「早朝の太陽と同等の光」を謳う光目覚まし時計、ムーンムーン(moonmoon) inti4s。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で、「光が弱くて起きられない」「ボタンが小さく、力が必要で押しにくい」など気になる評判もあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ムーンムーンのinti4sを含む光目覚まし時計9商品を実際に使ってみて、近距離の明るさ・中距離の明るさ・明かりの広がり・操作設定のしやすさ・機能の充実度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
ムーンムーンのinti4sは、強い光で起きたい人におすすめです。肝心な光の明るさも、30cmの距離で2,830ルクスと十分。比較したなかでもトップクラスの高評価です。
徐々に光が強まる日の出機能・光が点滅するサンダースヌーズ・角度調整など、光で目覚めるための機能は充実しています。また、検証したなかでアプリ連動しているのは、ムーンムーンの商品だけでした。
一方で、背後90cmからの明るさは73.8ルクスでした。寝相が悪い人や広いベッドに寝ている人は、光だけで起きるには物足りない印象です。アラーム音と併用するなど、工夫するとよいでしょう。
「ボタンが押しにくい」という意見が目立ちましたが、アプリ操作ができて便利。アプリ操作ができる光目覚まし時計はiniti4s・トトノエライトの2商品だけです。
操作や設定はシンプルでおおむね好評でした。執筆時点の価格は税込30,470円です(公式サイト参照)。やや高めですが、全額返金制度や修理保証もあるのでチェックしてみてくださいね。
実際にムーンムーン inti4sと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ムーンムーン inti4sよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
枕・マット・サプリメントなど、さまざまな快眠グッズを展開する、ムーンムーン。
そのinti4sは、快適な目覚めと良質な睡眠にこだわり、改良を続けて4代目になる光目覚まし時計です。
朝の陽射しを再現するため、地平線から昇ってくる太陽のように少しずつ光が強まる機能を搭載。いきなり眩しくならず、自然な目覚めをサポートするよう作られています。
目覚めに必要とされる2,500ルクスより明るい光が出るよう設計されていますよ。
二度寝防止やなかなか起きられないときのために、「サンダースヌーズ」もついています。一度止めても光が激しく点滅するので、起きられるか心配な人におすすめです。
普通の目覚ましと同じようなアラーム音もあります。大音量アラーム機能をONにすれば、普段どおり音で起きることも可能。光だけでは起きれるか不安という人にはうれしい機能です。
しかし、大きな音はリラックスしている神経を急激に刺激する可能性があります。慣れるまで一時的に使うのがおすすめです。
また、デザインにもこだわりが。NASAの情報端末や航空機のシートのデザインに携わったフィンランド人デザイナーを起用し、 水平線から昇った直後の太陽をイメージして作られています。
サイズは120×150×27mmと光目覚まし時計のなかではコンパクトなので、設置場所を選びにくいのも魅力です。
執筆時点での公式サイトの価格は、税込で30,470円でした。目覚めに満足できない場合は、3か月間の全額返金制度もあります。条件付きなので事前にチェックしてみてくださいね。
また、1年間の修理保証や睡眠のスペシャリストによるサポートもあります。購入後、睡眠に関する悩みがあれば、メールで相談してみましょう。
今回はムーンムーンのinti4sを含む光目覚まし時計全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証軸①:近距離の明るさ
検証軸②:中距離の明るさ
検証軸③:明かりの広がり
検証軸④:操作・設定のしやすさ
検証軸⑤:機能の充実度
まずは、近距離の明るさを検証します。
光目覚ましから30cmの距離で照度を測り、その数値を評価しました。ライトは最も明るい設定にしています。
30cm離れたところで照度を測ったところ、2,830ルクスを記録しました。これは晴れた日の室内ほどの数値で、検証したなかでもトップクラスの明るさです。
コンパクトな見た目ながら非常にパワフルな光を放ち、よい意味で予想を裏切られました。
次に、中距離の明るさを検証します。
寝返りで反対側を向いたときも明るさが届くかチェックするため、照度計のセンサーを壁に向けて照度を測りました。光目覚ましから90cmの位置に照度計を配置し、照度計から壁までは20cmの距離をとっています。
背後90cmから壁に跳ね返った光の明るさは73.8ルクスでした。中距離からの光は十分な明るさとはいえません。
寝相が悪い人や大きなベッドで寝ている人は、アラーム音を併用するなど工夫したほうがよいでしょう。
寝返りが多い人は、自分の顔に光が当たるよう設置場所を工夫しましょう。
