伊織 今治タオル NEW yume バスタオルをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

新品時・洗濯1回目での肌触りは、「ふんわりしていて心地よい」「生地がやわらかく、表面はサラッとしている」と多くのモニターから好評でした。

公式サイトによるとふわふわの触り心地を持続させるため、肌着用に開発された上質な特別糸を採用しているとのこと。さらにピマ綿をメインとした超長綿をやわらかさを保ちつつ高密度で織りあげ、ボリューム感がありながらも軽量に仕上げていると謳われています。

＜新品時のモニターコメント（一部抜粋）＞

1. モニターB：「ふわふわしていて、触り心地がよい」
2. モニターC：「生地がとてもやわらかく、温かみがある」
3. モニターE：「適度な厚みがあり、肌触りも気持ちよい」

一方で洗濯5回目・10回目では、繊維の硬さが気になりました。毛羽の長い綿を使用しているためか洗濯を繰り返すほどに毛羽立ちが感じられ、モニターからは「肌触りがゴワゴワ」「パサついている」との声も。

検証では本品と同じ素材に綿を使用している商品は、全体的に使い始めはよいものの、次第に肌触りが落ちる傾向にありました。

本品も厚みはある程度保てていましたが、売りであるふんわり感の持続力はいまひとつといえます。

ボリューム感が長持ちするタオルを求める人には不向きかもしれないので、適度に柔軟剤を使用することも検討してみてください。

＜洗濯10回目時点でのモニターコメント（一部抜粋）＞

1. モニターA：「ふわふわ感はあるが、ゴワゴワして軋む」
2. モニターC：「乾燥してカサカサしている」
3. モニターD：「生地がへたっていて、肌に当てると痛そう」

また吸水性の評価は、そこそこでした。色水を吸水した部分の長さは、新品時で8.5cm・洗濯1回目で7.5cm・洗濯5回目で8.5cm・洗濯10回目で8.5cmを記録。

新品の状態でもある程度は吸い取れてはいるものの、洗濯10回目時点で12cm以上も吸水できた上位商品に比べると一歩およびません。

ただし洗濯を重ねても吸水力の大きな上昇はみられませんが、一定量の色水を吸水し続けられた点は高ポイントです。お風呂上がりでも、全身を十分拭き取れるでしょう。

水をかけてから1時間後のタオルを確認すると、検証スタート時より30.6％の水分が減少していました。

水分が40％近くまで減っていた上位商品に比べると、やや乾きにくい傾向にあります。部屋干しでは乾くのに時間がかかる可能性があるため、外干しをメインでしている人には向いていますよ。

一方で毛羽落ちの量は非常に少なく、ガムテープに付着していた繊維は約0.001gとわずかでした。

比較したほかの商品には、本品の4倍程度も毛羽が抜けていたものがあったことをふまえると、使用時に繊維が貼りつく心配は少ないといえます。体をサラッと拭き取りたい人にもおすすめです。