光の刺激で快適に目覚めやすくすると謳う光目覚まし時計、エレス Bright Up Clock Ⅱ(ブライトアップクロック)。「昼間のように明るい」「部屋全体が明るくなる」と評判です。しかし、「機能が少なく物足りない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のムーンムーン トトノエライトやJUXLamp ウェイクアップ ライトとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、光目覚まし時計選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
エレス Bright Up Clock Ⅱは、自宅用にとにかく明るい商品がほしい人におすすめです。30cm離れた位置での照度を測ると3,210ルクスを記録し、比較したなかでもトップクラスの明るさでした。人気のムーンムーン トトノエライトも1,500ルクス以上と十分ですが、本商品は圧倒的。晴れた日の室内と同等のレベルで、「昼間のように明るい」との口コミどおりです。
実際に床を照らすと、床に貼ったマスキングテープが浮き上がって見えるほど明かりは広範囲に広がりました。比較したなかでも本商品のような特大サイズの製品は明るく照射範囲も広い傾向があり、こちらも「部屋全体が明るくなる」との口コミにも納得の結果です。光だけで起きたい人にぴったりですよ。
操作ボタンは本体下部にあり、実際に操作したモニターからは「ボタンの押し心地が硬すぎず押しやすい」と好評でした。アラームの設定手順は丁寧な説明書つきでわかりやすく、現在時刻に加えて設定した起床時間も画面に表示されます。機能はシンプルで、アラーム・スヌーズ・日の出機能のみを搭載していました。
目覚ましの90分前に短時間点灯するプリウェイク機能など、独自機能も魅力。とはいえ、比較したなかには調光機能やライトのあたる角度を調整できる商品もあったので、口コミにあったように「機能が少なく物足りない」と感じる人もいるかもしれません。
特殊蛍光管を採用したライトにより本体は大型のため、テーブルの上に置くには圧迫感を覚えることも考慮しましょう。操作のしやすさや持ち運びやすさを重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にエレス Bright Up Clock Ⅱと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ光目覚まし時計と、明るさ・明かりの広がり・操作・設定のしやすさ・機能の充実度それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
エレス Bright Up Clock Ⅱの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそも光目覚まし時計とは、自然の太陽光を模倣した光で自然と起きやすくする装置のこと。体内時計もリセットされるため、睡眠サイクルの調整にも役立ちますよ。
今回ご紹介するエレス Bright Up Clock Ⅱもそのひとつ。明るい光と音を組み合わせた目覚まし時計で、睡眠環境を整え、毎日の快適な目覚めを目的に設計されています。通常の蛍光灯やLEDと異なり、太陽光に近い特殊蛍光管を使用。従来品よりも照度が約15~20%上がったと謳われています。
販売元のエレス株式会社は、自社開発商品のほか海外の便利でデザイン性豊かな商品も多く取り扱っています。
詳しい商品スペックは以下をご参照ください。
<スペック詳細>
サイズは幅110×奥行135×高さ535mm、重量約1.52kgです。本体の材質はABS樹脂、フロントパネルはポリカーボネート素材でできています。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。下部に操作パネルのついた、縦長のシンプルなデザインが特徴です。
はじめに、明るさの検証です。
暗室に光目覚まし時計を設置。光源から30cm離れた位置で照度計を用いて照度を計測しました。検証ではメラトニンの分泌が抑制される2500ルクスを上限とし、照度の高いものほど高評価としています。
光源から30cm離れた位置での実際の照度は平均3,210ルクスと、比較した商品のなかでもトップクラスの明るさでした。しっかりと明るい光で目覚めたい人にとって有力候補となるでしょう。
体内時計をつかさどるメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が低下するのは、照度1,500ルクス以上が目安。比較したなかでも人気のムーンムーン トトノエライトやJUXLamp ウェイクアップ ライトもこの目安はクリアしているものの、本商品は晴れた日の室内と同等の明るさで圧倒的です。「昼間のように明るい」との口コミどおりといえるでしょう。
次は、明かりの広がりの検証です。
暗室の床にマスキングテープで30cm角のマスを計20マス用意。マスの手前に商品を設置し、最大照度で何マス照らせたかをチェックしました。
実際に床を照らすと明かりの範囲がとても広く、寝返りを打つ人でも使いやすいのが魅力。測定のために床に貼ったマスキングテープが浮き上がって見えるほど、広範囲に光が届きました。「部屋全体が明るくなる」との口コミにも納得です。
広範囲照射タイプの本商品は、寝相がよくない人やパートナーと同時に起床したい人にぴったりですよ。なお、比較したなかにはピンポイントに光をあてられる、ムーンムーン トトノエライトなどの照射位置調整タイプの商品もありました。こちらはパートナーの睡眠を妨げにくいため、目的に合わせて選びましょう。
本商品のような特大サイズの製品は照度が高く、照射範囲も広い傾向がありました。光だけで起きたい人や寝相がよくない人は、ぜひ検討してみてくださいね。
