時代劇映画のおすすめ人気ランキング【2025年】

戦国時代、野武士達の襲撃に恐れおののく村に、用心棒として個性豊かな七人の侍が決まります。最初は侍を恐れる村人達でしたが、いつしか一致団結して戦いに挑むことに。世界中の映画人に多大な影響を与えた、黒澤監督の代表作です。

新選組に参加した、名もなき武士のひたむきな生き様を描いた時代劇です。荒れる幕末をおのれの正義で生き抜く壬生の狼と、恐れられた新選組隊士・吉村貫一郎の物語。第27回日本アカデミー賞作品賞のほか、主演男優賞に中井貴一、助演男優賞は佐藤浩市が受賞しています。

たった500人の軍勢が2万人の豊臣軍に挑む、圧倒的スケールのスペクタクル戦国活劇です。和田竜のオリジナル脚本を野村萬斎主演で映画化。大合戦や水攻めのシーンはこれまでの時代劇の域そしのぐ圧倒的な迫力で、クセのある面々が織りなす人間模様も味わい深いです。

佐々木蔵之介が、江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小藩の藩主に扮する時代劇コメディです。優秀なオリジナル脚本に送られる城戸賞を、歴代最高得点で受賞した歴史エンターテイメント。7人しかいないのに大名行列に見せかけるなど、ありえない奇策の数々が笑いを誘います。

本能寺の変を題材に、壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。北野武が構想に30年を費やして監督・脚本を手がけました。武将・忍・芸人・農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れるさまを、バイオレンスと笑いを散りばめながら描きだしています。

キリスト教が禁じられた日本で、棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていきます。マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマです。

やくざの2大勢力が縄張り争いで荒廃した小さな宿場町に流れて来た凄腕の浪人が、用心棒として雇われながらも、逆に両派同士打ちさせようとします。スピード感溢れる映像に、ユーモアを織り込んだ軽快なストーリー。十秒で十人を切ってしまう三船敏郎の素早い立ち回り、クライマックスの二大対決など見応えたっぷりです。

週刊少年ジャンプで連載された和月伸宏の漫画を実写映画化した、アクション時代劇です。伝説の人斬り抜刀斎と名高い緋村剣心が、明治維新以後殺さずの誓いをたて、決して人を斬ることのできない逆刃刀を携えて町から町へ流浪の旅を続ける姿を描いています。主人公・剣心役を演じるのは佐藤健です。

「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり草彅剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描きます。冤罪を着せられたうえに妻も失い、故郷の彦根藩を追われた浪人が主人公です。

世界に黒澤の名を知らしめた歴史的作品です。豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い名作。第12回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。

司馬遼太郎の名作小説を、岡田准一・役所広司・有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。原田眞人監督がメガホンをとり、石田三成の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出した作品です。権謀渦巻くなか、愛と正義を貫き通した純粋すぎる武将、三成の戦いが幕を開けます。

「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督が、藤沢周平の短編小説を原作に映画化。3つの短編をもとに、妻を亡くし、子育てしながら慎ましく生きる武士の姿を描いています。情緒あふれる演出やリアリティに満ちた剣戟シーンが見どころです。

動乱の幕末でわずか6年だけ存在した新選組と、副長・土方歳三の知られざる真実を描いています。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方でしたが、時流は倒幕へ傾いていくことに。剣を手に命を燃やした男たちの、愛と戦いが幕を開けます。

藤沢周平の小説・隠し剣鬼の爪と、雪明かりを原作に、山田洋次監督が映画化。下級武士と奉公にきた娘のせつない愛を描いた作品です。秘剣を身につけた下級武士・片桐宗蔵は、かつて好意を抱いていた奉公人きえが病に倒れたと知って引き取り心を通わせていきますが、藩の江戸屋敷で謀反が発覚しお家騒動に巻き込まれます。

武芸の達人だが職につけない武士の三沢伊兵衛とその妻・たよ。旅の途中、城主に腕を認められた伊兵衛は、藩の剣術指南番に招かれます。現代に失われつつあるやさしさを見事に表現した、心が晴れ晴れとする温かいストーリーです。

黒澤明監督の傑作娯楽時代劇といわれており、名作・用心棒の続編ともいえる作品です。腹黒い家老たちの不正を暴こうとする若侍たちを助けるため、立ち上がった主人公の活躍を描きます。ラストの決闘シーンが見どころです。

日本史上はじめて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の全貌をオールスターキャストで描いた作品です。天正10年、織田信長の後継者は柴田勝家と羽柴秀吉どちらになるのか。双方が多数派工作を行うなか、天下分け目の清須会議が始まります。

佐伯泰英の人気時代劇小説「居眠り磐音 決定版」シリーズを、松坂桃李の時代劇初主演で映画化した作品です。監督は、「超高速！参勤交代」シリーズの本木克英。NHK木曜時代劇ちかえもんを手がけた藤本有紀が脚本を担当しています。

笑いと感動のエンターテイメント時代劇です。「超高速！参勤交代」シリーズの土橋章宏が原作・脚本を担当。コミュ障気味の主人公を演じる星野源や、見事な殺陣を見せる高橋一生ら人気キャストの好演が光る作品です。

明石50万石の藩主を狙う十三人の刺客。中仙道の宿場を舞台に、武士の本質とからませながら展開するサスペンス映画です。東映時代劇スターの片岡千恵蔵・里見浩太郎などが総出演で贈る、傑作娯楽時代劇ですよ。

武士の家計簿で知られる歴史家・磯田道史による評伝・無私の日本人に収録されている一編・穀田屋十三郎を映画化。藩を相手に、前代未聞の大勝負を仕掛けた貧乏庶民たちの奮闘を描くコメディです。阿部サダヲ・瑛太ら豪華キャストが集結し、フィギュアスケートの羽生結弦の出演も話題になりました。

猛将・一文字秀虎は70歳を迎え、家督を3人の息子に譲ろうとします。老後の安楽を求める父に異を唱える三男は秀虎から追放されますが、長男・次男も秀虎に反逆し、血で血を洗う争いに。父と息子の愛憎に彩られた、悲劇を描いた作品です。

木村拓哉と綾瀬はるかの共演で、東映70周年を記念して製作された歴史大作。魔王と恐れられた信長と、蝶のように自由を求めた濃姫の激動の30年を描いた作品です。最期に待つ予想外の展開と圧巻のクライマックスが、新たな時代へと突き動かします。

古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた、磯田道史による教養書を映画化した作品です。当時の武家社会には、身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計窮地に追い込まれた猪山家の八代目・直之。そこで彼らは、武家とは思えないほどの倹約生活を実行します。

質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期が舞台。井上ひさしの時代小説・東慶寺花だよりを原案に、縁切寺で繰り広げられる人間模様を、笑いと涙を交えて描いています。大泉洋ら実力派俳優陣が、鮮やかな演技合戦を繰り広げた作品です。

必殺シリーズ通算600回記念として制作された作品です。平和な日常のなかで、身元不明の屍骸があちこちで見つかります。江戸の仕事人殲滅計画を遂行する殺し屋集団と、その計画に巻き込まれた仕事人たちが激闘を繰り広げるストーリーです。

山田風太郎の原作の映画化作品。天草四郎を中心に、細川ガラシャ夫人・宮本武蔵などが現世で果たせなかった夢・願望を満たすため、黄泉の国から甦り徳川幕府をおびやかす物語です。脚本は野上龍雄・石川孝人・深作欣二の共同執筆で、監督は深作欣二が務めています。