香港映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

警察に潜り込むマフィアと潜入捜査官をそれぞれの視点で描いた、香港ノワールの作品です。身分を隠してマフィアに潜入するアンディ・ラウの、命の危険と心の揺らぎに葛藤する姿に息が詰まる物語。トニー・レオンの名演が、緊張感にさらに拍車を掛けています。

アクション映画史上に燦然と輝く名スタントが詰まった、ジャッキー・チェンの代表作です。時計塔からの落下や自転車チェイスなど、渾身のスタントが目白押しの大傑作。ラストで繰り出される、ジャッキーやサモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウの一糸乱れぬ立ち回りも見事です。

サッカーのスター選手ファンは、八百長試合で観客の怒りを買い脚を折られてしまいます。20年後、雑用係にまで落ちぶれた彼は少林拳を信奉し超人的脚力をもつシンと出会い、彼にサッカーを教えることに。拳法の達人たちが繰り出す究極のサッカーが炸裂する、アクションコメディです。

警官223番は別れた恋人を忘れるため、バーで出会った金髪の女性と一夜を過ごすことに。同じ頃、小食店の新入りフェイは、夜食を買いに来た警官663号に恋心を抱き、偶然手に入れた彼の家の鍵で部屋に忍び込みます。香港を舞台に若者たちのすれ違う恋模様を描いた、ウォン・カーウァイ監督の群像ラブストーリーです。

ウォン・カーウァイ監督の第2作目作品です。1960年代の香港を舞台に若者たちの恋愛模様を描いた群像劇で、浮遊感と疾走感の入り混じる語り口と映像美が魅力。レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、トニー・レオンら、6人のトップスターを起用した豪華なキャスティングも必見です。

「恋する惑」のウォン・カーウァイ監督がアメリカを舞台に描いたラブストーリー。脚本のローレンス・ブロックや音楽のライ・クーダーら各界の才能が集結しています。映画初主演のノラ・ジョーンズが演じる、恋人の心変わりで失恋したエリザベスが主人公です。

香港マフィアの組織に身を置くホー、ホーの兄弟分マーク、ホーの弟で兄の逮捕に執念を燃やす刑事キット。香港マフィアの権力抗争を背景に、3人の男たちの友情と確執を描きます。カンフー映画全盛期だった1980年代の香港映画界に、香港ノワールという新たなジャンルを確立した作品です。

香港の伝説的アクションスター、ブルース・リーのハリウッド進出作。鏡張りの部屋で対決するクライマックスや麻薬工場への潜入など、その存在感を強く印象づけたアクションが見どころとなっています。無名時代のジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポーが端役出演しているのもポイントですよ。

タイの製氷工場で働く親戚を頼って香港からやってきた青年チェン。しかし、その会社は裏で麻薬の密売を行っており、秘密を知った仲間が次々と殺されていました。怒りを爆発させたチェンは「喧嘩はしない」という母との誓いを破り、仲間の復讐のため極悪非道な社長一味に単身闘いを挑みます。

ジャッキー・チェンの出世作にして日本初上陸作品です。武術道場主の息子でありながら、カンフーの修行もせずに遊んでばかりのフェイは、カンフーの達人である叔父のもとで修行をすることに。コミカルな内容ながら、さまざまなタイプの酔拳や洪家拳などを次々と繰り出す武術家としてのジャッキーの姿も存分に楽しめますよ。

夢を追い求めて大陸から香港に渡った女レイキウと、夢に戸惑う男シウクワン。レオン・ライとマギー・チャンの2大スターを起用し、香港で出会った男女の愛を10年間の流れの中に繊細に紡ぎます。移民を続ける人々の感情の機微とラブストーリーをみごと融合させ、1997年香港アカデミーではグランプリを受賞しました。

真の普通選挙を求める香港の若者たちによる雨傘運動を追ったドキュメンタリー。2014年、当時27歳だったチャン・ジーウン監督が仲間と過ごした79日間の記録です。大学生のレイチェルや建築業のユウたちと監督自身が行動をともにすることで、怒りと恐怖を共有し、彼らの真っすぐな情熱とやさしさを映し出しています。

