たった100円という値段でありながら、スマホを海やプール、お風呂といった場所で水から守ってくれる「ダイソー 防水ケース」。リーズナブルな価格で必要最低限の機能を果たしてくれる点は魅力的ですが、ネット上の口コミを見てみると「水中では操作できない」といった悪評も目立ちます。
そこで今回は、悪評が真実であるかを確かめるべくダイソー 防水ケースを実際に購入し、使用感・操作性・防水性を徹底的に検証してみました!今回検証した防水ケース以外にも、ガールズトレンド研究所とコラボした防水ケースも紹介しているので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
100円という値段で最低限の防水機能を果たしてくれるダイソーの防水ケース。しかし、低価格ということもあり、お世辞にも機能性が高いとはいえません。長時間水中に入れる可能性があったり、海やプールでの撮影用として考えたりしているのであれば、他の防水ケースを購入した方がいいでしょう。
もちろん、単純に「ちょっとした水しぶきなどからスマホを守りたい」だけなら、この防水ケースでもしっかり役割を果たしてくれます。
ただし、もし家にジップロックがあるようなら、わざわざダイソー 防水ケースを購入する必要がないのは間違いありません。
スマホ防水ケースはほかにもさまざま企業が生産・展開していますが、ダイソーの防水ケースはなんといっても100円(税抜)という安さが魅力。
ケースはチャック付きの袋となっており、通常のジップロックなどより厚みがあるのが特徴です。防水ケースを使えば、防水性能の付いていないスマホでも安心してお風呂場などで使用可能。薄くて持ち運びも便利なため、海やプールなどレジャーシーンで使用する人も多くいます。
インターネット上にあるダイソー 防水ケースの口コミを調査してみると、防水グッズとして最低限の機能は果たしてくれているものの、ネガティブな口コミも目立ちました。
100円とはいえ、せっかく購入したのにまったく使えなければガッカリしてしまいますよね…。以下にコンテンツ制作チームが確認した口コミの中から、言及が多かったものを順にご紹介するので、検証の前にチェックしておきましょう。
実際に口コミを調査した結果、多く見られたのが使用感に対する悪い口コミです。
「大きなサイズのスマホは入らない」「入ったとしても途中でチャックが開いてしまう」などの可能性が指摘されており、スマホ防水ケースとしての使い勝手に致命的といえる問題がある様子です。
使用感同様に多かったのが、操作性に対するネガティブな口コミです。
せっかく水辺やお風呂場などで使用するのに、水中操作ができないのは残念という声が目立っています。また、ケースにスマホを入れると指紋認証ができなくなる、というのも大きな難点でしょう。カメラ撮影が上手くいかない、という口コミも見逃せません。
防水ケースにもかかわらず、防水性について疑問を感じる口コミもありました。
パッケージの裏面にも記載されていますが、完全防水ではないため長時間水中に入れておくのは不安です…。
口コミを見る限り、防水ケースとしてそこまで高い評価を得ているわけではありませんが、実際に使用してみなければ分からない点もあるでしょう。
そこで今回は、ダイソー 防水ケースを実際に購入し、以下の3点について徹底的に検証してみました!
検証①:使用感
検証②:操作性
検証③:防水性
まずはもっとも気になるといっても過言ではない使用感について検証します。口コミによれば、大きなスマホは入らないようですが、実際にはどうなのでしょうか?
最初にiPhone 6s Plus(高さ15.8㎝、幅7.8㎝)を入れて検証してみたいと思います!
一応入りはしましたが、このままだとチャックが閉まりません。これだと水がケース内にどんどん入ってきてしまうため、防水ケースとして使い物にならないのは確実です。
商品の説明書きにも書いてあるとおり、全長13㎝、周囲15.2㎝を超える大きさのスマホはケースに収まらないため、事前に自分のスマホの大きさには注意しなければいけません。
基本的に、iPadなどの大きなタブレットは入らないものと考えておくべきです。
水に浸けた後でスマホを出し入れしてみると、口コミ通り中に水が入りってしまい画面を確認しづらいです。
クリアな状態でケース内のスマホを操作をしたいなら、一度ケースに入れたスマホは出さないという点を心がけておく必要があります。
続いて、実際にケースに入れた状態でカメラ撮影し、操作性を検証します。
海やプールで防水ケースに入れながらカメラを使用したい方にとって、操作性の高さ非常に重要になるのは間違いありません!
実際にケースに入れた状態でカメラ撮影をすると、どうしても画面がぼやける…。また、ケース内に水滴が生じた状態で撮影をすると、さらに鮮度が落ちるのも難点です。
綺麗な画質での撮影を考えているのであれば、ダイソーの防水ケースはおすすめできないという結果となりました。
水を入れた洗面器にスマホを投入。指紋認証ができるか試してみたところ、残念ながら認証はされませんでした。そのため、水中でロック解除をしたいのであれば、以下の方法いずれかを選択する必要があります。
しかし、スマホを出し入れしているとケース内に水が入ってしまうのは避けられません。手間ではありますが、パスコードを入力していくのがもっとも無難です。
また、ケース内に水滴が発生すると画面のタッチもうまく機能しなくなる恐れがあるため、水中での操作はなるべく避けるのがおすすめです。
最後に検証するのは防水性です。
スマホを型どった紙を使用し、防水ケースを10分ごとに合計30分水に浸け、どこまで防水の役割を果たしてくれるかを検証します!
30分後に紙をケースから出してみると、濡れてしまっている部分がちらほらと確認できました…。
とはいえ、よほどのことがない限り、スマホを入れたケースを30分以上水中に放置する機会はないはず。水中で使用するなら20分以内と覚えておきましょう。
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