丸洗いが可能で手軽に手入れできると評判の、RECYCO 備長炭入り 除湿シート。インターネット上では湿度の状態がわかるセンサー付きなのも便利と高く評価される一方で、「湿気を吸うとしっとりと重くなる」「カビが生えてしまった」といった気になる口コミもあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、RECYCO 備長炭入り 除湿シートを含む除湿シート全20商品を実際に使ってみて、除湿力・放湿力・付加機能・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとRECYCOの備長炭入り 除湿シートは、手入れのしやすさを重視する人におすすめです。
重量は610gと軽量で持ち運びやすく、色の変化で天日干しの時期を知らせる「調湿センサー」がついており、干すタイミングもひと目もわかりました。加えて洗濯機で丸洗いできるため、天日干しだけでは衛生面が不安という人にもぴったりです。
一方で、除湿力・放湿力はいまひとつでした。素材に吸湿性の高いシリカゲルB型を用いていますが、除湿率は48.4%・放湿率は57.9%に。同じ素材を使用しながら2つの検証ともに数値が100%を記録した上位商品に比べると、物足りなさを感じます。
しかし、付加機能は充実。シートの表面には防カビ・防ダニ加工が施されているうえに、備長炭配合により消臭効果にも期待がもてます。湿気の多い時期では除湿力が不十分に感じる可能性はありますが、ニオイ・カビ・ダニ対策を行えるのは利点です。清潔に使い続けられる除湿シートをお探しの人はぜひ検討してみてください。
そもそも備長炭入り 除湿シートは、ECサイトを中心に寝具類を販売する、RECYCOが手がける商品。
吸湿性・復元力に優れたシリカゲルB型と備長炭を練り込んだシートを採用しているのが特徴です。シリカゲル・備長炭配合のシートを不織布で両側から挟み、3層構造に仕上げています。
サイズは、90×180cm・130×180cmの2種類。シートタイプのため、手軽に敷けるのが魅力です。
ベッド・布団どちらにも使えますが、使用する際は布団の場合は畳や床の上、ベッドの場合はマットレスの下もしくは敷きパッドの下に敷くようにしましょう。
今回は、RECYCOの備長炭入り 除湿シートを含む除湿シート全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは除湿シート選びで肝心な、除湿力・放湿力の検証です。
まずは水をスプレーした布団の下に各商品を敷いて30分間放置したあと、湿度を計測しシートを敷く前後での変化をチェック。さらに除湿シート自体の表面湿度も測定し、放湿率を算出しました。
実際に布団表面の湿度の変化をチェックしてみると、除湿率は48.4%でした。吸湿素材にはシリカゲルB型を使用しており、吸湿量は620ccと謳っています。
しかし同じ素材で作られたほかの商品には除湿率が100%と、布団の湿気をしっかり吸い取っていたものがあったことをふまえると、除湿力は物足りない印象です。
また放湿力の検証では、30分放置したシートの表面に残った水分は8.0%で、放湿率は57.9%を記録。
シート表面の水分がすべて乾き、放湿率が100%であった上位商品に比べると、評価は一歩およびません。
今回の検証では、シリカゲルB型を吸湿素材として用いている商品ほど除湿力・放湿力の両方が高くなる傾向にありましたが、本品はどちらの検証においても結果はいまひとつでした。
とくに梅雨時期など湿気が気になる季節には、頻繁に天日干しするようにしましょう。
次は、付加機能の検証です。除湿以外にあるとうれしい、消臭・防ダニ・防カビ・抗菌機能といった4つの機能の有無を確認します。
商品の説明書などを調べてみると、抗菌機能はないものの、シートには防カビ・防ダニ加工が施されていました。さらに素材に備長炭を配合しているため、より高い消臭効果が期待できるでしょう。
比較したほかの商品には今回チェックした項目をまったく備えていないものもあったなか、本品の付加機能は充実しています。湿気対策に加えて、ニオイ・カビ・ダニ対策を同時にできるのは便利ですね。
なお検証では付加機能の有無のみを調査しており、実際の効果を保証するものではないため参考までにチェックしてみてください。
除湿シートは、できるだけ清潔に使い続けたいですよね。そこで次は、洗濯機対応の可否・重量は700g以下の2点から、手入れのしやすさを検証します。
シートのサイズは幅90×長さ180cm・重量は610gと軽めでした。比較したほかの商品には重さが1kgを超えるものも複数あったことから、手入れ時に持ち運ぶ際にも負担は少ないといえます。
また、調湿センサーがついているのも利点です。センサーの色がブルーからピンクに変化したら天日干しをすればよいので、干すタイミングを逃しません。
さらに洗濯機にも対応しており、汚れてしまっても丸洗いできます。なお洗濯をする際は、事前に必ず調湿センサーを外してくださいね。
ただし頻繁に洗濯をすると劣化しやすくなるため、基本的には天日干しで手入れするようにしましょう。
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RECYCOの備長炭入り 除湿シートは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入が可能です。
ちなみにAmazon・Yahoo!ショッピングでは、サイズが90×180cmのものがおよそ2,300円程度で販売されていました。検証結果を参考に、ぜひ購入を検討してみてください。
最後に、より高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
除湿力・放湿力の両方を求める人には、タンスのゲンの竹炭入り除湿シートがおすすめです。吸湿素材にはシリカゲルB型を使用しており、検証では除湿率・吸湿率ともに100%でした。さらに竹炭を配合しているため、消臭効果にも期待がもてます。防ダニ・防カビ機能もついているので、清潔に使い続けられるでしょう。
西川のからっと寝は、手洗いにて洗濯できます。さらに天日干しはもちろん、布団乾燥機にも対応。手入れに大きな手間をかけることなく、繰り返し使用が可能です。またシリカゲル繊維配合により肝心の除湿力・放湿力も高く、布団の表面は30分間置くとで完全に乾いていました。しっかり除湿できますよ。
形状 | シートタイプ |
---|---|
サイズ | 90×180cm |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
厚さ | 不明 |
重量 | 0.69kg |
吸湿素材 | シリカゲルB型 |
吸湿量(新品使用時) | 約440cc |
除湿率(実測値) | 100% |
放湿率(実測値) | 100% |
サイズ展開 | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング |
湿気センサーあり | |
防カビ・防菌加工 | |
防ダニ加工 | |
消臭加工 | |
防虫加工 | |
抗菌加工 | |
断熱加工 | |
洗濯可能 |
タンスのゲン 竹炭入り除湿シートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | シート |
---|---|
吸湿量(新品使用時) | 2.64mL(cc) |
消臭加工 | |
抗菌加工 | |
吸湿センサー付き |
良い
気になる
重量 | 1.75kg |
---|---|
吸湿素材 | シリカゲル、ポリエステル |
吸湿量(繰り返し使用時) | 2.41mL(cc) |
防ダニ加工 | |
洗濯可能 |
西川 からっと寝をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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