コンパクトで気軽に口臭レベルを測れる、オーム電機 口臭チェッカー HB-KB01-W。「イラスト付きで判定結果がわかりやすい」と評判です。しかし、「数値の結果が安定せず精度が不安」「測定の時間が長い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、オーム電機 口臭チェッカー HB-KB01-Wを含む口臭チェッカー全6商品を実際に使ってみて、精度の高さ・操作のしやすさ・測定スピードを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
オーム電機の口臭チェッカー HB-KB01-Wは、精度が高く、口臭レベルをブレなく感知できる商品をお探しの人におすすめです。実際に複数のモニターで口臭チェックを行ったところ、すべての検証で安定した数値を検出。においレベルも専門家の臭気評価とおおむね一致しました。数値結果が安定しないものや感度が鈍い商品も多いなか、比較的正確に測定できるでしょう。
使い方は電源ボタンを押し、息を吹きかけるだけと簡単。測定結果がイラストと数字で表示されるため、モニターからも「口臭の強さがわかりやすい」と好評でした。一方操作音がなく、測定のタイミングがわかりづらいのはネック。測定時間は19秒と、ほかの商品と比べてやや遅いのも気になりました。
操作音がなく測定に少し時間がかかるため、外出先より家の中で使いやすい商品です。とはいえ、安定して測定できるものは少なく、しっかり口臭チェックをしたい人なら要チェックですよ。お口のにおいが気になる人は、ぜひ試してみてください。
そもそも口臭チェッカーは、口臭の原因である揮発性硫化物を測定することで口臭を判別する仕組み。今回の検証では不快口臭のみを判別できる商品はありませんでしたが、口臭の有無の測定はある程度可能です。
今回ご紹介するオーム電機の口臭チェッカー HB-KB01-Wは、呼気中のにおいの成分を5段階で表示できるアイテム。電源ボタンを押して3~5秒息を吹きかけると、口臭のレベルが数字とイラストでわかりやすく示されます。
大きさは約幅32×高さ105×奥行18mm、重量は約30gと手のひらサイズ。清潔感のあるホワイトの、シンプルなスティックタイプです。収納袋がついているので、持ち運びや保管にも便利ですよ。使用温度範囲は10~40℃。使用の際には、単4形のアルカリ乾電池2本が必要となります。
使用開始から1年または使用回数が1,000回を過ぎるとセンサーが寿命を迎え、精度の保証ができなくなるので注意してくださいね。
精度の高さ・測定スピード
操作のしやすさ
まずは、精度の高さや測定スピードを検証します。
5人のモニターがコーヒーを飲んだあとと口をゆすいだあとに口臭チェッカーを使用し、数値を3回ずつチェック。同じタイミングで臭気判定士の石川英一さんににおいを確認してもらい、口臭チェッカーとの相違がないか評価しました。
合わせてスピードを測定し、早く結果が出るものほど高評価としています。
精度の高さはトップクラスの高評価。数値にブレがあるものや感度が鈍い商品が多いなか、こちらは3回とも安定した数値を測定できました。感度も良好で、専門家の臭気評価ともおおむね一致しています。
ほかの商品と同じく不快口臭のみを感知することはできませんでしたが、においの強さをチェックしたいときに役立つでしょう。できるだけ正しい数値を測りたいならタバコを吸った直後や歯磨き後を避け、起床直後や空腹時など決まった時間に測定するのがおすすめです。
一方、「測定の時間が長い」との口コミのとおり、においの判定が出るまでには19秒かかりました。比較した全商品の平均が約16秒、なかには9秒で結果が出た商品もあり、測定スピードはやや遅め。外出中だと使いづらい場合があるでしょう。
とはいえ、測定時間が短いものは正確な結果が出にくい傾向にあるようです。正しい判定が出やすいぶん、少々時間がかかることは覚えておきましょう。
次に、操作のしやすさを検証します。
1商品につき5人のモニターに使用してもらい、電源のわかりやすさ・測定結果の見やすさ・操作のしやすさをチェックしました。
