1億5,000万曲を超える楽曲を軽やかに楽しめると謳うサブスク音楽配信サービス、AWA。「新しい音楽に出会えた」「歌詞表示機能が便利で楽しい」と評判です。しかし、「曲を探してもなかなか見つからない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証しました。
さらに、Spotify PremiumやYouTube Music Premiumなど人気のサブスク音楽配信サービスとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説します。AWAならではの機能や解約方法などもリサーチしたので、サブスク音楽配信サービス選びに迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
AWAは音だけでなく歌詞も楽しみたい人におすすめ。独自機能として、曲調に合わせて歌詞が画面を流れる演出を取り入れています。比較したなかでは単に歌詞が表示されるだけのサービスが多いなか、曲の世界への深い没入感を堪能できました。「歌詞表示機能が便利で楽しい」との口コミどおり、一度体験したらハマること間違いありません。
楽曲数は1億5,000万曲と、比較したなかでトップクラス。よく聴く歌手・曲からおすすめを自動選曲するステーション機能があり、「AWAを利用してから新しい音楽に出会えた」との口コミにもうなずけます。ユーザーや音楽ライターが曲にコメントをつけられる機能も珍しく、楽曲への知見が深まりそうです。
料金は月額980円で相場並み。しかし、月額480円の学割が中学生から利用できる点はうれしいポイントです。ただし、ファミリープランがない点は惜しいところ。家族2人以上で使うなら、家族向けのプランがあるSpotify PremiumやYouTube Music Premiumを検討するとよいでしょう。
レコメンド力と検索力は、上位サービスと比べて弱め。ドラマ名・アニメ名から主題歌を検索できず、「曲を探してもなかなか見つからない」という口コミを払拭できませんでした。視聴履歴から、自分専用プレイリストが自動作成されない点も気がかり。新たな曲に出会う充実度で比べると、Spotify Premiumに軍配が上がります。
AWAの魅力は独自の歌詞表示機能と、中学生から学割の対象であるところ。しかし、レコメンド力と検索力の検証では評価を伸ばせませんでした。自分だけのプレイリストを作ってほしい人・断片的な情報で目当ての曲を探し当てたい人は、Spotify Premiumを検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にAWAと比較検証を行ったサービスのなかで、総合評価1位を獲得したサービスと、各検証でNo.1を獲得したサービスをピックアップしました!
AWAのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
AWAは、2015年より提供を開始した日本発の音楽配信サービス。1億5,000万曲以上の楽曲を無料で誰でも使える点が特徴です。全曲ダウンロード可能かつ、無料会員も広告なしで音楽を楽しめます。
各プランの違いは以下にまとめました。
<FREEプランの機能>
<STANDARDプランの機能>
今回はAWAを含むサブスク音楽配信サービスを実際に調査して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のサブスク音楽配信サービスを比較検証したところ、AWAには4つのよい点がありました。1つず解説していくので、利用を検討している人はぜひチェックしてくださいね。
目を惹いたのは、AWAだけの新鮮な体験ができる歌詞表示機能。歌詞が曲調に合わせて動画形式で流れ、楽曲への没入感を誘います。「歌詞表示機能が便利で楽しい」との口コミにも納得の演出で、ハマること間違いなし。音だけでなく歌詞も楽しみたい人におすすめです。
