コンパクトに持ち運べるうえ、移動に便利な肩掛けベルトが付属したタモ、SANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5。「軽くて操作性がよい」「シャフトがスムーズに伸びた」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のタモとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、タモ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
SANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5は、扱いやすいタモをお探しのすべての人におすすめです。「シャフトがスムーズに伸びた」との口コミどおり、実際に使用するとシャフトがスルスルと落ち、引っかかることなく回収まで行えました。手にかかる負荷も比較した大半の商品が10~19kgだったなか8.3kgと少なく、操作中に重さを感じにくいアイテムといえます。
シャフトが硬めで曲がりにくいのもよいところ。比較では135cm以上しなると海中での操作が重く感じやすい傾向だったのに対し、しなりは平行線から73cmと小さめでした。タモ自体の重さも680gとかなり軽量で、総じて「軽くて操作性がよい」との評判が寄せられるのにも頷けます。
耐久性の高さも特筆もの。シャフトの先端に重りをつけてチェックしたところ、1,500gまでの重りに耐えました。誤って平行に持ち上げた場合でも折れにくいでしょう。シャフトのカーボン含有率も90%と高く、カーボン素材を含まない(記載がない)シャフトに比べて耐久性が高いという傾向どおりでした。
タモ網を含めた仕舞寸法(実測値)はわずか110.3cmとコンパクト。大半の商品が125~160cm近くあったのに対し、持ち運びやすさにも優れています。肩掛けベルトも付属しているので、クーラーボックスやバッカンなどを両手に持って移動できますよ。釣り場まで距離があったりランアンドガンしたりする人にもってこいな1本です。
海水に浸して1週間放置してもシャフトの繰り出しやすさは健在。タモ網の繋ぎ部分が少し錆び、回収時にもやや引っかかりを感じましたが、比較したほとんどの商品が同様でした。使用後にしっかり真水で洗えば長く使い続けられるでしょう。堤防釣りやフカセ釣りなどの一般的な岸釣りにはこれ以上ないアイテムなので、ぜひチェックしてくださいね。
今回ご紹介するSANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5は、ランディングシャフト・タモ網・ベルトの3つがセットになった製品です。柄が伸縮するうえ、網部分は着脱式で折りたたみ収納が可能。コンパクトに持ち運べるので、荒磯・波止め・沖堤など移動が多い釣りや探り釣りにぴったりと謳っています。
柄の素材にはカーボン、網のフレームには頑丈なアルミ合金を採用。網部分が見やすいように、三段カラーに塗り分けられています。シャフトには白いマーキングが施されており、長さは一般的な堤防で使いやすい5.36m(※検証で使用)のほか3~9mまでラインナップ。よく行く釣り場の高さに合わせて選ぶとよいでしょう。
網枠は円形で、直径は45cm・深さは約60cm。ブリやシーバズなどの大物を掬うには少し小さいものの、堤防で釣れる大半の魚をタモ入れでき、エギングやブラックバス釣りでも使いやすいバランスのよい大きさです。
販売元は、AmazonをはじめとするECサイトで釣り具を販売する、SANLIKE(サンライク)。ランディングネット・シャフト・タモジョイントといった玉網の周辺小物やフィッシュグリップなどを中心に、リールアクセサリー類なども各種取り扱っています。
今回は、SANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5を含むタモ12商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使用してみたところ、SANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5には主に3つのよい点がありました。1つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
しなりが平行線から73cmと小さいのもよいところ。検証では135cm以上しなると海中での操作が重く感じやすい傾向でした。対してこちらは硬めのシャフトで曲がりにくい点も「軽くて操作性がよい」との評判につながっていると考えられます。
比較では、シャフトの素材にカーボンを含んでいるものほど耐久性が高い傾向が。実際にカーボンを含んでいない(素材の記載がない)商品には1000gまでしか耐えられなかったものも多くありました。本品のカーボン含有率は90%と高く、傾向から見ても耐久性に優れているといえます。
はじめて大物を釣った際は誰しもが興奮し、平行に持ち上げてしまうことも。タモを折らないためにも、一呼吸おいて回収しましょう!
持ち運びやすさも抜群でした。タモ網を含めた仕舞寸法(実測値)は110.3cmと短く、重さも680gと軽量。比較した大半の商品が125~160cm近くあり、重さも800~1,000gだったのに対し、コンパクトで携行性に優れています。
肩掛けベルトが付属しているのもうれしいポイント。比較した大半の商品で同様に付属していましたが、本品も両手が空くので釣り竿やクーラーボックスを一緒に持って移動できますよ。釣り場まで距離があったりランアンドガンしたりする人にうってつけです。
SANLIKE 磯玉セット 玉網 SD-129-H5には複数のよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
とはいえ、それ以外の部分で錆びませんでした。比較した商品ではどれも回収するときに引っかかりを感じたため、まったく錆びずに使えるものはないといえます。伸びはかなりスムーズだったので、お手入れを怠らなければ長く使い続けられるでしょう。
比較した約半数の商品が魚を傷つけにくいラバー・ラバーコーティングの網だったので、ルアーフィッシングや管理釣り場・海上釣り堀などで釣りをする人はそちらをチェックしてくださいね。
全長 | 5.36m(実測値) |
---|---|
重量 | 680g(実測値) |
シャフトの素材 | カーボン |
仕舞寸法(網枠含む) | 110.3cm(実測値) |
仕舞寸法(シャフトのみ) | 65.2cm(実測値) |
---|---|
ネットの深さ | 66.3cm(実測値) |
網枠の素材 | アルミ |
ジョイントパーツ付き | |
タモホルダー付き | |
継数 | 9本 |
網枠の折りたたみ |
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ダイワの玉網ランディングポール2は、塩が固着した状態でも繰り出し・回収が比較的スムーズに行えました。とはいえ、本品と同じく網枠とシャフトのつなぎ目がやや錆びていたので、使用後はしっかり真水で洗ってくださいね。
新品時の扱いやすさはかなりのもの。シャフトを下に向けるだけですべての節が伸びるほどすべり出しがよく、手にかかる負荷もたったの11kgと少なめでした。仕舞寸法は105.7cm・重量は840gとコンパクトかつ軽量で、持ち運びに便利な肩掛けベルトも付属。1,500gの重りにも耐え、耐久性にも隙のない1本です。
SANLIKEのタモ網は、ナイロン製の網にラバーコーティングが施されており、キャッチ&リリース釣りにうってつけ。海水に浸して1週間放置してもタモ網やシャフトの金属のパーツに錆びは見られず、比較的長く使い続けられるアイテムといえます。
使用時に手にかかる負荷は15.5kgと重く、片手で扱いにくいのはネック。とはいえ、繰り出しや回収は引っかかることなくスムーズに行え、1,500gのオモリに耐えたため耐久性も優秀です。肩掛けベルトつきなので持ち運びもしやすいでしょう。
最後に、タモの正しい使い方をご紹介。せっかく買ったタモを長く使うためにもしっかり予習しておきましょう。使い方を知っておけば、ほかの人のサポートをするときにも慌てずに済みますよ。
海中で魚をネットに入れたら、そのまま海面と垂直にシャフトを縮めて持ち上げます。手元まで来たところで網枠を掴んで取り込んでください。
海面に対して平行に持ち上げることはNG。魚の重みでシャフトが折れてしまうので、必ず垂直に(まっすぐに)立てたまま、慌てずシャフトを縮めましょう。
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