保温性が高く、寒い日にも活躍すると評判の、OXO ダブルウォール ガラスサーバー。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「コルクのにおいが気になる」「注ぎ口から液だれする」といった気になる声も見られ、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、OXO ダブルウォール ガラスサーバーを含むコーヒーサーバー全19商品を実際に使ってみて、保温力・使い勝手のよさ・デザイン性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したOXO ダブルウォール ガラスサーバーは、保温性の高いガラスサーバーをお探しの人に向いています。
お湯を注いでから1時間おいても、温度低下は24.7℃にとどまりました。ガラス製の商品のなかではトップクラスの保温力を備え、ある程度コーヒーの温かさを保てます。またダブルウォールやコルクフタの独特なデザインも、モニターから「コーヒーが浮いているみたいで、おしゃれ」と好評です。
一方、使い勝手はいまひとつ。720mLと大容量ながら持ち手は細く、やや頼りない印象を受けました。コルク製のフタには密封性がないのに加え、コーヒーにコルクのにおいが移りやすいのも気になります。しかし手入れは問題なくでき、食洗機・乾燥機に対応しているのも魅力です。
使いづらさはあるものの、肝心な保温力は十分に備わっています。めずらしいデザインのサーバーをお探しの人はぜひチェックしてみてください。
OXO(オクソー)は、使いやすさにこだわったユニバーサルデザインのキッチンツールを数多く手がけています。
今回ご紹介するガラスサーバーは、保温・保冷効果を高めるため、ダブルウォールを採用しているのが特徴です。
手に触れる外側の部分は熱が伝わりにくく、冷たいものを入れても結露しないよう設計しました。
コルク製のフタがついているので、一時的に保管したいときにも便利ですよ。
サイズは155×115×175mm、容量は720mL。
目盛りはついていませんが、サーバー真ん中の点でコーヒー2杯分にあたる360mL・上部のロゴまで入れれば720mLまで注げます。
今回は、OXO ダブルウォール ガラスサーバーを含むコーヒーサーバー全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:保温力
検証②:使い勝手のよさ
検証③:デザイン性
まずは、保温力の検証です。
沸騰したてのお湯をサーバーに入れて、1時間後にどれくらい温度が低下したかチェックします。今回は温度変化が少なかったものほど高評価としました。
保温力の検証では、まずまずの評価です。
熱湯を注いでから1時間後の温度低下を測定すると、数値は24.7℃を記録しました。温度の下がり幅が40℃以上となった商品もあったなかで、そこそこ温かさをキープできています。
またガラス製の商品に限ると、保温力はトップクラス。保温力の高いガラス製のコーヒーサーバーをお探しの人には、向いている印象です。
続いて、使い勝手のよさの検証です。
実際にコーヒーの抽出から洗浄までを、各商品でひと通り行います。その際、淹れやすさ・注ぎやすさ・手入れのしやすさの3項目に着目し、総合的な使いやすさを評価しました。
本体は二重ガラスとなっているため、目線の高さによって中身の量が違って見えます。また720mLと容量が多いわりに持ち手が華奢なつくりをしており、持ちにくさを感じました。
コルク製のフタは密封性が物足りず、注ぎ口から液だれしてしまったのも気になります。加えて淹れている最中にフタが濡れるため、コルクのにおいが移りやすく、コーヒーの味わいを損なってしまう可能性も。
一方、手入れには大きな手間はかかりません。淹れる際はフタを外して使うなど工夫すれば問題なく使えるでしょう。
最後に、デザイン性の検証です。
mybestのモニター複数人で、各コーヒーサーバーのデザインをチェックします。家で使いたい見た目か・カフェ気分を味わえるかなどの意見を求め、おしゃれなデザインか評価しました。
なお、この検証についてはランキングに含んでいません。参考程度にご覧ください。
デザイン性においては、高評価を獲得。
ポット内部が二重構造になっており、多くのモニターから「注いだコーヒーが浮いているみたい」「おしゃれ」との声があがりました。ワンポイントにロゴをあしらった、シンプルなデザインも好評です。
一方で「ガラスとコルクは合わない」「二重構造はバランスが悪い」と感じるモニターも。
ほかの商品と比べても、ダブルウォールやコルクフタというデザインはめずらしいので、一風変わった見た目のコーヒーサーバーをお探しの人にはとくにおすすめです。
最後に、より高く評価されたほかの商品をご紹介します。
使い勝手のよさを重視する人には、アトラスのCURRENT コーヒーサーバーがおすすめです。コーヒーを注ぐ際のレバーは軽い力で動かせ、大きく傾けても安定して注げました。さらに1時間経過後の温度低下は9.5℃と少なく、保温力も優秀です。おいしいコーヒーを長く楽しみたい人にぴったりですよ。
カリタのHAコーヒーポットは、白磁の美しいデザインが特徴です。素材に波佐見焼の陶磁器を使用しており、インテリアとしても向いています。ティーポットのような形状に加えて、持ち手の幅が厚く作られているため、しっかりと持って注げました。検証での温度変化も少なく、保温力も十分です。
サイズ | 125×150×130mm |
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容量 | 600mL |
素材 | ポリプロピレン、シリコーンゴム、ABS樹脂、ステンレス鋼 |
種類 | サーバー |
ドリッパーセット | |
電子レンジ対応 | 不明 |
アトラス CURRENT コーヒーサーバーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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