【徹底比較】パナソニックのスチーマーのおすすめ人気ランキング【2025年10月】

パナソニックの「ナノケア EH-SA0B」は、同社の美顔スチーマー「ナノケア」シリーズのなかでも、化粧水ミストや冷ミスト機能を搭載した多機能モデルのフェイススチーマー。

スチーム量の多さの検証では、スチーム総噴射量の実測値は155.20gで、頬へのスチームの付着量は40.23g、口回りの付着量は16.20gと、他商品と比較しても非常に優れた数値を記録しました。たっぷりのふんわりとしたスチームで肌表面のしっとり感を得やすいでしょう。

また、スチーム使用時の鼻部の肌表面温度は38.37℃まで上昇し、頬横の温度も35.82℃に達するなど、顔全体をしっかりと温める性能が確認できました。温かいスチームを当てることで、メイクを浮かせて汚れを落としやすくする効果が期待できるでしょう。さらに、吹出口の角度調節やタンクの取り外しが可能で日常的に手軽に使いやすい設計なのも魅力です。

温冷機能や化粧水機能もついているので、機能性や使用の手軽さを重視したい人におすすめのフェイススチーマーです。

パナソニックの「ナノケア EH-SA3D」は、同メーカーが展開するスチーマーシリーズのなかでも、シンプルな機能とコンパクトなサイズ感が特徴のモデル。手軽に使える設計で、はじめてフェイススチーマーを試す人や、日常的なスキンケアに取り入れたい人向きの商品です。

スチーム総量の実測値は64.4gで、頬へのスチーム付着量は47.53g、口周りの付着量は4.20gと、ほかの商品と比べると少なめ。たっぷりのスチームでケアをしたい人には物足りない印象です。

また、鼻部の温度は33.98℃、頬横の温度は28.34℃と、肌表面の温まりやすさにおいてもいまひとつの結果だったため、メイク汚れを浮かせやすくしたい人には不向きでしょう。

機能は温スチームのみなので、操作は簡単。ただし、スチームのうるおい感や包まれる心地よさを味わいたい人はほかのフェイススチーマーを選ぶのがよいでしょう。