ルルド サンアラーム AX-BNL805をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

光源から30cm離れた場所の明るさは、1900ルクスを記録。比較したほかの商品には、100〜200ルクス程度しかないものもあったなか、近距離での明るさは優秀です。

メラトニン（睡眠ホルモン）の分泌が低下する照度の目安が、1500ルクス以上とされていることから、目覚めには十分な明るさといえます。

中距離（90cm）での明るさは、92ルクスでした。

比較したほかの商品には20ルクスほどのものがあったことをふまえると、光量に問題はありません。寝返りをして本体から離れてしまっても、明るさをしっかり感じられます。

明るさの広がりを確認したところ、床に貼ったマスキングテープがしっかり視認できました。

比較したほかの商品には、本体の正面部分しか照らせなかったものもあったなか、本品の明かりは、エリアの中心部までほどよく広がっています。照らす範囲が広いため、寝相がよくない人にも使いやすいでしょう。

説明書にはイラストを交えて使用方法が記載されており、はじめてでも迷うことなく操作できます。

土台部分にあるタッチ式の操作パネルもデザインがシンプルで、時間や調光をする際など直感的に扱えました。

ただしボタン式のほかの商品と比べると、タッチ式は押した感覚がないのが気になるところ。

モニターからは「ちゃんと押せたかわかりづらい」「寝起きのぼんやりした状態でも操作できるか不安」といった声もあがりました。

また時間の設定時にはパネルを1分ずつタッチしなければならず、やや手間を感じます。しかし操作自体は難しくないため、タッチパネルの反応に慣れてしまえば使用に問題はないでしょう。

アラーム音は、電子音と小鳥のさえずりの2種類から選べます。日の出機能付きに加えて、明るさは5段階に調節可能です。

スヌーズ機能がないのは惜しいものの、アラームを複数セットできるのは高ポイントにつながりました。

また比較したほかの商品にはないものが多かった、無段階に角度を調節可能な点も魅力です。光を好きな場所に照射できるため、パートナーと一緒に寝ている場合は相手の睡眠を妨げません。

アームの位置を調節すれば、目覚ましとして使う以外にスタンドライトとしても活用できますよ。