洗ってもふんわり感が持続すると謳う、カインズ 洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオル。しかしインターネット上では口コミが少なく、評判がわからないため、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、カインズの洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオルを含むフェイスタオル全67商品を実際に使ってみて、肌触り・吸水性・速乾性・毛羽落ちの少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
カインズの洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオルは、ふわっとしたソフトな質感が好きな人におすすめです。綿糸をパイル織りで仕上げており、新品時の触り心地はサラッとしています。実際に洗濯1回目の質感をモニター6人で確かめると、5人が「肌触りがよい」と回答。比較した商品には質感がキシキシしたものもあったなか、やわらかさを保てていました。
洗濯10回目では表面にややゴワつきが出てきたものの、不満に感じるほどではありません。モニターからは「厚みは減ったが、弾力は残っている」とのコメントも寄せられました。メーカーの謳い文句どおり、使いはじめのやわらかさが長続きするでしょう。
吸水性も高く、洗濯回数ごとの吸水量は洗濯1回目が13.3cm・10回目が12.8cmと大きな変化は見られませんでした。比較した商品内には洗濯を重ねるたびに吸水力が落ちるものもありましたが、本品は安定していたのがよいところ。すばやく水気を拭き取れるのがうれしいですね。
毛羽落ちが抑えられているのも利点です。実際に洗濯5回目のタオルにガムテープを貼りつけると、毛は0.0018gしか付着しませんでした。比較したほかの商品には0.0044gも毛が抜けたものがあったことから、手や顔を拭いても繊維がつきにくいといえます。
一方で、速乾性はいまひとつ。濡らしてから1時間後の水分減少量は、上位商品が47.1%だったのに対し、本品は33.4%と低めでした。ガーゼなど薄手の商品に比べると乾きにくいでしょう。肌触りのよさが持続するのは魅力ですが、生乾きを防ぎたい人はスピーディに乾くほかの商品も検討してみてください。
今回ご紹介する洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオルは、全国にホームセンターを展開するカインズのオリジナル商品です。素材にもこだわっており、最先端素材といわれる「スーパーZERO®」を使用しているのが特徴。1969年創業の撚糸工場である、浅野撚糸が開発した特殊糸です。
スーパーZERO®とは、水溶性の糸と綿糸をパイル織りにした素材のこと。製造時に水溶性の糸のみを溶かすことで繊維のすき間に空気が入り込みやすくなり、洗濯しても吸水性・速乾性・ふんわり感が長持ちすると謳っています。
サイズは縦34×横80cm。カラーは、ホワイト・ブルー・グレー・パープルの4色です。同シリーズにはフェイスタオルのほか、バスタオル・スリムバスタオルも販売されているので、そろえて使うのもよいでしょう。
フェイスタオルを交換するタイミングは、使用頻度や洗濯方法によって変わります。買い替えるべきか迷ったときは、吸水力が落ちていないか・肌触りはゴワゴワしないか・イヤなニオイがしないかの3つを目安にしてみましょう。1つでも当てはまったら、買い替えを検討してくださいね。
今回は、カインズの洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオルを含むフェイスタオル全67商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、肌触りの検証です。
新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目の各商品をそれぞれモニターが触れ、触り心地のよさが長持ちするかチェックしました。
新品時・洗濯1回目の肌触りは良好です。新品状態では表面がサラッとしており、質感はなめらか。一部のモニターからは「厚みや弾力が物足りない」との声が寄せられたものの、触り心地はやわらかくふんわりしていました。
洗濯を1回しても表面にややゴワつきが出た程度で、新品時同様のやわらかさをキープ。比較したほかの商品には生地に硬さを感じるものもありましたが、本品はモニター6人中5人が「洗濯しても肌触りがよい」と回答しました。心地よく使いはじめられますよ。
<洗濯1回目の肌触りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
