ハイアール 電子レンジ JM-FH18Gをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

専門家の方とあたため性能を検証してみると、評価は3.1点。食材によって加熱ムラが目立つ結果となりました。

ムラが出やすい冷凍チャーハンは、温まっていない部分が2箇所あり、温度は18.8℃。一度取り出して混ぜたり、再加熱したりする手間がかかります。幕の内弁当は全体的にあたたまりましたが、ハンバーグの中心温度が34.8℃。他のおかずやごはんとの温度差が目立ちました。

オートであたためたホットミルクは、68.7℃とやや高め。適温は60℃なので少し熱く感じます。また、解凍した薄切り肉は全体的に凍ったままででした。

ごはんや少量のおかず・ミルクはやや加熱気味でしたが、冷凍チャーハンやハンバーグ・冷凍肉は加熱が足りません。適温にするには手動での設定や食品ごとの見極めが必要になるので、手軽にあたためたい方には不向きです。

3名のモニターが使い勝手を検証すると、評価は3.3点でした。最大の特徴は12種類のオートメニュー。コンビニ・のみもの・かんたんメニューの3つにカテゴリー分けされていて、わかりやすい仕様です。

その中でも特に注目なのが、コンビニボタン。お弁当とお惣菜のあたためをワンタッチで実行してくれます。モニターからは「コンビニという表記は好みが分かれそう」という意見もありましたが、コンビニの利用が多い方・手早く操作したい方にぴったりです。

あたための操作については、ワット数の変更や時間が簡単に変更できます。

ただし、掃除のしやすさはいまひとつ。庫内はフラットタイプなので、拭き取りやすさは今回検証した同タイプの電子レンジと差はありません。しかし、底面に段差がある上に側面は凸凹仕様。汚れが溜まりそうなので、こまめに掃除が必要そうです。