタンリー・キューブリック監督が映像化した作品です。冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきますが、そのホテルは過去に管理人が家族を惨殺する事件が起きていました。主演のジャック・ニコルソンがみせる狂気に満ちた怪演は見どころです。

遺体安置所を舞台に身元不明女性遺体の検死から、さまざまな怪現象が巻き起こる恐怖をリアルな解剖シーンの描写を交えて描いたホラー作品。閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生します。監督は「トロールハンター」を手がけたノルウェー人監督アンドレ・ウーブレダルです。

スウェーデンの奥地の村で開催される、90年に一度の祝祭日を舞台にしたホラー作品。まるで楽園のような場所でしたが、次第に不穏な空気が漂いはじめ、想像を超える悪夢が始まります。「ヘレディタリー 継承」が高い評価を集めたアリ・アスター監督の第2作です。

死者の姿が見える少年と、彼を担当する小児精神科医の交流を衝撃的な展開で描くサスペンススリラーです。M・ナイト・シャマラン監督の出世作となった作品。少年コール役を務めたハーレイ・ジョエル・オスメントはアカデミー助演男優賞にノミネートされ、天才子役として名を知らしめました。

「嫌われ松子の一生」「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、岡田准一を主演に迎え、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。黒木華・小松菜奈・松たか子・妻夫木聡らが顔をそろえます。幸せな家族に襲い掛かる恐怖を描いた作品です。

ある静かな田舎町で児童失踪事件が相次ぐなか、内気な少年・ビルの弟が大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消します。世界中の読者にトラウマを植え付けた、ホラー小説の大家スティーヴン・キングの最恐小説の映画化。「MAMA」の監督であるアンディ・ムスキエティがスリル満載に描いています。

清水崇監督によるオリジナルホラービデオの劇場版第1弾。奥菜恵・伊東美咲・映画初出演の上原美佐が出演しています。惨劇のあった一軒家に関係する人々に降り掛かる、身の毛もよだつ恐怖を描いた日本製ホラーの傑作です。

幼い頃、自分とそっくりな少女に遭遇したことで失語症となったアデレード。「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督が、ドッペルゲンガーが引き起こす強烈な恐怖を描出しています。社会問題への風刺や巧みな伏線のほか、あちこちに散りばめられたジョークにも注目です。

28歳の孤独なアーティスト・ミナは、贈り物を届ける途中、不気味な森に迷い込みます。森を彷徨うなか、見知らぬ3人とともにガラス張りの部屋に閉じ込められたミナは、「謎の何か」に毎晩監視されることに。A・M・シャインが2021年に出版した同名小説を原作に、謎の監視者の恐怖を描き出します。

殺人鬼レザーフェイスの恐怖を描いた、ホラー映画の金字塔。監督は、これが商業映画初作品だったトビー・フーパーが務めています。アメリカのウィスコンシン州で起こった殺人事件をもとに、旅行中の若者たちがテキサスの片田舎で殺人鬼に襲われる様を描いた作品です。

白人ばかりのパーティーに参加することになった黒人写真家、クリスに襲いかかる恐怖。なぜ黒人が少ないのか、なぜ皆自分にやさしいのか、じわじわ迫りくる恐ろしさから一気に話が展開します。すべてが明らかになった瞬間にこれまでの行動や疑問が解消される、アカデミー脚本賞を受賞した重厚なストーリーです。

大ヒットした「リング」シリーズに続く、角川の都市伝説型ホラーを映画化。この世に恨みを残して死んだ女の霊が携帯電話を通じて伝播し、その死の予告メッセージを受けた者が怪死する事件が発生します。人気女優・柴咲コウの演技力が光る作品です。

最高齢のシリアルキラーが登場するホラー映画「X エックス」の前日譚です。スクリーンのなかで踊るスターの華やかな世界に憧れるパール。カゴの中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生します。

台湾で実際に起きた事件をモチーフに、恐ろしい呪いから娘を守ろうとする母親の運命を、ファウンドフッテージの手法を盛り込みながら描いたホラー映画です。主演は「百日告別」のツァイ・ガンユエン。ケビン・コーが監督・脚本を手がけ、本国台湾で大ヒットを記録した作品です。

ヴィンセントとソフィーが営む肉屋がある日、ヴィーガンの活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の1人を殺してしまいます。死体処理に困ったヴィンセントは、それをハムに加工しますが、ソフィーが勘違いして店頭に出すと人気商品に。戦慄の人間狩りとカニバリズム、夫婦愛のコントラストが利いた不謹慎な笑いが満載です。

今やソリッド・シチュエーション・スリラーの代名詞となった人気シリーズの第1作です。大学時代の映画製作仲間であるジェームズ・ワン監督と、アダム役リー・ワネルのオリジナル作品。低予算ながら、密室劇を利用した巧みなストーリー展開に注目です。

アレックス・メイスの小説を、ロスト・バケーションのジャウマ・コレット＝セラ監督が映画化した作品です。聡明で大人びた少女の恐るべき本性を描いた、ホラーサスペンス。イザベル・ファーマンの演技が光る、衝撃のラストに驚愕します。

平和な村に突如やってきた謎の男に関する噂が広まるにつれ、村人が自身の家族を虐殺するという事件が多発。殺人を犯した村人たちは湿疹で肌がただれ、目が淀み言葉を発することができない状態となります。ただのサスペンスに終わらない、じわじわと迫るホラーめいた恐怖や先の読めない展開が観る者を釘付けにする作品です。

12歳の少女ティンヤは、完璧で幸せな自身の家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばすため、すべてを我慢し自分を抑え、新体操の大会優勝を目指す日々を送っていました。ある夜、奇妙な卵を見つけた彼女は自分のベッドでこっそり温めることに。ついに孵化したそれは、幸福な家族の仮面を剥ぎ取っていきます。

小野不由美による同名ホラー小説を中村義洋監督により映画化。映画化不可能と言われた数々の原作の実写映画化を成功に導いたミステリーの名手が、戦慄のリアルミステリーを誕生させた作品です。主人公の「私」役に竹内結子、久保さん役に橋本愛が共演し、佐々木蔵之介・坂口健太郎・滝藤賢一らが脇を固めます。