操作性は高評価です。電源ボタンは正面についていて見やすく、長押しするだけでスイッチオン。測定結果も「イラストと数字でわかりやすい」とモニター全員から好評でした。ランプの点滅回数や数字のみで結果を表示する商品もあるなか、ひと目でレベルを確認できるのは長所です。
直感的に操作できるかについては、モニター5名中2名が「満足」と回答しました。表示がわかりにくく感じた人も、「手順自体はシンプル」と好印象です。しかし操作音がなく、測定タイミングがわかりづらいのはネック。外でサッと使うより、自宅向きといえるでしょう。
<操作のしやすさについてのコメント>
コメントは一部抜粋
測定時間 | 19秒 |
---|---|
表示方式 | イラストと数値表示 |
良い
気になる
検知方式 | 半導体ガスセンサー |
---|---|
幅 | 3.1cm |
奥行 | 1cm |
高さ | 10.4cm |
重量 | 49g(乾電池含む) |
測定値 | 5段階 |
電源方式 | 電池式 |
使用温度範囲 | 10~40℃(結露なきこと) |
センサー寿命 | 使用開始1年経過、またはセンサー使用回数1,000回以上になった場合(どちらか早いほう) |
操作音あり |
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オーム電機 口臭チェッカーは、オーム電機の公式サイトやAmazon・楽天などのECサイトで購入できます。
公式サイトでの購入だと送料が550円、ECサイトによっても送料が発生する場合があるので、合計金額をしっかりチェックしてくださいね。
<公式サイトの販売価格>
口臭予防の基本は、食べかすや歯垢などの口内の汚れをしっかり除去すること。以下の5つのポイントをチェックしてくださいね。
ポリリン酸ナトリウムなどが配合されている薬用の歯周病予防歯磨き粉や、電動歯ブラシ、マウスウォッシュなどを取り入れると、効率よく口内ケアができるでしょう。口臭チェッカーと合わせてぜひこちらもチェックしてみてください。
最後にほかの魅力的な商品をご紹介します。
測定スピードを重視するなら、タニタのブレスチェッカーHC150S-WHをチェック。実際ににおいレベルを検証したところ、わずか9秒とトップクラスの速さを記録しました。キャップを開けるだけで簡単に操作できるのも魅力です。ただし、においの精度はやや低い点に注意しましょう。
タニタのブレスチェッカー EB-100は測定時間が16秒と、HB-KB01-Wよりスピーディー。それでいて数値のブレや専門家の評価との乖離がなく、スピードと精度のバランスがよい商品といえます。直感的な操作はしづらいものの、慣れれば毎日の口臭チェックに役立ちますよ。
測定時間 | 9秒 |
---|---|
表示方式 | イラストと数値表示 |
良い
気になる
検知方式 | 半導体ガスセンサー |
---|---|
幅 | 1.5cm |
奥行 | 1.5cm |
高さ | 11cm |
重量 | 31g |
測定値 | 6段階 |
電源方式 | 電池式 |
使用温度範囲 | 5~35 ℃ |
センサー寿命 | 500回測定または、購入後1年経過した場合(どちらか早いほう) |
操作音あり |
タニタ ブレスチェッカー HC150S-WHをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
測定時間 | 16秒 |
---|---|
表示方式 | LEDランプ点灯 |
良い
気になる
検知方式 | 半導体ガスセンサー |
---|---|
幅 | 3cm |
奥行 | 1.9cm |
高さ | 12cm |
重量 | 60g(乾電池含む) |
測定値 | 6段階 |
電源方式 | 電池式 |
使用温度範囲 | 5〜35℃ |
センサー寿命 | 購入後1年経過、またはセンサー使用回数が1,000回になった場合(どちらか早いほう) |
操作音あり |
タニタ ブレスチェッカーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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