大手化粧品メーカーにて7年間、スキンケア・メイクアップ製品など幅広いカテゴリーの新商品・技術開発に従事。なかでもファンデーションやアイシャドウ、口紅などの技術開発を専門とし、日本国内はもちろん海外市場向けの商品開発も多数経験。 現在はマイベストで年間300点以上のコスメを比較検証。開発現場で培った知識をもとに、成分や処方の背景をふまえながら、専門的な内容もユーザーにわかりやすく伝えることを大切にしながらコンテンツを制作している。
すべての検証は
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本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透のことを指します。
本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことを指します。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
目次
結論からいうと、パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA6Cは、本格的な美顔スチーマーをはじめて使う人におすすめです。多機能ながら、価格は税込31,680円(執筆時点・公式サイト参照)と比較した商品のなかでは中価格帯。機能性と価格のバランスのよさが光ります。
「使いづらい」という口コミに反し、使用したモニターからは、直感的に使えるシンプルな設計が好評。イラストが豊富な説明書もわかりやすく、機械操作が苦手な人でも使いこなせそうです。また、起動音はやや大きいですが、時間がたてばあまり気になりません。
起動から40秒ほどでスチームが発生するスピーディーさも魅力。スチームはやや上向きに出るものの、吹出口が1つのタイプのなかではスチーム量も多めです。モニターからは「スチームが顔全体に一気にかかる」「しっかり水分を感じられた」と好評でした。温度も熱すぎません。
説明書どおりの距離で使えば、口コミのような「顔に蒸気が当たりにくい」という懸念は少ないでしょう。美顔ケアに十分な機能性・使いやすさ・手を伸ばしやすい価格のバランスがとれた商品をお探しの人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
日本を代表する家電メーカーのひとつである、パナソニック。大型家電製品以外にも、ドライヤーやヘアアイロン、脱毛器といった美容機器も数多く展開しています。
今回ご紹介するのは、「寝ながらエステも、集中エステも、これ1台」と謳う、ナノイー搭載の美顔スチーマーです。肌だけでなく、指先や毛先のケアもできるのが特徴です。
吹出口の数は1つ。パナソニック独自の温スチーム・ナノイー送風の2機能を搭載しています。
<機能の種類>
選べるモードは3種類。温スチームとナノイーによって、キメの整った肌とツヤのある毛先に導きます。
<モードの種類>
また、アロマホルダーがついているのもポイント。専用アロマタブレットは別売りですが、本体購入時には、お試し用が1つ付属します。ケアをしながら、気分をリフレッシュしたいときに便利なプラスα機能です。
入れられる水は、精製水または水道水。ただし、水道水は水質によって本体寿命を早めることもあり、メーカーでは精製水の使用を推奨しています。
<スチームモードの使い方>
①メイク落とし・洗顔を済ませる
②12分間のスチームモードを選択
③フタ先端から20cm以上離れて、スチームを顔・デコルテに当てる。顔全体にスチームを当てたいときは、アゴの下あたりから当てるのがコツ
③化粧水や美容液でお手入れする
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毛先モードは、乾いた状態の髪に使用します。
<毛先ケアモードの使い方>
①スチームの出るはじめの約4分間は、フタ先端から20cm以上の距離を維持。手で髪を揺らしながら、毛先全体に当てる
②約2分間のナノイー送風に切り替わったら、フタ先端から15cmの距離まで毛先を近づける。さらに手で髪をゆらし、毛先に集中的に当てる
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寝ている間や在宅ワーク時などの「ながらケア」には、ナノイーモードを使いましょう。
①化粧水や美容液でお手入れする
②ナノイーモードを選択し、約8時間のながら使い開始
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しっかりメイクを落としたいときは、スチームでディープクレンジングがおすすめです。
<ディープクレンジングの方法>
①約3分間、スチームを当てながらクレンジング剤をなじませる
②電源を切り、洗顔料で顔を洗う
③化粧⽔や美容液でお⼿⼊れする
乾いた手で使うクレンジング剤の場合は、先にスチーマーを当て、水分を拭き取ってからクレンジング剤を塗布しましょう。
今回は、パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA6Cを含む美顔スチーマー全11商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、スチームの当たり方をチェック。電源を入れてからスチームが出るまでの時間に加え、スチームの当たり具合や量、温かさを検証しました。
スチームモードでは、起動してから40秒ほどでスチームが発生。比較した商品の平均である58秒より速いうえに、検証で高評価とした40秒以内に収まっているため、待ち時間はかなり短いといえるでしょう。なお、比較したパナソニックの別モデルも、ほぼ同じ数値を記録しています。
吹出口から25cmの距離にマネキンを置き、スチームの当たり具合や量を検証。その結果、噴射口が小さいためか、細めのスチームが出てきました。
とはいえ、吹出口が1つの商品のなかではスチーム量が多め。使用した5人のモニターからも「正面から当たっている」「顔全体に一気にかかって心地よい」といったコメントが寄せられました。