続いて、操作・設定のしやすさを検証しました。
モニターの6人が実際に説明書を見ながら商品を操作。アラームの設定手順のわかりやすさやボタンの押しやすさを確認しました。
実際に使用したところ、操作・設定はスムーズでした。アラームなどの設定手順は説明書に図解つきで詳しく解説されており、設定も簡単。現在時刻に加えて、設定した目覚ましの時間が画面に表示されるのもうれしいポイントです。
ボタンは本体下部に配置されており、押しやすさと視認性を両立。押すとやや大きな音が鳴るものの、モニターから「ボタンの押し心地が硬すぎず押しやすい」と好評でした。ボタンが本体下部にある点を気にする声もありましたが、多くのモニターが操作性に満足しています。
比較したなかではムーンムーン トトノエライトのように、イラストつきのボタンを採用した商品は直観的に操作できる傾向がありました。毎日寝起きに操作するもののため、ボタン配置や大きさなどにも着目して選ぶのがおすすめです。
<操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<設定のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、機能の充実度の検証です。
アラーム・スヌーズ・調光機能などの有無や、コードレスで使用可能かをチェック。複数の機能がついている商品を高評価としています。
機能はシンプルで、アラーム・スヌーズ・日の出機能のみを搭載。比較したなかには調光機能により明るさを調整できたり、ライトのあたる角度を調整できたりする商品もありました。また、本商品はアラーム音の調整機能はないため、口コミどおり「機能が少なく物足りない」と感じるでしょう。
日の出機能には、目覚ましの90分前に短時間点灯するプリウェイク機能を搭載。起床時間に快適に起きやすくする設計です。アラーム機能やスヌーズ機能もあるため、光だけで起きられるか心配な人も活用できるでしょう。そのほかの機能はご自身の好みに合わせて選んでみてくださいね。
サイズ | 110×135×535mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 3,210ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 1,520g |
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素材 | 本体:ABS/フロントパネル:PC/固定プレート:鉄 |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 1年間 |
エレス Bright Up Clock Ⅱは、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能です。販売価格は税込21,780円(※公式サイト参照・執筆時点)。購入の際には、各取扱店舗での値段や送料を比較してみてくださいね。
エレス Bright Up Clock Ⅱには、目覚めの時間に短時間光を点滅させ、スムーズに起きやすくするプリウェイク機能がついています。あらかじめ設定した目覚まし時間の90分前に、一定時間ライトを点灯するシステムです。
1~60秒までの範囲で点灯時間を調整可能ですが、長すぎると目が覚めてしまう可能性があります。はじめは1~2秒程度の短時間から試しましょう。取扱説明書を確認して、時間を調整してみてください。
最後に、機能が充実した小ぶりな商品をご紹介します。
ムーンムーンのトトノエライトは、コンパクトサイズながら操作がしやすい商品です。イラストつきの大きなボタンが押しやすく、設定手順もわかりやすいのが魅力。明るさは1,645ルクスと十分で、顔の前にピンポイントで光をあてるのに向いています。165gと軽量なので、旅行先にも持ち運びできますよ。
JUXLampのウェイクアップ ライトは、3種類の色温度・40段階の照度が選べるパネル式です。照度は1,810ルクスと高く、明かりの範囲も広いので寝返りをうっても光を感じやすいでしょう。設定手順の多さはネックですが、大きなボタンつきで機能性も十分。1万円以下のコスパのよさも魅力です。
サイズ | 100×100×29mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 1,645ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 165g |
---|---|
素材 | PC樹脂、真鍮(無電解ニッケルメッキ表面処理)、SUS、シリコンチューブ |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 1年間 |
ムーンムーン トトノエライト TTNL-01をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 170×170×16mm |
---|---|
照度(30cm地点での実測値) | 1,810ルクス |
音声アラーム機能 |
良い
気になる
重量 | 500g |
---|---|
素材 | プラスチック |
調色機能 | |
目覚ましの複数設定可能 | |
コードレス使用可能 | |
USBケーブル付き | |
日の入り機能 | |
スピーカー機能 | |
ボイスレコーダーあり | |
FMラジオ機能 | |
アプリ連携可能 | |
保証期間 | 不明 |
JUXLamp ウェイクアップ ライトをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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