ジブリ映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

引越し先に向かう途中、入った店で両親を豚に変えられてしまった主人公の千尋。名を奪われ湯婆婆の営む湯屋で働きながら、不思議な世界に触れていきます。そんななかで知り合った謎めいた少年ハクや先輩のリン、釜爺の手を借りながら困難を乗り越えていくストーリーです。

鉱山で働く少年パズーの前に、空に浮かぶ島ラピュタの秘密を握る少女シータが落ちてくるところから物語が始まります。国防軍につかまってしまったシータを助け、海賊のドーラたちと一緒にラピュタにたどり着く2人の冒険から目が離せません。テレビでもたびたび放映され、そのたびにSNSなどで話題になる作品です。

角野栄子の同名児童文学シリーズを宮崎駿監督が映画化した、長編劇場アニメーション。魔女の母コキリと人間の父オキノのもとで天真爛漫に育ったキキは、古くからのしきたりに従い魔女修行の旅にでます。ほうきで空を飛ぶ力を使って配達屋の仕事を始めた彼女は、少年トンボらと交流しながら少しずつ成長していくストーリーです。

幅広い世代に支持され続けている不朽の名作です。母親の入院を機に引っ越した田舎で、昭和30年代初頭を時代背景に、幼い姉妹と美しい田舎の自然、そしてトトロやネコバスなど奇妙な森の中に住む不思議な生きものたちとの交流を描いた物語。主人公サツキの声を日高のり子、メイを坂本千夏が担当しています。

1000年前の戦争によって文明が崩壊し、自然の脅威に怯えながら暮らす世界、秘境・風の谷に航空機が墜落し軍が侵攻を開始。平和に暮らしていたナウシカたちの状況は一変し、大国同士の争いに巻き込まれていきます。宮崎監督とさまざまな作品でタッグを組んできた高畑勲がプロデューサーを務めた作品です。

2004年公開の宮崎駿監督作品です。原作は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの魔法使いハウルと火の悪魔。魔女の呪いで90歳の老婆になってしまった少女ソフィーが、荒地をさまよった末に町の人々が恐れる魔法使いハウルの住まいである動く城にたどり着き、住み込みの家政婦として働き始めることから物語はスタートします。

室町時代の日本を舞台に、荒ぶる神々と人間との争いを描いた大作アニメーション。自分にかけられた呪いを解くために西へと向かったアシタカは、もののけ姫と呼ばれる少女サンに出会い、呪いをかけられてしまった理由を知ることになります。カウンターテナーの米良美一が歌う主題歌も広く知られている作品です。

宮崎駿監督・原作・脚本の劇場用アニメーション作品です。空賊が暴れまわっていた1920年代のアドリア海を舞台に、自分に魔法をかけて豚の姿に変わったポルコ・ロッソの活躍を描いています。本作の主題歌を歌う加藤登紀子が、ヒロイン・ジーナ役の声優も務めました。

柊あおいの同名少女コミックをスタジオジブリがアニメーション映画化。読書が好きな主人公の月島雫と、ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司の2人を描いた青春ストーリーです。宮崎駿や高畑勲の作品を支えてきた名アニメーター近藤喜文の長編初監督作です。

製作期間8年、製作費50億円の娯楽超大作です。日本最古の物語といわれる竹取物語を題材に、罪を犯したためにこの地に下ろされたとされてるかぐや姫の犯した罪、そして罰とは何かを描き出します。高畑勲監督がホーホケキョとなりの山田くん以来、約14年ぶりに手がけた監督作です。

ゼロ戦設計者として知られる堀越二郎と、同時代に生きた文学者・堀辰雄の人生をモデルに生み出された主人公・堀越二郎。戦争へと突入していく1920年代という時代にいかに生きたか、その半生を描いています。宮崎監督が模型雑誌・月刊モデルグラフィックスで連載していた漫画が原作です。

宮崎駿監督がハウルの動く城以来4年ぶりに手掛けた長編アニメーションです。海辺の町で暮らす5歳の少年・宗介は、クラゲに乗って家出した魚の子ども・ポニョに出会います。アンデルセン童話人魚姫をモチーフに、人間になりたい魚と少年の心温まる交流を描いたファンタジーです。

1995年度作、耳をすませばの姉妹編的要素をもつ作品です。車にひかれそうになった猫を助けたことから、猫の国に招かれた高校生少女ハルの冒険を、ジュヴナイル感覚で描いています。作画や演出タッチなど、従来のジブリ作品とは大いに異なり、21世紀のジブリ・アニメの模索の始まりともいえる作品です。

イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」を、スタジオジブリがアニメーション映画化。物語の舞台を北海道に置き換え、心を閉ざした少女・杏奈が金髪の少女マーニーと出会って秘密の友だちになります。杏奈が体験するひと夏の不思議なできごとを描いた作品です。

古い屋敷の床下に住む小人の少女・アリエッティ。人に見られてはいけないという掟のもとに暮らしていましたが、ある日屋敷に引っ越してきた少年に見つかってしまいます。アリエッティの家族に大きな事件が迫っていました。

人間の自然破壊により住む土地を追われそうになったタヌキたちが、住処を守ろうと奮闘する姿をユーモラスに描いた長編アニメです。人間たちを化かして驚かせ、宅地開発をやめさせようと計画し、先祖伝来の化け学を復興させます。一生懸命ですがどこか抜けているタヌキたち、彼らが繰り広げる大作戦の顛末に注目です。

なかよしに連載された少女漫画をスタジオジブリが映画化。16歳の海と17歳の俊の愛と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を縦糸に、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いています。高度経済成長が始まろうとしていた1963年の横浜が舞台です。

高畑勲監督が、岡本螢・刀根夕子原作の同名コミックを映画化した長編アニメーション。10日間の休暇を取って山形へ旅に出る27歳の会社員タエ子が、小学5年生当時の懐かしい思い出を次々と蘇らせていくなかで、本当の自分を見いだしていきます。主人公・タエ子の声を今井美樹、トシオの声を柳葉敏郎がそれぞれ担当しました。

直木賞を受賞した野坂昭如の短編小説を、スタジオジブリの高畑勲監督が映画化。母を亡くした幼い兄妹の清太と節子、夏の夜の蛍は誰の力も借りず2人だけで精一杯生きようとした2人の命の輝きのようでした。終戦間近の神戸を舞台に、戦災孤児の兄妹がたどる悲劇的な運命を描いた名作アニメーションです。

宮崎駿監督の息子・吾朗氏の初監督作品です。西海域に棲んでいるはずの竜が人間界に現れたことをきっかけに、均衡が崩れつつある世界が舞台。アーシュラ・K・ル＝グウィンによる世界的ファンタジー小説が原作です。