「肌触りが非常によい」と評判の、オカザキのシャーリングバスタオル。しかし「数回洗うとふわふわ感がなくなる」「繊維が抜けて肌にへばりつく」などの気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、オカザキ シャーリングバスタオルを含むバスタオル全69商品を実際に使って、肌触り・吸水性・速乾性・毛羽落ちの少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
オカザキ シャーリングバスタオルは、さらっとした触り心地が魅力の万人におすすめできる商品です。新品時・洗濯1回目の手触りは、評判どおり柔らかくしっとりしていました。洗濯10回目では口コミのようにやや硬くなったものの、「不満」と回答したモニターはなし。比較した約9割の商品では「不満」と答える人がいましたが、本商品は肌触りのよさを長期間保てますよ。
吸水性も十分で、新品の状態から洗濯10回目まで、吸水率は比較した商品の平均を上回りました。今回使用した約2割の商品は、洗濯回数を重ねると吸収力が下がっていたのに対し、本商品は洗うたびにアップ。長く使い続けられるのがうれしいポイントです。
速乾性にも優れています。タオルを濡らしてから1時間後には水分が38.2%も減少。比較した商品の平均である28%(※執筆時点)を大きく上回る結果です。部屋干しが多い人・日中の洗濯が難しい人にもぴったりでしょう。
毛羽落ちが少ないのもメリットです。洗濯5回目のバスタオルにガムテープを貼りつけて剥がしたところ、「繊維が抜けて肌にへばりつく」という口コミに反する結果に。比較したなかには、0.0050g近く毛が抜けた商品もありましたが、本商品は約0.0014gと少し繊維がつく程度でした。
すべての検証項目においてバランスがとれており、短時間で水分を拭きとれるうえ、乾きやすく洗濯を繰り返しても肌触りのよさをキープできます。バスタオル選びで迷ったら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
オカザキは、キッチン用品やバス用品など毎日の生活に役立つ様々な日用品を販売しているメーカー。そのなかで、シャーリングバスタオルは、綿100%で作られており、手触りをよくするためのシャーリング加工が施されているのが特徴です。
シャーリング加工とは、パイル(生地の表面のループ状の糸)をカットする方法。なめらかな仕上がりになるほか、指輪などのアクセサリー類が引っかかりにくくなると謳っています。
サイズは60×110cmと、一般的なバスタオルと比べてコンパクト。小柄な人や子どもはもちろん、旅行用としても使いやすいでしょう。
カラーは、ホワイト・ピンク・ブルー・ラベンダーの4色展開です。柄のないシンプルなデザインで、脱衣所のインテリアを問わず置いておけますよ。
シャーリングのシリーズには、今回検証で使用したバスタオル以外にも、フェイスタオル・ハンドタオルも販売されています。バスタオルのデザインとそろえたい人は、あわせてチェックしてみてください。
バスタオルの寿命には、使用頻度や洗濯方法が関係しています。バスタオル交換のタイミングに迷っている人は、まずタオルの状態を確認しましょう。
水分を吸わなくなってきた・肌触りが悪く硬くなってきた・いやなニオイがする、のなかでいずれかのサインが現れたら、買い替えどきですよ。
まずは、肌触りの検証です。
新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルを実際にモニターが触って、肌触りのよさと持続性を評価しました。
本商品は綿100%でできており、ループ状の糸を切るシャーリング加工が施されています。表と裏で織り方が異なり、表はなめらかなベロア調・裏はタオルの肌触りです。
検証の結果、新品の商品を触ったモニターからは「どちらの面も柔らかく、気持ちがよい」と好評。「肌触りが非常によい」という評判どおりの結果でした。
洗濯1回目の肌触りについても、モニター6名全員が「満足」と回答。全員が「満足」と答えたのは比較した商品の2割程度でした。
<洗濯1回目のバスタオルを触ったときの肌触りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
洗濯5回目以降は、「数回洗うとふわふわ感がなくなる」という口コミどおり、洗濯を繰り返すと生地が薄くなり硬さも気になりました。1回目と比べて、「満足」と回答したモニターは6名中1名に。「さらさら感は変わらないが、少しざらつきが出てきた」といったコメントがあがっています。
