パッケージがかわいいと評判のインセサミ えんとつ町の食器用洗剤。環境にやさしい成分配合も高く評価される一方で、実際の口コミが少なく、「洗浄力はどうなのか」「泡切れはよいのか」と不安で購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、インセサミ えんとつ町の食器用洗剤を含む食器用洗剤43商品を実際に使ってみて、洗浄力・泡立ちのよさ・肌へのやさしさ・泡切れのよさ・速乾性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
インセサミのえんとつ町の食器用洗剤は、速乾性を重視する人におすすめです。
かごに置いてから1分ほどで皿の半分程度の水が落ち、全商品のなかでも比較的乾きやすいといえます。また皿・弁当箱どちらもカレーの汚れをある程度落とせ、洗浄力も良好です。泡切れもよく、1Lの水ですべての泡を洗い流せました。
成分に関しては、複数の界面活性剤を組み合わせており、肌への刺激を和らげる効果が期待できます。ただし泡のきめは細かいものの、やや水っぽいのが惜しいところ。投入する油の量が増えると、泡が油っぽくなってしまいました。油汚れを洗浄する際は、洗剤を継ぎ足ししたほうがよいでしょう。
泡の質はいまひとつな印象ですが、汚れ落ちから洗い上がりまでバランスのよい洗剤です。
実際にインセサミ えんとつ町の食器用洗剤と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
インセサミ えんとつ町の食器用洗剤よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
インセサミは、ハウスクリーニング会社として創業し、一般家庭向けのさまざまな洗剤を手がけています。
今回ご紹介するえんとつ町の食器用洗剤は、キングコングの西野亮廣さん原作の絵本「えんとつ町のプペル」とのコラボ商品です。
高い洗浄力を発揮できるよう、アニオン系・植物由来などの特殊性界面活性剤を中心に配合しています。
通常の台所用洗剤の約半分ほどに界面活性剤の使用を抑えているため、環境負荷を50%削減しているのも特徴です。
除菌効果が期待できるのも魅力。さらに無香料なので、洗剤の強い香りが苦手な人でも使いやすいですよ。
内容量は300mlあり、この記事の執筆時点では公式サイトにて500円程度で販売されています。
パッケージにはプペルに登場するキャラクターがデザインされており、置いておくだけでもかわいいですね。
今回は、インセサミ えんとつ町の食器用洗剤を含む食器用洗剤全43商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:洗浄力
検証②:泡立ちのよさ
検証③:肌へのやさしさ
検証④:泡切れのよさ
検証⑤:速乾性
最初は、洗浄力の検証です。
カレーの汚れを付け、1時間乾燥させた食器と6時間乾燥させた弁当箱を用意します。それぞれを食器用洗剤を使って洗浄し、汚れの落ち具合をチェックしました。
この検証では、最も汚れが落ちたものを5点・最も落ちなかったものを1点として全商品を比較し、相対評価にて1〜5点の点数をつけています。
洗浄力の検証では、4.0点と好成績を獲得。
カレーの汚れをつけて1時間おいた皿には、やや汚れは残っているものの、洗浄した部分はそれなりにきれいになりました。
また6時間おいた弁当箱の汚れも、ある程度落とせています。洗剤を付着させた周辺の汚れもふやかせており、落としやすくなっているように感じました。
乾燥してしまった汚れも十分に落とせる、洗浄力を備えています。
次に、泡立ちのよさの検証です。
スポンジで洗剤を泡立て、泡の質・油を加えた際の泡の様子を確認しました。
この検証では、最も泡立ちがよかったものを5点・最も泡立ちの悪かったものを1点として全商品を比較し、相対評価にて1〜5点の点数をつけています。
泡の質が物足りず、評価は3.3点です。
スポンジに付けてみると少し水っぽいものの、きめの細かい泡が立ちました。油を投入しても泡は増えていきますが、油っぽさを感じます。さらに油の量を増やすと、泡はへたってしまいました。
油汚れを洗浄する際は、一度スポンジを洗ってから洗剤を継ぎ足すとより洗いやすいでしょう。
続いて、肌へのやさしさの検証です。
化粧品の専門家である野々村美宗さんに成分表示を確認してもらい、5点満点で評価しました。