コメントは一部抜粋
噴射されたスチームの写真を撮って確認してみたところ、はっきり白く写り込みました。同メーカーの吹出口が2つあるタイプの商品と比べるとやや少ないものの、まずまずの量が出ていることがわかります。
モニターの意見も、「1つ口にしては量が多い」「大量のスチームが出てきた」など、おおむね好意的です。
コメントは一部抜粋
検証では、吹出口が1つのタイプより、吹出口が2つのタイプのほうが、圧倒的にスチームの量が多い傾向が見られました。そのなかでも、こちらはかなり健闘しているといえるでしょう。
スチームの温かさについては、「長時間当てていても熱くない」「じんわり温められる」とモニターからおおむね好評です。
比較した商品のなかには、そもそも温かいスチームが出ないタイプの商品も。一方こちらは、多くの人が心地よく使える印象です。
熱さの感じ方は人によって異なるため、比較したなかに満場一致で高い評価を得た商品はありませんでした。こちらにも「少しぬるさを感じた」という声があがっていますが、全体的には高評価です。
コメントは一部抜粋
次に、使い勝手の検証です。
5人のモニターが商品を使って、モード選択の簡単さ・起動音の大きさ・説明書のわかりやすさをチェックしました。
ボタン1つで切り替えられ、多機能ながらモード選択は簡単。ボタンは少なく、各ボタンには名称が明記されており、わかりやすさが光ります。なお、比較した同メーカーの上位モデルも、使いやすさで高評価を獲得していました。
長押しによって起動するという複雑な操作が必要な場面もありますが、一度使えば操作には手間取らない印象。説明書を見ながらでないと操作できない商品と比べると、直感的に使えるシンプルな設計です。
コメントは一部抜粋
説明書には、イラストが多く取り入れられているのが特徴的。文章での説明ばかりの商品も多いなかで、こちらは1ページの文字数も少なめ。機械に苦手意識がある人でも、ぱっと見ただけでわかりやすいでしょう。
比較した商品には、多機能なものほど説明書がないと使いにくい傾向がありました。その点、こちらは説明書の実用性が高く、いろいろな機能をしっかり使いこなせそうです。
コメントは一部抜粋
起動してすぐはジジジという機械音が気になったものの、時間が経つと穏やかなスチーム音のみになりました。一部音が気になっていたモニターもいますが、ほとんどの人が「音はさほど気にならない」とコメントしています。
音が静かな商品ほどモニターの反応も良好な傾向にありましたが、こちらも控えめな音が好印象。就寝中やテレワーク中にも気兼ねなくつけられそうです。
コメントは一部抜粋
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清潔に使い続けるため、本体内のお手入れは月1回を目安に行いましょう。使用後は10分ほど冷ましてから掃除してくださいね。
<本体内のお手入れ方法>
①吸水タンクにFULLまで水を入れ、給水栓を閉める
②本体を3~4回水平に振り、給水タンクを取り外す
③底面の傾斜スイッチを押しながら本体内の水を捨てる
④②・③を2~3回繰り返す
⑤給水タンクの水を捨て、付着した水滴をタオルで拭き取る
フィルターや電源コードも、月1回の掃除がおすすめ。本体が汚れてしまった場合は、水に固形石鹸を溶かし、濡らしてよく絞った布でやさしく拭き取ってください。
パナソニックでは、検証したスチーマー ナノケア EH-SA6C以外にも、ナノケアのできる美顔スチーマーを販売中。スペックの異なる、以下の4商品を展開しています。
<バリエーション>
価格はすべて税込・執筆時点・公式サイト参照
検証ではEH-SA0BとEH-SA3Cもチェックしているので、ぜひ比べてみてくださいね。
最後に、よりたっぷりのスチームで顔をしっとりさせられる商品をご紹介します。
同じくパナソニックのスチーマー ナノケアEH-SA0Bは、2つの吹出口を搭載。モニターからは、1〜2分当たるだけで顔全体がしっとり濡れるほどの水分量や、熱すぎない温度が好評でした。化粧水ミスト・温冷モードなどの多彩な機能を備えながら、説明書をサラッと読むだけで簡単に扱えるのも魅力です。
肌をしっかり温めたい人には、ヤーマンの毛穴ケアスチーマー ブライトクリーンがおすすめ。左右2か所にある吹出口から吹き出る濃密スチームは熱めで、顔温度を約40℃まで引き上げると謳っています。また、わかりやすい説明書やボタンを押すだけでモード選択ができる操作のシンプルさも見逃せません。
スチーム発生量 | 約12mL/分 |
---|---|
タンク容量 | 給水タンク約190mL、冷ミストタンク約10mL、化粧水タンク約3mL |
角度調節可能 | |
吹出口の数 | 2つ |
温冷機能 |
良い
気になる
本体サイズ | 191×176×168mm |
---|---|
重量 | 約1900g |
給水方法 | 給水タンク(取り外し可) |
付属品 | 取扱説明書(保証書付)、スポイト、お掃除針 |
パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA0Bをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
スチーム発生量 | 約12mL/分 |
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タンク容量 | 150mL |
角度調節可能 | |
吹出口の数 | 2つ |
温冷機能 |
本体サイズ | 約161×155×216mm |
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重量 | 約1350g |
給水方法 | 給水タンク(取り外し可) |
付属品 | 取扱説明書(保証書付) |
ヤーマン 毛穴ケアスチーマー ブライトクリーン IS-98をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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