設置方法を選ばず、高画質でコスパも高いと人気の、LGの4Kチューナー内蔵 有機ELテレビ OLED55B1PJA。「非の打ち所がないレベルの画質」といった高評価な口コミがある一方で、「低音が物足りない」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
LGのOLED55B1PJAは、音質を重視する人におすすめです。音声が粒だっていてはっきりしており、聞き取りやすいのが魅力。YouTubeの音楽視聴ではクリアさがやや控えめでしたが、低音には深みがあり迫力や臨場感を味わえました。
画質についても、深みのある自然な色彩表現と、浮き出てくるようなリアルさが印象的。視聴する映像や角度によっては粗さが見えるものの、ノイズはうまく抑えられています。動きのある映像も残像感なく視聴できるので、スポーツ観戦やゲームにもよいでしょう。
動画配信・音声操作に対応しているほか、LG独自の音声検索も可能。GoogleアシスタントやAlexaを内蔵しており、検索・音楽・ショッピングなども楽しめます。早送り・チャプター再生はできませんが、裏番組は録画でき、見たいプログラムが重なるときに重宝しますよ。
目にやさしいブルーライトカットパネルや、振るだけでマウスのように使えるマジックリモコンなど、魅力的な機能も満載。インテリアになじみやすいスタイリッシュな薄型デザインも見逃せません。スマートな機能を使いこなして、ワンランク上のテレビ時間を体験してみてはいかがでしょうか。
韓国に本社を構え、電子機器や家電の製造・販売を行っているLG。全世界・全メーカーの有機ELパネルを制作しており、世界でもトップクラスのシェアを誇ります。国内大手と比べてリーズナブルな価格設定が魅力です。
今回ご紹介するOLED55B1PJAは、黒の発色と明暗の表現力にとことんこだわっているのが特徴。第三者機関Intertekからは、色再現忠実度100%との認証も獲得しています。
55V型の4K有機ELテレビで、画素数は3,840×2,160。スタンドを含んだサイズは122.8×74.4×24.6cmで、重量は19.9kgです。
パネルには、ブルーライト低減フィルターを搭載。ドイツの第三者認証機関であるTÜV Rheinlandからは目にやさしいテレビとして認証を受けており、目の負担も少なくすむでしょう。
Dolby Vision IQの採用で、室内の明るさに応じて輝度を自動で最適化。製作者の意図どおりの画質で楽しめるよう、フレームメーカーモードも備えています。さらに、映像ジャンルにあわせてAIが画質・音質を調整する機能も大きな特徴ですよ。
Dolby Atmosにも対応しており、立体感あるサウンドで映像の世界観にも浸りやすいでしょう。
リモコンをテレビに向けて上下左右に振るだけで、カーソル&スクロール操作できるのも注目したいポイントです。文字入力や動画の早送りもスムーズに行えますよ。
また、テレビ番組やアプリ動画の音声検索にも対応。リモコンのマイクボタンを長押ししてキーワードを話せば、簡単にリサーチできます。
動画配信サービスは、Netflix・YouTube・Prime Videoなど全14種類に対応。4K動画も視聴可能です。
GoogleアシスタントとAlexaを内蔵しているため、検索・ショッピング・音楽などさまざまなアクティビティも楽しめます。
ゲーム好きな人にうれしい機能も盛りだくさん。動きの速いコンテンツをなめらかな映像で楽しめるよう、応答速度1msを実現し、インターフェースはHDMI2.1に対応しています。
FPS・RPG・RTSなど、さまざまなゲームジャンルにあわせ、映像やサウンドを最適化するオプティマイザ機能も搭載していますよ。
リモコンのほか、リモコン用乾電池・転倒防止用部品・取扱説明書が付属しています。
インテリアになじみやすいスリムなデザインも魅力の1つ。別売りのギャラリースタンドを使えば、壁際にこだわらないスタイリッシュな設置が可能です。壁掛けにも対応していますよ。
サイズは、55V型と65V型の2種類から選べます。テレビの設置位置や部屋の大きさに合わせて選ぶのがおすすめです。
今回は、LGのOLED55B1PJAを含むテレビ全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:動画配信・音声操作への対応
検証④:録画機能の充実度
まずは、画質の検証です。
映像と音の専門家の折原一也さん協力のもと、映像の詳細さ・ノイズ・画面全体の明るさ・発色の良さ・残像感・視野角の6項目を評価しました。
なお、視聴時に使用した映像素材は以下のとおりです。
画質は、今回検証したほか商品と比べても優秀です。
深みのある色合いと奥行き感により、映像が浮き出てくるようなリアルさを感じられたのがよいところ。動きのある映像も残像感なく楽しめました。ネット動画でもノイズがしっかり抑えられていた点が好印象です。
専門家からも「色のバランスがよい」「精細感もしっかり出ている」「YouTubeの画質もきれい」といった声が聞かれました。
ただ、暗がりの映像を視聴した際に若干の粗さがあったのはややネック。また、「4KHDR映像では、黒色の階調を出さず白く表示することに少し違和感がある」といったコメントもあがっています。
見る角度によっては画質が若干落ちてしまうのも気になるポイント。できるだけ正面から視聴できる場所に設置するなど、工夫するのがよいでしょう。
次に、音質を検証します。
実際にテレビ番組を視聴して音声情報の再現性を確認するとともに、YouTubeでMusic Videoを視聴し音楽再生時の音質もチェック。声の聞き取りやすさ・音の立体感・迫力の3項目で評価しました。
今回も、映像と音の専門家・折原一也さんに協力を依頼し検証を行っています。
チェックしてみたところ、音質は今回検証した商品のなかでもトップレベル。
とくに、声に存在感がありはっきり聞こえる点が高く評価されました。折原さんも「音声がしっかり立っていてバランスがよい」と回答しています。
YouTubeでの音楽視聴は、若干クリアさに欠ける印象があったものの、低音の深みや臨場感は申し分ありません。聞き取りやすさや迫力を重視する人でも、十分満足できるといえます。
続いて、動画配信・音声操作への対応を検証します。
それぞれのテレビが動画配信・音声操作に対応しているかをチェックし、評価をつけました。なお、動画配信サービスの対応数などは評価対象に含めておりません。
Netflix・U-NEXT・アマプラといった、大手の動画配信サービスに対応。音声機能も充実しており、Googleアシスタント・Alexaに加えて、LG独自の音声検索機能も搭載されていました。
リモコンをマウスのように扱えるマジックリモコンも採用されており、動画・音声機能をよりスマートに操作できるでしょう。
最後は、録画機能の充実度を検証します。
録画できるかはもちろん、裏番組録画・早送り再生・チャプター再生に対応しているかも確かめました。
各機能の評価項目は以下のとおりです。
録画機能の充実度は、ほか商品と比べるとやや物足りない結果に。早送り再生やチャプター再生ができない点がネックとなりました。