ジャッキー＆サモ・ハン＆ユン・ピョウという香港アクション界の三銃士がスペインで大暴れ。バルセロナを中心に全編オールロケを敢行しています。終盤には3人それぞれの決闘シーンがあり、なかでもジャッキーとマーシャルアーツ世界王者ベニー・ユキーデが拳を交えるスピーディな攻防は圧巻ですよ。

実際のホームレス荷物強制撤去事件から、人間の尊厳を問いかける社会派ヒューマンドラマです。濁流に身を任せて生きる流れ者たちが欲しいのは和解金か、謝罪・尊厳か。移民問題や薬物に蝕まれる貧困層など、さまざまな社会問題を浮き彫りにしていく意欲作です。

ジャッキー・チェン監督・主演による人気ポリス・アクション・シリーズの第1弾です。麻薬密売組織を摘発するべく、大掛かりな張り込み捜査に乗り出した香港警察の熱血警官ジャッキー。豪快なカーチェイスや疾走する2階建てバスでの戦い、デパート内での乱闘など、ジャッキーならではの超人スタントは必見ですよ。

壮絶ないじめや受験戦争などの社会問題を描いたサスペンスでありながら、2人が魅せるピュアな魂の交錯が胸を打つ作品です。主演は人気女優チョウ・ドンユイと、国民的アイドルのイー・ヤンチェンシー。第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされています。

酔えば酔うほど強くなる、中国武術最強といわれる酔拳の型をマスターしたウォン。しかし自身の精神的な弱さがたたって、その奥義を極めるまでには至ることができないでいました。大ヒットとなった前作から16年ぶりに制作された、ジャッキーチェン主演の痛快カンフーアクション第2弾です。

「少年の君」で世界から注目を浴びたデレク・ツァンの単独監督デビュー作です。同名のネット小説を大胆に脚色して描かれた2人の女性の物語。彼女たちの半生を丁寧かつドラマティックに綴りながらも、予想だにしなかった結末へと加速する脚本と繊細な演出に目が離せません。

アジアにおけるブルース・リーの人気を不動のものにした名作。清朝末期の上海で、師匠である武術家・霍元甲の変死が日本人柔道家・鈴木の陰謀によるものだと知ったチェンは戦いを挑みます。まさに電光石火と呼ぶしかないヌンチャクさばきに加え、ファンの間で語り草となっている鮮烈なラスト・シーンは必見です。

1970年代のカンフー映画へのオマージュ満載で描かれた、アクションコメディ。「少林サッカー」のチャウ・シンチーが監督・脚本・製作・主演を務めました。次々と現れる刺客を倒していくさまは痛快で、身も心もスカッとする作品です。

スペクタクルなビジュアルと予言的なストーリーで、世界的な人気を誇るSF映画の金字塔です。テクノロジーが進化しながらも退廃し、すさんだ近未来像や哲学的なコンテクストが多くの人を魅了。リドリー・スコット監督の映像センスは高く評価され、この作品の人気を不動のものとしています。

ネオンきらめく香港の街で、男女5人が織りなす切ない恋愛模様を描いたラブストーリー。当初は「恋する惑星」の一部として描かれる予定だったエピソードを、独立した作品として群像劇として完成させました。殺し屋をレオン・ライ、エージェントをミシェル・リーが演じ、撮影をクリストファー・ドイルが担当しています。

キョンシー・ブームを巻き起こした傑作ホラー・コメディ第1弾です。キョンシーの供養や退治を生業とする道士様は、ある日、大富豪のヤンから先代の改葬を依頼。しかし墓を掘り起こすと、そこにはキョンシーになりかかった遺体があり、弟子のミスによって遺体は完全にキョンシー化してしまいました。

アルゼンチンを舞台に、男性同士の刹那的な愛を鮮烈に描いたラブストーリー。トニー・レオンとレスリー・チャンが惹かれながらも傷つけあう恋人同士を熱演しています。独特の美しい映像が印象的な、ウォン・カーウァイ監督によるカンヌ映画祭最優秀監督受賞作品です。