比較したなかで一部のサービスしか備えていなかった、コメント機能にも注目。好きなアーティスト・楽曲に対して自由にコメントでき、おすすめポイントを共有できます。ほかのユーザーの感性を通じて、聞きなれた曲に新しい魅力を感じるかもしれません。
さらに、各ジャンルに精通した音楽ライターやメディアのコメントも閲覧可能。専門性の高いコメントを見ることで、より楽曲への理解が深まります。
しかし、聴いている曲をInstagramのストーリーに投稿できない点は惜しいポイント。SNSとの連携を重視する人は、ほかのサービスを検討するとよいでしょう。
<新鮮な体験の豊富さ>
楽曲数は1億5,000万曲以上と、比較したなかでトップクラスの豊富さ。検証では5,000万曲以上配信されていれば、有名アーティストの楽曲がほとんど聴けると判断したので、十分満足できるでしょう。
レコメンド力の検証では、アーティストや楽曲から似た曲を再生するステーション機能は確認できました。「新しい音に出会える」との口コミどおり、膨大なラインナップから好みの曲を発掘できますよ。
<レコメンド力の検証結果一覧>
料金は月額980円で、比較した各サービスと大差なし。しかし、中学以上が対象の学生プランなら、月額480円と半額以下で利用できます。Spotifyなどの海外企業の学割は、大学生・専門学校生以上が対象であるため、中学生から学割を使える点はメリットです。
好きなアーティストの曲だけを聴きたいなら、アーティストプランを検討しましょう。特定の歌手のみですが、月額270円で聴き放題。なお、ファミリープランはありません。家族とアカウントを共有したい人はほかのサービスも検討してください。
<AWAの全プラン>
支払い方法は、クレジットカード・デビットカード・コンビニ決済・iTunesカードもしくはGoogle Play ギフトカード・キャリア決済の5種類です。
最高音質は320kbps。ハイレゾ音源や、音の方向・距離を感じられる空間オーディオには対応していませんが、特別こだわりがなければ十分満足できる音質です。
CDの約6.5倍の情報を持つハイレゾ音源は、普通のワイヤレスイヤホンだと高音質を体感できません。ワイヤレスイヤホンの構造上、耳に届くのは一般的な圧縮音源となるからです。ハイレゾ対応イヤホンを使わない限り、どの音楽サブスクでも大差ありません。
ハイレゾ対応イヤホンで高音質を楽しみたいなら、Apple Music・Amazon Music Unlimited・auスマートパスプレミアムミュージックが選択肢に。空間オーディオ対応イヤホンがあれば、Apple MusicとAmazon Music Unlimitedで立体音響を堪能できますよ。
AWAにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。利用を考えている人は、しっかりチェックしておきましょう。
上位サービスと比べて、レコメンド力と検索力の検証では少々物足りなく感じました。目当ての曲へスムーズにたどり着けるかという観点では、Spotify Premiumなどの上位サービスと並ぶと見劣りします。
たとえば、ドラマ名から主題歌を検索するのは不得意です。「家政婦のミタ」と入力しても、主題歌「斉藤和義 |やさしくなりたい」はヒットせずオルゴール曲が多くヒット。一方、Spotify Premiumだと、期待どおり本家がヒットしました。
歌詞の一部での検索にもAWAは非対応であり、「曲を探してもなかなか見つからない」との口コミどおり。曲名・アーティスト名がわからないときは、音楽またはハミングを聞かせる音声認識を使う必要があるでしょう。
レコメンドプレイリストも、Spotify Premiumのように自分の視聴履歴をもとに自動作成する機能がありません。自分専用のプレイリストを作ってほしい人は、ほかのサービスも視野に入れてくださいね。
楽曲数 | 1億5,000万曲以上 |
---|---|
最高音質 | ロッシー |
空間オーディオ機能 |
価格については、2025年07月10日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
ファミリープラン
初回1か月無料!