洗濯5回目では生地の表面がやや硬くなったものの、ソフトな質感を維持できていました。モニターからは「ゴワつきはあるが、ふんわり感は残っている」との声も。洗濯を10回繰り返しても大きな変化はなく、モニター6人のうち不満を感じた人はいませんでした。
本品の素材はタオルとして一般的な綿100%で、織り方はパイル織り。比較では、綿×パイルのものは洗濯を重ねるとマイクロファイバー素材よりやわらかさが弱まる傾向がありました。しかし、本品は商品名のとおりふんわり感が長持ちしています。肌触りのよさを重視する人におすすめですよ。
<洗濯10回目の肌触りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、吸水性の検証です。新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のフェイスタオルを2×20cmの大きさにカットし、色水に10分間浸します。洗濯回数による吸水量の変化を確かめました。
その結果、メーカーの謳い文句どおり、洗濯を繰り返しても安定した吸水力を発揮。新品時の吸水量が10.7cmだったのに対し、洗濯1回目は13.3cm・洗濯5回目では12.0cm・洗濯10回目では12.8cmと回数による大きな差は出ませんでした。
比較では、マイクロファイバーよりも本品と同じ綿素材かつパイル織りの商品のほうが、吸水性が高い傾向に。ほかの商品には、新品時点で10cmに到達しないものや洗濯回数が増えるごとに吸水力が落ちるものもありました。すばやく水気を拭き取れるため、吸水性を重視する人にも重宝するでしょう。
続いては、速乾性の検証です。
7×7cmの大きさにカットした洗濯5回目のフェイスタオルに、3mLの水をかけて重量を計測します。1時間経過後に再び重さを測り、水分の減少量をチェックしました。
速乾性はいまひとつの評価です。比較したほかの商品には1時間後の水分減少率が47.1%を記録したものもありましたが、本品は33.4%とやや低く乾きやすいとはいえない結果に。
比較ではパイル織りのふんわりしたものよりも、ワッフルやガーゼといった薄手の生地ほど速乾性が高いことがわかりました。生乾きを防ぐため、風通しのよい場所に干すようにしましょう。
最後は、毛羽落ちの少なさの検証です。洗濯5回目のタオルに5×5cmにカットしたガムテープを貼りつけたところ、抜けた毛は0.0018gと少量でした。
比較したほかの商品には0.0044gの毛が抜けたものもあったことから、毛羽落ちはそこまで気になりません。手や顔を拭いても毛がつきづらく、比較的快適に使えるでしょう。
カインズの洗濯してもふんわり長持ちフェイスタオルは、全国にある実店舗・公式オンラインショップにて購入できます。
公式オンラインショップでの販売価格は、税込698円(執筆時点)。検証結果を参考にぜひ購入を検討してみてくださいね。
フェイスタオルを早く乾かすためには、布全体に風を当てるようにするのがコツ。干すときは内側に空気の通り道を作るため、洗濯物同士をバラけさせます。ピンチハンガーでまとめて干すときは、外側に長いものを吊るすようにすると効果的ですよ。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
浅野撚糸のダディボーイ フェイスタオルは、吸水性の高さが魅力です。実際に吸水量を確かめたところ、洗濯5回目には14.1cmに到達。洗濯を繰り返しても、吸水性は落ちませんでした。肌触りもよく、新品時のふんわり感が長持ちします。タオルを買い替える手間を減らしたい人にぴったりですよ。
部屋干しが多い人には、オリムの今治タオル シェードプロ フェイスタオルがおすすめ。検証にて計測した1時間後の水分減少量は47.1%と高く、スピーディに乾きました。洗濯を重ねるごとに吸水性は高まり、水気をしっかり拭き取れるのも利点です。タオルの生乾き臭が気になる人に向いています。
幅 | 34.0cm |
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長さ | 85.0cm |
国産ブランド | 今治タオル |
エアーかおる ダディボーイ フェイスタオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 32.0cm |
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長さ | 85.0cm |
国産ブランド | 今治タオル |
オリム 今治タオル シェード・プロ フェイスタオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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