シャープ プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX902を検証レビュー！ドライヤーの選び方も紹介

シャープのプラズマクラスター「ドレープフロードライヤー IB-WX902」は、「ドレープフロードライヤー IB-WX901-C」の後継機。スペックやサイズ感は変わっていませんが、検証すると速乾性がより高い結果となりました。

風速は6.83m/sと弱めですが、120秒で毛束の水分をしっかり飛ばし、速乾性の検証では高評価を獲得。ロングヘアでもサッと乾かせるでしょう。さらに、乾かしたあとの毛束の表面温度は40.47℃と低く、熱ダメージを受けにくいのも魅力。一方、マイナスイオンによる摩擦ダメージを抑える効果はあまり期待できないので、ダメージが気になる人はアウトバストリートメントでケアしてくださいね。

また、髪のまとまりやすさはいまひとつの評価に。毛先が広がりやすいので、手櫛を通しながら外側から内側に向かって乾かすとよいでしょう。髪の指通りのよさは、上位商品には及ばないもののおおむね良好。さらに、508gと重すぎないうえ、ヘッドがコンパクトなため、腕が疲れにくいでしょう。

一方、使用中の騒音レベルは平均61.2dBと少し大きめで、深夜や早朝の使用は避けたほうがよさそうです。さらにスティックタイプでスマートなのはよいですが、約30センチと長さがあるので収納場所を選ぶのはネック。

とはいえ、アプリ連携や温冷自動切換えなど多彩なモードを搭載しているドライヤー。やや値は張るものの、機能の豊富さを考えるとコスパは悪くないでしょう。