乾きが早くて使いやすいと評判のフェイスタオル、IKEA ヴォーグショーン(VÅGSJÖN)。インターネット上では高く評価されていますが、「水分の吸収がいまいち」「毛羽落ちが気になる」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、IKEA ヴォーグショーンを含むフェイスタオル全67商品を実際に使ってみて、肌触り・吸水性・速乾性・毛羽落ちの少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
IKEA ヴォーグショーンは、部屋干しする機会が多い人でも使いやすいアイテムです。濡らしたタオルを1時間放置したときの水分減少率は41.5%。比較した商品には30%前後しか乾いていないものが多かったなか、スピーディに乾くので生乾き臭も発生しにくいでしょう。
「毛羽落ちが気になる」という口コミがあったものの、タオルの繊維が比較的落ちにくいのも利点。実際にガムテープを使って毛羽の抜け具合を確かめると、比較したなかには0.0044gの毛羽が抜けた商品があった一方、本品はその1/2程度の0.0019gでした。ほかの洗濯物に毛羽がつく心配も少ないでしょう。
口コミとは異なり、吸水性もまずまず良好です。吸い上げた色水の長さを測ると、新品状態で8.2cm。15cm近く吸い上げた上位商品にはおよばないものの、新品から洗濯10回目まで比較した商品の平均を上回りました。洗濯を重ねると吸水力がアップしたのもメリットです。
一方、タオルに弾力がなく肌触りはいまひとつ。新品の状態でも生地の薄さと硬さが感じられ、ふわふわとした感触はありませんでした。洗濯を重ねると生地のゴワつきが増し、モニターからは「硬くて気持ちよくない」「バリバリしている」という厳しい意見が寄せられています。
評判どおり乾くのが早い点は魅力なので、キッチンや洗面所の手拭きには向いているでしょう。とはいえ肌触りのよさや生地のボリューム感を重視するなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
IKEA ヴォーグショーンは、ソフトな肌触りと高い吸水性にこだわってつくられた商品。コームドコットンと呼ばれる、短い繊維などを除き長く細く均一にした綿を使用しています。
サイズは40×70cm。販売元は、北欧風の家具や雑貨を多数取り扱うIKEAです。
カラーは、ライトピンク・ブルー・ダークブルー・ダークグレー・グレーターコイズ・ライトベージュ・ホワイトの7種類を展開しています。
サイズは今回ご紹介する40×70cmのほか、30×30cm・50×100cm・70×140cmも販売していますよ。
フェイスタオルの交換時期は、洗濯方法や使用頻度によって異なるため、状態を確認しましょう。
水を吸わなくなってきた・肌触りがゴワゴワと硬くなってきた・イヤなニオイがするといったサインをチェック。いずれかのサインが現れたら、買い替えどきといえます。
今回は、IKEA ヴォーグショーンを含むフェイスタオル全67商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、肌触りの検証です。
新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルをモニターに触ってもらい、肌触りのよさを評価しました。
肌触りの評価はいまひとつです。新品状態ではやわらかさはあるものの、生地の薄さが若干気になる触り心地。1回洗濯しても、モニターからは「変化はあまり感じられない」といった声が聞かれました。「やや薄くなった」と感じた人もおり、「肌触りがよい」と回答したモニターは6名中2名にとどまっています。
比較したほかのタオルのなかには新品状態から弾力とふんわり感があった商品もあり、上位商品には及ばない結果となりました。
<肌触り(洗濯1回目)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
本商品のような綿パイル素材は洗濯回数が増えると肌触りが落ちる傾向がありましたが、こちらも例に漏れず5回洗うと硬さが増しました。モニターからは「ゴワゴワしてきた」「硬くて薄手で気持ちよくない」といった厳しい声も出ています。
また、10回洗濯するとバリバリとした硬い感触になり、肌触りに満足したモニターはなし。比較したなかには、10回洗ってもふんわりとした質感が続いたタオルもあったので、肌触りを重視したい人には不向きといえます。
<肌触り(洗濯10回目)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、吸水性の検証です。新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルを2×20cmにカットし、色水につけて10分間放置します。洗濯を繰り返しても吸水力が衰えていないかをチェックしました。
その結果、新品・洗濯1回目はあまり差がないものの、5回以上洗うとやや吸水力がアップ。水を吸い上げた部分は新品が8.2cmだったのに対し、5回目・10回目は11.5cmでした。使い込んだタオルのほうが、3.3cm分多く水分を吸っています。
新品時で15cm近く水を吸い上げた上位商品には及ばないものの、どの洗濯回数でも比較した商品の平均以上の数値を記録。「水分の吸収がいまいち」という口コミとは異なり、吸水性はまずまず良好です。
次に、速乾性の検証です。
5回洗濯したタオルを7×7cmにカットし、3mLの水をかけます。1時間後の水分量を計測し、どれくらい乾いているかを確かめました。
速乾性の評価は、比較した全商品のなかでも非常に優秀です。濡らして1時間放置したあとの水分減少率は41.5%と、かなり高い数値を記録。比べた商品の平均値が29%(※執筆時点)だったことを考慮すると、とても乾きやすいといえます。
これなら、部屋干しする機会が多い人でも使いやすいでしょう。
最後に、毛羽落ちの少なさの検証です。5回洗濯したタオルに5×5cmにカットしたガムテープを貼りつけて、剥がします。剥がしたガムテープの重さを計測して評価しました。
ガムテープにくっついた繊維の重さは、0.0019g。「毛羽落ちが気になる」といった口コミがあったものの、比較した商品のなかには0.0044g抜けてしまったものもあったため、問題ないレベルといえます。手や顔への付着もそれほど気にならないでしょう。
IKEA ヴォーグショーンは、公式オンラインショップや全国にあるIKEA店舗で購入できます。販売価格は、執筆時点で税込299円(公式サイト参照)です。
オンラインショップでは各店舗の在庫を確認できるので、チェックしてみてくださいね。
細長いフェイスタオルを干すときは、風が当たるように吊るすのがコツ。できるだけバラけさせて干すことで、布全体に風が当たり早く乾かせます。
ピンチハンガーでまとめて干す場合は、長いものが外側になるよう吊るし、内側に空気の通り道をつくりましょう。
最後に、肌触りのよさや吸水力が持続するほかの商品をご紹介します。
ふんわりとした感触がお好みなら、浅野撚糸のエアーかおる ダディボーイ フェイスタオルがおすすめ。オーガニックコットン素材で、洗濯を10回してもふわふわとやわらかな肌触りをキープしました。繰り返し洗ってもしっかりと水分を吸い上げ、安定した吸水力も備えています。
吸水力の高さを重視するなら、今治タオル シェードプロ フェイスタオルをチェック。新品状態から吸水量が多いだけでなく、洗うほどに吸水力がアップしました。乾きも速いため、1日に何度も手を拭く洗面台やキッチンにもぴったりです。
幅 | 34.0cm |
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長さ | 85.0cm |
国産ブランド | 今治タオル |
エアーかおる ダディボーイ フェイスタオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 32.0cm |
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長さ | 85.0cm |
国産ブランド | 今治タオル |
オリム 今治タオル シェード・プロ フェイスタオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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