水分をぐんぐん吸水し、厚みがあるのに素早く乾くと謳われているバスタオル、セシール 高吸水速乾タオル。インターネット上では、肌触りが良くふわふわと評判です。一方で、「吸水力は期待ほどではない」「厚手で乾きにくい」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、セシール 高吸水速乾タオルを含むバスタオル全69商品を実際に使ってみて、肌触り・吸水性・速乾性・毛羽落ちの少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
セシール 高吸水速乾タオルは、洗濯を重ねても吸水力が持続する1枚をお探しの人におすすめです。カットしたタオルを色水につけて吸水性を検証したところ、新品では9.6cm、10回洗濯後では12.2cmまで水を吸い上げました。どちらも比較した商品の平均を約2cm上回り、口コミに反し高い吸水力を発揮しています。
謳い文句どおり厚手のわりに速乾性も高めです。タオルに水をかけて1時間後の重さをチェックすると、水分減少率は33.4%でした。ガーゼ素材の約50%には及ばないものの、比較した商品の平均28%(※執筆時点)を上回っています。
毛羽落ちの少なさも問題ありません。タオルにガムテープを貼って剥がしたあとの重さを計測したところ、0.0017gと比較した全商品の平均程度でした。毛羽落ちはそれほど気にならないでしょう。
肌触りもモニターから好評でした。新品・1回洗濯後には「しっかりした厚みでふんわりしている」との声があり、新品では6人中5人が満足と回答。ただし、洗濯を重ねるとパサパサした質感になり、ふんわり感がなくなってしまうのが惜しいポイントです。
とはいえ、安定した吸水力があり厚手ながら比較的スピーディに乾くのは魅力。お風呂上がりに素早く体の水分を吸い取りたい人は、ぜひ試してみてくださいね。
今回ご紹介する高吸水速乾タオルは、衣料品・家電・インテリアなど幅広い商品を扱っているセシールの商品です。
吸水力・速乾性を高めるため、繊維の内部が空洞になっている中空糸を使用しているのが特徴。厚手ながら軽くて扱いやすい点も魅力です。
カラーは、モカ・オフホワイト・ペールピンク・ミストブルー・モスグリーンの5色が用意されています。
サイズは3種類。検証で使用した120×60cmのバスタオルのほかに、100×50cmのミニバスタオルと80×34cmのフェイスタオルも展開しています。カラー・サイズともに豊富なラインナップです。
バスタオルは、使用頻度や洗濯方法によって寿命が異なります。交換すべきか迷ったときは、水を吸わなくなってきたか・肌触りがごわごわしてきたか・イヤなニオイがするかをチェック。これらのサインが出ていたら交換を検討してみてくださいね。
今回は、セシール 高吸水速乾タオルを含むバスタオル全69商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、肌触りの検証です。
6人のモニターが、実際に新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルをチェックし、心地よい触り心地が続くかを検証しました。
新品の肌触りは「ふんわりしてなめらか」「生地がしっかりしている」とモニターから好評でした。
1回洗濯したあとも、モニター6人中4人が「肌触りがよい」と回答。「新品とあまり変わらない」との声があがりました。
<洗濯1回目の肌触りに関するモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較では、ふんわり感が持続するマイクロファイバーのタオルとは違い、綿パイルのタオルは使い込むと肌触りが悪くなる傾向がありました。綿パイルの本品も同様に、5回洗濯したあとは厚みや弾力がやや減っています。
また、10回洗濯後には「柔らかさがなくなった」とパサパサ感を指摘する声が増え、手触りがよいと感じたモニターはいませんでした。
<洗濯10回目の肌触りに関するモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、吸水性の検証です。新品・洗濯1回目・洗濯5回目・洗濯10回目のタオルをカットし、色水につけて10分間放置。それぞれどの程度水分を吸収したか確認しました。
結果、「吸水力は期待ほどではない」という口コミに反し、比較したなかでは高い吸水力があることがわかりました。新品では9.6cmまで吸水し、比較した商品の平均7.8cm(※)を上回る結果に。洗濯1・5・10回目も12.2cmと平均の約9.5cm(※)を超えています。
比較した8割の商品と同様に、新品時より洗濯したほうが吸水力がアップ。購入後は、使う前に一度洗濯するとよいでしょう。
執筆時点での数値です
続いて、速乾性の検証です。
洗濯5回目のバスタオルをカットし、そこに3mLの水をかけ重さを計測。さらに1時間後の重さを測り、どの程度乾いたか水分減少率を確認しました。
検証の結果、水分減少率は33.4%。約50%だったガーゼ素材の上位商品には及ばないものの、比較した商品の平均28%(※執筆時点)を超えました。「厚手で乾きにくい」との口コミがありましたが、メーカーの謳い文句どおり比較的乾きやすいといえます。
最後に、毛羽落ちの少なさの検証です。洗濯5回目のタオルにガムテープを貼って剥がします。剥がしたガムテープの重さを計測し、どの程度毛羽が抜けたか確認しました。
結果、ガムテープに付着した毛羽は0.0017g。比較した商品の平均0.0011g(※執筆時点)と同じくらいでした。毛羽落ちは特に気にせずに使えるでしょう。
セシール 高吸水速乾タオルは、セシールのカタログ通販、公式オンラインショップから購入可能。価格は以下のとおりです。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
また、タオルをふわふわに仕上げるにはパイルをしっかり立ちあげることが大切。パイルを傷めないよう、洗濯物の量を減らしたっぷりの水で洗いあげましょう。
干す際には、しっかり振ってパイルを立たせてから、タオル用ハンガーの端を囲むように横長に吊るします。扇風機やエアコンの風などで空気を循環させると早く乾きますよ。
最後に、肌触りが良く吸水性・速乾性も高いほかの商品をご紹介します。
部屋干しする機会が多い人には、オカザキのシャーリングバスタオルがおすすめ。乾きが速いので生乾き臭が発生しにくいでしょう。吸水力も高く、洗濯を重ねるごとに吸う水の量が増えていきました。さらさらとした手触りが心地良く毛羽落ちも少ない、大きな欠点のない優秀な商品です。
保管場所をあまり取りたくない人には、無印良品 綿パイルスモールバスタオル・薄手がぴったり。かさばりにくいのが魅力です。薄めですがしっとりと柔らかく、10回洗濯したあとも比較的なめらかな質感をキープしました。吸水力が安定しているうえ毛羽落ちも少ないので、快適に使えます。
用途 | 不明 |
---|---|
幅 | 60.0cm |
長さ | 110.0cm |
素材 | 綿 |
特徴 | 不明 |
織り方 | シャーリング |
国産ブランド | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
防臭加工 | 不明 |
セット商品 | 不明 |
ネームタグ付き | 不明 |
オーガニックコットン使用 | |
名入れ可能 | 不明 |
厚さ | 薄手 |
種類 | バスタオル |
オカザキ シャーリングバスタオルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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