東谷 デスクライト LDY-1217TN-OHをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

手元の明るさは1005.75lxを記録。比較したなかには300lx前後のものもあったなか、トップクラスの明るさです。高評価の基準とした450lxも大きく上回っており、「とても明るい」との口コミにも頷けます。

明るさを保証するJIS規格に関する記載はないものの、手元を明るく照らす性能には申し分ありません。手芸など細かい作業にもうってつけでしょう。

照らせる範囲もかなり広めです。比較した商品には100lxを下回るものもあったなか、机の端でも785.25lxを記録し、十分な明るさが確保できました。光源の幅が59.5cmとワイドなため、隅に広げた教材なども問題なく読めるでしょう。

目への負担もそこまで気になりません。LEDライトはカバーで覆われているため眩しさを感じにくく、シェードの角度を調整できるのも利点。明るさにムラはなく、光のちらつきも見られませんでした。

色の再現度を表す演色性はRa84.7。色が自然に見えるため、知らず知らずのうちに目に疲労がたまる心配は少ないといえます。比較したなかには、より鮮やかに見えるRa90以上の商品もありましたが、事務作業や勉強を行うのであれば十分な数値です。

ただし、手元の影は二重に見えます。薄くて柔らかい色ではあるものの、若干わずらわしく感じる可能性があることは頭に入れておきましょう。

アームは細かく角度調節可能。関節は3か所あり、ライト部分も左右に動きます。やや硬めですが自重で下がることがないため、どんな角度でもストレスなく使用できるでしょう。机を挟んでネジで固定するクランプ式のため、取りつけ位置から不用意に動くこともありません。

オンオフもスイッチ式のため簡単です。比較したほかの商品のようにボタンを数回タップしたり、長押ししたりする必要はなくスムーズに操作できました。

調光ボタンが独立しており、ダイヤル式で無段階に明るさを調節できました。比較したなかには3段階までの商品もあったのに対し、思いのままの明るさに素早くセットできます。

ただし、調色機能は備えていません。本商品は自然な色味の昼白色のみで、あたたかい電球色やすっきりとした青白い昼光色など、気分によって光の色は変えられません。シーンごとに使いわけたい人よりも、デスクでの作業メインの人向けの商品といえるでしょう。