ベッドサイドではなく、壁に掛けるように設置するか、ベッドボードに設置するのがおすすめです。壁掛けホルダーが付属しているので、設置も楽にできます。正面からの光が強い、initi4sの実力を発揮しやすいですよ。
続いて、明かりの広がりを検証します。
外光を遮断した部屋の床に、マスキングテープで目印を作成。最も明るい設定にした光目覚ましの光を固定したカメラで撮影し、明るさの広がりをチェックしました。
光目覚ましの正面は明るいものの、サイドや前方までは届かず部屋全体は薄暗いままでした。部屋全体をぼんやりと明るくして起きるというより、ピンポイントで顔に光を当てて起きるタイプです。
次は、操作・設定のしやすさを検証します。
男女計6名のモニターが実際に商品を使ってみて、操作のしやすさ・設定のしやすさを評価しました。
モニターが使ってみたところ、ボタンの数が少なくシンプルなつくりで「迷うことがない」「わかりやすい」という声が目立ちました。
しかし「全体的にボタンが硬い」という意見も。とくに「センターボタンが押しにくい」という感想が多く、寝起きで操作するにはスムーズさに欠ける印象です。
設定については、半数以上の人が「設定自体は簡単」とコメントしました。
ただし「数字が長押しで変わらず、連打する必要がある」という声も。時刻設定を頻繁に変更する人にとっては面倒に感じる可能性があります。
とはいえ、時刻設定やアラームの設定はアプリから可能。「トトノエライト アプリ」を使って設定するのがおすすめです。
最後に、機能の充実度を検証します。
便利な機能がどれだけついているかを調べるため、上記の項目の有無や充実度をチェック。加点方式で評価しました。
光の明るさは10段階に調整でき、色も暖色と昼白色から選択可能です。90度まで角度が調整できるので、顔に光があたるよう微調整できますよ。
光の点滅で二度寝を防止するサンダースヌーズや、音声アラーム・日の出機能など、目覚めをサポートする機能もそろっています。
徐々に明るくなる日の出機能で、朝日で自然に起きるような気分を味わえそうです。
先述の通り、アプリと連動できる機能もついています。時刻の同期・アラームの設定・ライトの調整ができるので便利です。
今回比較したなかでアプリ連携ができるのは、ムーンムーンのinti4sとトトノエライトのみでした。アプリから設定などをしたい人は要チェックです。
サイズ | 120×150×27mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 2,830ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 300g |
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素材 | ABS、アクリル樹脂、アルミアルマイト |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 1年間 |
最後に、ほかにも評価の高い光目覚まし時計を検討したいという人におすすめの商品をご紹介したいと思います。
操作しやすいボタンがよいなら、トトノエライトがおすすめです。上部にあるボタンが押しやすいと人気を集めました。検証したなかで最も小型ながら、近距離の明るさは1,645ルクスと十分。部屋は明るくなりすぎず、同室の人にも配慮できます。165gと軽量なので持ち運びにも便利ですよ。
1人部屋で寝ているなら、SmartSleep ウェイクアップ ライトを要チェックです。30cm地点の明るさは640ルクスとまずまずですが、やさしい光が部屋全体に広がります。タッチパネルで操作のしやすさも好評でした。入眠用の日の入り機能やアラーム複数設定機能もついていますよ。
サイズ | 100×100×29mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 1,645ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 165g |
---|---|
素材 | PC樹脂、真鍮(無電解ニッケルメッキ表面処理)、SUS、シリコンチューブ |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 1年間 |
ムーンムーン トトノエライト TTNL-01をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 200×150×200mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 640ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 760g |
---|---|
素材 | ポリカーボネート |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 2年間 |
フィリップス SmartSleep ウェイクアップ ライト HF3519/15をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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