クライム映画・犯罪映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

雪山の山荘で起きた転落死をめぐる、法廷サスペンス作品です。2023年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。関心領域などの話題作が続くザンドラ・ヒュラーが、圧巻の演技で観る者を疑心暗鬼の渦へと引きずり込みます。

5人の前科者による犯罪計画の顛末を、巧妙なストーリー展開で描いたクライム作品です。1995年に製作・1996年に公開され、観る者を圧倒するサスペンス映画の傑作。どんでん返しのある衝撃のラストに目が離せません。

17歳の福田夏奈は同級生の樋口恵未を殺害し、懲役20年の判決を受けます。娘を殺された元夫婦と犯行当時17歳だった加害者の、それぞれの葛藤を描いた作品。魂の救済という重厚なテーマに真正面から挑んだ、サスペンスフルなヒューマンドラマです。

ホテルの夜間受付係として働くアスペルガー症候群の青年・バートは、自分のコミュニケーション能力を向上させようと、客室に監視カメラを仕掛けて人々の行動を観察していました。そんなある日、殺人事件が発生し、勤務中だった彼は第一容疑者となってしまいます。マイケル・クリストファーがメガホンを取ったクライム作品です。

死期の迫った2人の男が海を目指して旅する姿を描き、本国ドイツで大ヒットを記録したロードムービーです。医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出した彼らは、駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出ます。

アカデミー作品賞のほか、全3部門を受賞した作品です。マフィアを率いるマイケルが、父親が襲撃されたのを契機にマフィア間の抗争に身を投じ、父の復讐を果たしていくストーリー。シチリア島出身ファミリーが手を染める、犯罪ビジネスについても描かれています。

大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙、それは連続殺人鬼として逮捕された知り合いの榛村からでした。冤罪だと訴え、犯人がほかにいることを証明してほしいという榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也。しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相が待っていました。

かつて麻薬密売に手を染めていたカップル、ベロニカとパーシー。過去を清算して生きようとしていた2人の前に服役していた悪友・フリードグッドが現れ、3人の運命が狂い出していきます。憎悪・嫉妬・裏切り・欲望が交錯する、禁断のクライム・サスペンス作品です。

バットマンの悪役として広く知られる、ジョーカーの誕生秘話を描いた作品です。社会に見捨てられた男がジョーカーに変貌していくさまを、ホアキン・フェニックスが圧巻の演技で魅せます。悲しみと孤独、善と悪がうねる狂気の物語に、心を揺さぶられる作品です。

巨匠マーティン・スコセッシが、1970年代ラスベガスのカジノをめぐる欲と暴力にまみれた人間模様を描いた骨太ドラマです。ニコラス・ピレッジのノンフィクションを基に、自らが脚本に参加。実力派俳優のアンサンブルはもちろん、70年代ラスベガスを完全再現した美術にも注目です。

少女と青年は運命に導かれるように出会い、やがて彼は彼女を誘拐した罪で逮捕されます。それから15年後、2人は偶然の再会を果たすことに。切な過ぎる宿命に心奪われる本屋大賞受賞作を、広瀬すずと松坂桃李のW主演で映画化した作品です。

親友が殺された事件の真相解明に挑む高校生の姿を描いたクライムサスペンス作品です。サム・マンソンのベストセラーを、アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツ共演で映画化。アメリカの首都＝犯罪の首都と化した実態が、巧みに描きだされています。

リュック・ベッソン監督が、ニューヨークを舞台に放つアクションエンターテイメントです。リュック・ベッソンの名を世界に知らしめた、映画史に残る傑作アクション。劇場初公開時にカットされた22分の未公開シーンを追加し、96年に公開された完全版作品です。

香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクした、クライムサスペンスです。レオナルド・ディカプリオや、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンら豪華キャストが集結。犯罪組織に潜入した警察官と、警察に潜入したギャングの戦いを描いています。

川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕され、事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、彼女の動機を探るため面会を重ねます。希代の問題作とも称された島本理生の小説を、堤幸彦監督が映画化。動機なき殺人事件の真相に迫る、サスペンスミステリー作品です。

アメリカの辺境地を舞台に、現代が抱える問題や現実をあぶりだした社会派サスペンスです。過酷な土地で暮らすネイティブアメリカンの歪んだ生活ぶりと同時に、アメリカが抱える闇を浮き彫りにしている作品。スリリングな展開のなか、衝撃の真相が明らかになります。

大衆向け雑誌の犯罪小説をモチーフに、3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマです。タランティーノ監督の名を世界に知らしめた怪作。複数のエピソードが絡みあう構成やユニークな会話の応酬に加え、絶妙な選曲など、独特なセンスが光る作品です。

パチーノVSデ・ニーロ、2大アカデミー賞俳優が激突する、骨太アクション映画です。仕事に憑かれて一般的な家庭生活が送れない刑事ヴィンセントと、冷徹無比の犯罪組織のボス・ニール。追う者と追われる者の虚々実々の駆け引きとせめぎ合い、避けては通れない運命の直接対決が待ち受けています。

ある日突然、理由もわからぬまま謎の立方体に閉じ込められた男女6人が脱出を目指すストーリー。緊張と不安に苛まれ、人間の本性が露出するなか、さまざまな暗号やトラップをくぐり抜けていきます。1997年公開のカナダ映画「CUBE」の公認リメイク作品ながら、オリジナルの結末に注目です。

爆弾事件に巻き込まれた男の運命を描く、クライムサスペンスです。ヴォータン・ヴィルケ・メーリングが主演を務め、正体不明の脅迫者に翻弄される父親を熱演しています。困難な状況が次々と襲う展開に、最後までハラハラしますよ。

アカデミー賞主要5部門を独占受賞した、映画史に刻まれるサイコ・スリラーの金字塔です。女性を誘拐し、皮を剥いで殺害する連続殺人事件の捜査を任命されたFBI訓練生のクラリス。彼女の任務は、9人の患者を惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め、心理的な面から犯人に迫ることでした。

宝石店を襲撃するため寄せ集められた黒スーツ姿の6人の男たちのクライムドラマです。計画は完璧なはずでしたが、現場には何故か大勢の警官が待ち伏せており、激しい銃撃戦に。強盗計画に失敗した男たちがたどる運命を、独特の語り口で緊迫感たっぷりに描いた作品です。

異様な殺人事件の裏に隠された切な過ぎる真実を描いたヒューマンミステリーです。力強くかつ緻密な人物描写で知られる瀬々敬久監督が、中山七里の傑作小説を映画化。主演の佐藤健が圧倒的な存在感と演技力で観る者を魅了し、阿部寛ら実力派キャストが共演しています。

不自由な体を逆手に取って完全犯罪に挑む車椅子の男性の戦いを、レオナルド・スバラーリャ主演で描いたクライムサスペンスです。事故で妻と娘を亡くし、自らも車椅子生活となったホアキン。2階をある親子に貸し出した彼は、彼女たちが銀行に押し入ろうと企む犯罪者たちの協力者だと知ります。

ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を描いた、クライムサスペンスです。2014年の同名韓国映画を、藤井道人監督がメガホンをとり日本でリメイク。主人公の工藤を岡田准一が演じ、彼を追い詰めるエリート監察官の矢崎役で綾野剛が共演しています。

バウンティハンターのジャックは、L.A.マフィアの会計士で逃走中のデュークの逮捕を依頼され、彼を逮捕します。意気揚々とL.A.行きの飛行機に乗り込みますが、デュークは大の飛行機恐怖症でパニックを発症。立場は違えど、人間くさい男2人の心温まる結末に思わず目頭が熱くなりますよ。