見たい番組が重なることが多い人や、家族で見たい番組が違うというときに重宝するでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
最後に、ほかの魅力的な商品も2つご紹介します。
東芝のREGZA 55X8900Kは、早送り・チャプター再生・裏番組録画・自動録画など機能が充実。音声操作にも対応しており、使いやすさにもすぐれています。肌の質感まで伝わる鮮明な映像や、臨場感あふれるサウンドなど、画質・音質にこだわる人にもぴったりです。
SharpのAQUOS 4T-C55DQ1なら、4K放送・地デジなどの裏番組を2つ同時に録画可能。Android TVを搭載しており、アプリの追加やホーム画面のカスタマイズもできます。Googleアシスタント機能で、番組検索・レコーダー・家電操作など、さまざまなアクティビティも行えますよ。
画面の種類 | 4K液晶テレビ |
---|---|
本体幅 | 122.6cm |
本体奥行 | 22.9cm |
本体高さ | 75.3cm |
サイズ展開 | 48V型、55V型、65V型 |
重量 | 本体のみ:18.7kg/スタンド含む:19.5kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 不明 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR I |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | HDR 10+、Dolby vision |
HDR調整機能 | HDR10+ Adaptive、Dolby Vision IQ |
自動録画機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon prime video、DAZN、Hulu、TVer、U-NEXT |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 4K有機ELパネル |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
映像モード | 有機EL瞬速ゲームモード |
搭載チューナー | 新4K衛星放送×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、レグザリンク、Chromecast |
Bluetooth対応プロファイル | A2DP |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子×4、LAN端子、ヘッドホン出力端子、光デジタル音声出力端子、ビデオ入力端子、USB端子×3 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 1m |
年間消費電力量(目安) | 155kWh/年 |
年間電気代(目安) | 4,185円 |
待機時消費電力 | 0.5W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
VESA規格対応 | 不明 |
Google TV搭載 | 不明 |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | 不明 |
ハンズフリー機能 | 不明 |
国内メーカー | |
総合出力 | 72W |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 245kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | 不明 |
カラー | ブラック |
特徴 |
画面の種類 | 有機ELテレビ |
---|---|
本体幅 | 122.8cm |
本体奥行 | 26.3cm(スタンド含む) |
本体高さ | 77.1cm(スタンド含む) |
サイズ展開 | 55V型、65V型 |
重量 | 約22.0kg(本体のみ)、約26.5kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | Medalist S2 |
4Kアップコンバート | |
HDR方式 | HDR10、HLG、Dolby Vision |
HDR調整機能 | 不明 |
自動録画機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント、Amazon Alexa |
映像モード | 4Kスポーツビュー |
搭載チューナー | 地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3、BS4K・110度CS4K×2 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | 不明 |
同時録画数 | 2 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth、ホームネットワーク機能 |
Bluetooth対応プロファイル | HID、HOGP、A2DP、AVRCP |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子、光デジタル音声出力端子、AV入力端子、ヘッドホン端子、USB端子、LAN端子 |
4K/120Hz対応 | 不明 |
HDMI端子数 | 4端子 |
適正視聴距離(目安) | 約100cm |
年間消費電力量(目安) | 約214kWh |
年間電気代(目安) | 不明 |
待機時消費電力 | 1.0W |
ブルーレイ内蔵 | 不明 |
DVDプレイヤー内蔵 | 不明 |
PCモニター向き | 不明 |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | 不明 |
最大輝度 | 不明 |
最小輝度 | 不明 |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | |
VESA規格対応 | |
Google TV搭載 | |
ショートカットボタンあり | |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | 不明 |
総合出力 | 50W |
スピーカー数 | ツイーター 2個、フルレンジ4個 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 214kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | 4K |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
SHARP 4K有機ELテレビ AQUOS 4T-C55DQ1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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