良い
気になる
歌詞表示方法 | 演出付き自動スクロール、自動スクロール |
---|---|
特典 | |
支払い方法 | クレジットカード、デビットカード、キャリア決済、ギフトカード、コンビニ支払い |
SNS共有方法 | Twitter、LINE、Facebook |
楽曲アーティスト解説方法 | ユーザーコメント、公式解説 |
スリープタイマー機能 | |
イコライザ機能 | |
カラオケ機能 | |
音声アシスタント対応 | |
PodCast | |
主な対応デバイス | iPhone、Androidスマートフォン、iPad、Androidタブレット、Mac PC、Windows PC、Apple Watch、Googleアシスタント対応端末、Amazon Alexa対応端末、Chromecast、Android TV、CarPlay、Amazon Fire TV、Android Auto |
無料版 |
ここでは、AWAの気になる点をカバーできるサブスク音楽配信サービスを見つけたのでご紹介します。
Spotify Premiumは、世界最大手の音楽ストリーミングサービス。どの検証でも高評価を獲得していますが、とくに洋楽の楽曲名がほぼ原曲どおりに表記される点が魅力です。
たとえば、Queenの「Killer Queen」という曲が英語名のまま表示されています。一方、比較したなかには「キラー・クイーン」とカタカナ表記だったものも。些細な差ですが、原曲のまま表記してほしい洋楽ファンに刺さる、うれしい機能でしょう。
レコメンド力もトップクラス。視聴履歴をもとにした、自分専用プレイリストの自動作成機能があります。好みの曲やアーティストを選べば、似た曲を自動再生するステーション機能も搭載。思いがけぬ良曲に出会えるチャンスを、存分に楽しめるでしょう。
YouTube Music Premiumは、ほかのサブスクでは聞けないアーティストの曲も聴ける音楽配信サービスです。
配信楽曲数は1億曲以上。SMILE UP.(旧ジャニーズ)の一部の楽曲や、デジモン主題歌のButter-Flyなど、サブスク解禁されていない曲も楽しめます。YouTubeにPVやLIVE映像があれば、バックグラウンド再生したりプレイリストに組み込んだりできますよ。
楽曲の探しやすさもトップクラス。洋楽・邦楽ともにアーティストの愛称や略称でほとんどヒットしました。歌詞のワンフレーズや、番組名からでも聴きたい曲がきちんと見つけられます。
YouTube Music Premiumは、レア音源に出会える点が大きな魅力。ほかのサービスのラインナップに満足できなかった人は、ぜひ登録を検討してみてください。
AWAラウンジは、ユーザー同士がオンライン上で、リアルタイムに交流できる場所。好きな音楽や気分に合わせ、様々なラウンジに無料で参加できます。一部有料機能もありますが、基本は誰でも自由に参加・退出可能です。
流れる音楽を聴きながら、チャットやスタンプ機能でユーザー同士でコミュニケーションを取れる点が特徴。ラウンジ開催者に曲のリクエストもできます。同じ音楽の好みを持つ人や、新しい音楽と出会いを期待できるでしょう。
参加方法は非常に簡単。アプリ画面の下部に常時表示されている、ラウンジタブをタップするだけです。音楽を介してほかのユーザーと繋がりたい人は、ぜひ使ってみてください。
AWAの有料プランを解約する際は、現在の購入期間が終了する24時間前までに手続きを行う必要があります。アプリのアンインストールだけでは定期購入は解約されないため、注意しましょう。解約方法は、有料プランの契約経路によって異なります。
<iOS(App Store経由で課金している場合)>
1. App Storeアプリを起動
2.プロフィールアイコン → Apple ID → サブスクリプション
3.AWAを選択し、サブスクリプションをキャンセル
<Android(Play ストア経由で課金している場合)>
1.Play ストアアプリを起動
2.アカウント情報 → 定期購入 → AWAを選択して解約
<Web(AWA公式サイト経由で課金している場合)>
1.AWAのWebサイトにログイン2.プラン詳細 → プランの変更・解約 → 定期購入を解約
AWAでログインできないときは、まずはパスワードが正しいか確認しましょう。パスワード忘れとそれ以外の原因で解決方法が異なります。
<パスワードを忘れた場合>
1.アプリ画面下部のメニューをタップ
2.プロフィールアイコン右の▼をタップ
3.「別のアカウントでログイン」をタップ
4.画面下部の「パスワードを忘れた方」をタップ後、メールアドレスを入力して「送信」をタップ
<パスワード忘れ以外の場合>
1.アプリにログインせずに、アプリ内メニューから「設定」をタップ
2.「サービスについて」をタップ
3.「問い合わせ・不具合報告」より連絡後、AWA側で登録情報詳細を確認
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