洗濯10回目の肌触りについても「満足」と回答したのはモニター6名中1名。しかし、比較したなかには、「不満」と回答する商品が多かったのに対し、本商品は「不満」の声が聞かれなかったのがよいところ。触り心地のよさを長期間保てます。
<洗濯10回目のバスタオルを触ったときの肌触りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、吸水性の検証です。新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルを2×20cmのサイズにカットして色水につけ、10分間放置したあとの状態をチェック。吸水力に衰えがないかどうか評価しました。
結論、吸水性は高いという結果に。新品の状態から洗濯10回目まで、吸水率は比較した商品の平均を上回りました。
比較した約2割の商品は洗濯回数を重ねると吸収性が下がりましたが、本商品は洗うたびに吸水力がアップ。新品状態では8.6cm、洗濯10回目では12cmの色水を吸水しています。洗濯回数を重ねても吸水性が上がっていくので、長く使い続けられるでしょう。
7×7cmにカットした洗濯5回目のバスタオルに、3mLの水をかけます。1時間後の水分量を計測し、水分減少率を算出。数値が高くて乾きやすいものほど高評価としました。
1時間経過後の水分減少率は、38.2%を記録。比較した全商品の平均である28%(※執筆時点)を大きく上回りました。
スピーディに乾くため、日中の外干しはもちろん部屋干しが多い人にも向いています。
最後に、毛羽落ちの少なさの検証です。洗濯5回目のタオルに、5×5cmにカットしたガムテープを貼りつけます。剥がした際のガムテープの重さを計測し、毛羽がどれほど抜けたかチェックしました
結果、毛羽落ちは比較的少なく済み、評価は上々。比較したほかの商品には、0.0050g近く抜けたものもありましたが、本商品は約0.0014gと少し繊維が付着する程度。「繊維が抜けて肌にへばりつく」という口コミがありましたが、洗濯を繰り返せばつきにくくなるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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執筆時点の公式サイトでの価格は税込660円。今回の検証結果を参考に、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ここでは、バスタオルのふわふわ感を保つコツと、部屋干しのコツをご紹介します。
ふわふわなタオルにするためには、できるだけたっぷりと水を使って洗い、洗濯ものを詰め込みすぎないようにネットに入れるのがポイント。加えて、干す前にパタパタ振ってパイルの間に空気を入れるのも効果的です。
また乾きやすく生乾き臭のしない部屋干しをするためには、囲み干しをして風の通り道をつくる、扇風機やエアコンを使って空気を循環させるという2点を覚えておきましょう。
毎日使うアイテムなので、上記のコツを実践して清潔で快適な使い心地を保っていきたいですね。
最後に、使いやすいと好評だったほかの商品もご紹介します。
かさばりにくい商品をお探しなら、無印良品 綿パイルスモールバスタオル・薄手がおすすめです。繊維の長い綿糸を採用しており、洗濯を重ねても吸水力が衰えませんでした。乾きが速く、肌触りのよさや毛羽落ちの少なさも高評価。バランスのよい商品で、長く使い続けられるでしょう。
厚手でふんわりとした触り心地が好みの人には、セシールの高吸水速乾タオルがぴったり。弾力があり、洗濯を繰り返してもややパサついた程度でした。吸水力も衰えず水滴をすばやく拭き取れるうえ、毛羽落ちも少なく速乾性も良好。5色から好みにあわせて選べるのもうれしいですね。
用途 | 不明 |
---|---|
素材 | 綿 |
特徴 | 不明 |
織り方 | パイル |
国産ブランド | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
防臭加工 | 不明 |
オーガニックコットン使用 | 不明 |
厚さ | 厚手 |
種類 | バスタオル |
セシール 高吸水速乾タオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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