肌へのやさしさが考慮された成分配合で、3.4点と評価はまずまずでした。
両性の界面活性剤であるアミンオキシドと陰イオン性の界面活性剤が組み合わさっており、泡立ちを高めつつも、皮膚への刺激を和らげる効果が期待できます。
保湿作用のある尿素を少し配合している点でも、評価を伸ばしました。
続いて、泡切れのよさの検証です。
洗剤をつけたスポンジで、フライパンを30回転こすります。その後、500mlの水を2回に分けてかけ、泡のなくなり具合をチェックしました。
この検証では、水500mlを1回かけただけで泡が落ち切ったものを5点・水500mlを2回かけても泡が落ちなかったものを1点とし、相対評価にて1〜5点の点数をつけています。
泡切れのよさにおいては、4.0点と高評価に。
500mlの水を1回かけただけでは半分ほどの泡が残ってしまったものの、2回かけるときれいに洗い流せました。
落とし切るのに1L以上の水が必要となった商品もあったなかで、泡切れに優れているといえます。
洗剤をつけたスポンジで皿を30回転こすったあと、水15mlをかけます。水切りかごに皿を置いてから1分後に、水がどのくらい落ちたかを目視で確認しました。
この検証では、30秒で水が乾き、水あとが残らなかったものを5点・1分経過後も水が残っていたものを1点とし、相対評価にて1〜5点の点数をつけています。
すばやく乾き、評価は4.0点となりました。
皿の上部の水は落ちており、それなりに乾いています。下部にはやや水あとがみられますが、薄く残っている程度でした。全商品のなかでも、速乾性は良好です。
内容量 | 300mL |
---|---|
液性 | 中性 |
界面活性剤割合. | 17.0%(アニオン系:10.0%、植物由来:3.0%、両性:4.0%) |
主な成分 | アニオン界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、両性界面活性剤(アミンオキシド) |
詰め替えパックあり. | |
ボトル形状 | スクイーズボトル |
除菌(消臭)効果 | |
1回あたりの価格 | 4円 |
特徴 | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
1,370円
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最後に、より高く評価された商品をご紹介します。
洗浄力にこだわる人は、ジョイのミラクルクリーン 泡スプレーをチェックしてみてください。時間をおいたカレー汚れもしっかり落とし、トップクラスの洗浄力を発揮しました。洗浄後には30秒ほどで乾き、速乾性にも優れています。スプレータイプなので、吹きかけるだけと手軽に使えますよ。
ウタマロのキッチンは、油を投入してもへたらない泡立ちのよさが魅力です。洗浄力も申し分なく、皿・弁当箱どちらのカレー汚れも落とせました。刺激の少ない界面活性剤が配合されており、肌へのやさしさにも配慮されています。フライパンなどの頑固な油汚れを落とす際にも、活躍してくれますよ。
内容量 | 300mL |
---|---|
液性 | アルカリ性 |
界面活性剤割合. | 14.0% |
主な成分 | アニオン界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル) |
詰め替えパックあり. | |
ボトル形状 | スプレータイプ |
除菌(消臭)効果 | |
1回あたりの価格 | 3円 |
特徴 | 不明 |
ジョイ ミラクルクリーン 泡スプレーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 300mL |
---|---|
液性 | 中性 |
界面活性剤割合. | 14.0% |
主な成分 | 非イオン界面活性剤(脂肪酸アルカノールアミド)、両性界面活性剤(アルキルベタイン) |
詰め替えパックあり. | |
ボトル形状 | ディスペンサーボトル |
除菌(消臭)効果 | |
1回あたりの価格 | 4円 |
特徴 | おしゃれ |
ウタマロ キッチンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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