MotoM マルチリフラクションションライト GST008をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

手元の光の強さは622lxと、十分な明るさです。比較した商品には明るさの保証となるJIS規格の記載がないものもあったなか、こちらは最上位のAA形相当。高評価の基準とした450lxも大幅に上回っており、手芸などの細かな作業もしやすいでしょう。

照らせる範囲の広さも申し分ありません。比較した商品には机の隅の照度が100lxを下回るものもあったなか、本品は389.5lxを記録。高評価の基準である250lxも大幅に超え、隅までしっかりと光が届きました。

上位商品に比べると少しだけ隅が暗かったものの、部屋のメイン照明をつけていれば、明るさに物足りなさを感じることはないでしょう。

色の見え方を示す演色性はRa97.9とかなり高めでした。比較した多くの商品がRa80台だったなか、自然光のRa100に非常に近い数値。デザイナーやネイリストなどの細かな色を見分ける作業が多い人にもうってつけでしょう。違和感なく見えるため、「目にやさしい」という口コミにも頷けます。

目の疲労の原因となる光のちらつきや、明るさのムラも見られません。シェードの角度も調整可能なので、目に直接光が当たる心配も少なめ。光源は乳白色のカバーでしっかり覆われていました。加えて、ブルーライトカットを謳っているのも比較したほかの商品にはない魅力です。

ただし、手元に細かな影が多重にできてしまったのが惜しいところ。書き作業が多い人はわずらわしさを感じるかもしれません。

スイッチはライトの根元にあり、オンオフボタンと調光ボタンが別々に設置されているため、直感的に扱えました。調光は連打する必要がありますが、増光・減光方向にそれぞれボタンがあるため調節しやすいでしょう。

比較したなかには関節が2か所の商品も多かったのに対し、3か所調節できるのもうれしいポイント。自在に角度を調整できるうえ、自重で下がらなかったのも利点です。

デスクライト以外の機能が充実しているのも大きな魅力。時間・温度・湿度・日付が表示されるパネルがついており、アラーム設定・デバイスの充電も行えます。「多機能で扱いやすい」という口コミが寄せられるのにも納得ですね。

比較した多くの商品にあった調色機能を備えておらず、評価が伸び悩みました。あたたかい電球色やすっきりとした昼白色など、気分やシーンによって雰囲気を変えたい人には物足りないかもしれません。

しかし、青みがかった昼光色を採用しているため、作業にはうってつけです。仕事や勉強用のデスクライトを探している人にぴったりな商品といえるでしょう。

調光は5段階で細かく調節可能。比較した商品には2段階しか変えられないものもあったなか、部屋の照明や作業内容に応じて手元の明るさを変えられるのは利点ですね。