しっかり湿気を取ってくれると評判の、西川 ドライウェル 吸湿力アップ。インターネット上ではマイナスな口コミはほとんど見られません。しかし、ほかの商品との違いがわからず購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、西川のドライウェル 吸湿力アップを含む除湿シート全20商品を実際に用意して、除湿力・放湿力・付加機能・お手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
結論からいうと、西川のドライウェル 吸湿力アップは、機能性にこだわる人におすすめです。除湿に加え、抗菌・消臭・防カビ機能もあります。布団のニオイやカビ対策にも期待できますよ。
さらに、除湿力は比較した商品中トップクラスです。実際に、表面湿度20.2%の布団の下に敷いて30分経ったときの湿度は0%と、除湿率100%を記録しました。
ただし放湿力は低めで、除湿シート内に湿気が残りやすい傾向にあります。小まめに吸湿センサーを確認し、2週間に1回は干しましょう。また、洗濯機非対応・厚さと重さがあるなど、手入れのしやすさもいまひとつでした。
シングルサイズの価格は税込10,780円(公式サイト参照・執筆時点)。シートを乾燥させる手間はありますが、機能的には満足度の高い商品です。長く使いたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
そもそもドライウェル 吸湿力アップとは、日本有数の寝具メーカー西川の販売する除湿シート。マットレスや敷き布団の1番下に敷くだけで、睡眠中の湿気を吸収するアイテムです。
除湿だけでなく、抗菌・防臭加工も施されているので、カビやニオイ対策にも役立ちます。また、吸湿センサーがついており、干すタイミングがひと目でわかるのも便利です。
サイズは、シングル・セミダブル・ダブルの3種類があります。使っている寝具に合わせて選びましょう。
今回は西川のドライウェル 吸湿力アップを含む除湿シート全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
せっかく除湿シートを使うなら、サラッと快適に使えるものを選びたいですよね。そこでまずは下記の手順で除湿力・放湿力を検証しました。
<除湿力>
①スプレーで水を吹きかけ、布団の表面湿度を測定
②布団の下に除湿シートを敷いて、30分後に再測定し湿度が減少したものほど評価
<放湿力>
①布団の下に除湿シートを敷いて30分放置
②除湿シートの表面湿度を測定し、数値が小さいものほど評価
除湿力は比較した商品中トップクラスです。除湿率はなんと100%でした。
表面湿度20.2%の布団の下に敷くと、30分後には湿度0%に。除湿シートに使われる素材でもとくに除湿力が高いとされる、モイスファインならではの力を発揮しました。
なかには除湿率が50%を下回るものも多くありましたが、しっかり除湿できるので寝汗をかきやすい人にもおすすめです。
一方、放湿力はいまひとつ。布団に敷いて30分後の除湿シートの湿度を測ってみると、16.2%も水分を含んでいました。放湿率に換算すると19.8%です。
比較したなかでランキング上位を獲得した商品は放湿率70%以上のものが多かったため、放湿力には劣ります。除湿シートのカビ・ダニ予防に、2週間に1回は干すようにしてください。
除湿機能のほかにも、便利な機能があるとうれしいですよね。そこで、パッケージからどんな付加機能があるかを調べました。
表面には、抗菌・防臭・防カビ加工が施されています。比較した商品内の付加機能がまったくないものと比べると、機能性は十分です。布団につくカビやニオイの予防や衛生面の維持にも期待が持てますよ。
メーカーが謳っている機能を見て評価しているため、実際の効果は保証できません
長く使うには、手入れのしやすさも大切です。洗濯機で洗えるか・軽くて取り扱いやすいかも確かめました。
洗濯機には対応しておらず、洗濯する場合は手洗いが必要です。シートには厚みがあり、重さも1.1kgとやや重め。軽量かつ洗濯機で洗える商品と比べると、手入れのしやすさはいまひとつといえます。
しかし、基本的なお手入れは天日干しで十分です。
ひと目で干しどきがわかる吸湿センサーがついているので、干すタイミングには迷いません。センサーが水色から白または薄ピンクに色が変わっていたら干してください。
ドライウェル 吸湿力アップは、公式サイトのほかAmazon・楽天市場などのECサイトでも購入可能です。
西川からは、消臭に特化したエアードライシートや、シリカゲルを使った除湿シートも販売されています。気になる人はあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
とにかく湿気をどうにかしたい人には、タンスのゲンの竹炭入り除湿シートがぴったりです。布団の下に除湿シートを敷いて30分放置したあとの湿度を測ってみると、布団も除湿シートも0%になっていました。放湿率・除湿率ともに100%を記録しているので、カラッと快適な布団で眠れますよ。
手頃な価格ながら除湿力・放湿力に優れているのは、イオントップバリュの珪藻土入り洗える除湿シート。検証では、除湿率66.2%・放湿率81.2%を記録しました。防ダニ機能はないものの、消臭・防カビ機能はついています。コストを抑えたい人・家族分そろえたい人は検討してみてください。
形状 | シートタイプ |
---|---|
サイズ | 90×180cm |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
厚さ | 不明 |
重量 | 0.69kg |
吸湿素材 | シリカゲルB型 |
吸湿量(新品使用時) | 約440cc |
除湿率(実測値) | 100% |
放湿率(実測値) | 100% |
サイズ展開 | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング |
湿気センサーあり | |
防カビ・防菌加工 | |
防ダニ加工 | |
消臭加工 | |
防虫加工 | |
抗菌加工 | |
断熱加工 | |
洗濯可能 |
タンスのゲン 竹炭入り除湿シートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | シートタイプ |
---|---|
サイズ | 90×180cm |
幅 | 90cm |
奥行 | 180cm |
厚さ | 0.8cm |
重量 | 0.82kg |
吸湿素材 | シリカゲルB型 |
吸湿量(新品使用時) | 不明 |
除湿率(実測値) | 66.2% |
放湿率(実測値) | 81.2% |
サイズ展開 | シングル、ダブル |
湿気センサーあり | |
防カビ・防菌加工 | |
防ダニ加工 | |
消臭加工 | |
防虫加工 | |
抗菌加工 | |
断熱加工 | |
洗濯可能 |
イオントップバリュ 珪藻土入り洗える除湿シートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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