Nature Remo 3をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際に使用してみると、搭載センサーの豊富さが好印象でした。センサー数は温度・湿度・照度・人感の4種類。比較したなかにはセンサーがまったくない商品もあったなか、トップクラスの多さです。とくに人感センサーを搭載している商品は少なく、本商品の大きな魅力といえるでしょう。

日時の設定は1分単位、温度の設定は0.5℃単位と細かい設定ができる点もポイント。複数の家電も問題なく操作できました。

一方、「トリガーの数が少ない」という口コミのとおり、トリガーの設定が1つしかできない点はネック。温度と湿度を組み合わせて理想的なタイミングで自動操作するといった用途には不向きです。

初期設定をしたところ、自動マッチング式でリモコンの登録が簡単だったのが好印象でした。プリセットに対応しているリモコンなら、ボタンを押すだけです。比較したなかにはすべて手動で行わなければならない商品もあり、それらに比べるとかなり便利でした。

赤外線は広範囲に届き、どの方向からでも10m先の家電を操作できました。15畳以上の広い部屋で使用したいといった人にもおすすめです。

比較したなかには横・斜め後ろにはやや赤外線が届きにくい商品もあったなか、本商品は場所を選ばず設置できる点が優秀。赤外線の強度はトップクラスの評価を獲得しました。

機能をチェックしたところ、音声アシスタントがAlexa・Googleアシスタント・Siriすべてに対応していたのが好印象。今ある機器をそのまま使えるため、新しいスマートスピーカーなどを買い直す必要はありません。

一方、「連携できる機器が少ない」という口コミのとおり、連携できたのはスマートロック・スマートカーテンのみ。比較したなかにはライトやカメラ・プラグなど多くのアイテムと連携できる商品があったことをふまえると、やや物足りない結果でした。

また、統一規格として誕生したMatterに非対応だったのもおしい点です。

ウィジェットはiOSのみ対応。iPhoneユーザーであれば、アプリを開かずにホーム画面から操作できるのが便利です。また、登録している家電を一括操作できる機能も搭載されていましたよ。なお、詳細は以下のとおりです。

1. ウィジェット｜◯（iOSのみ）
2. ショートカット画面｜◯ 
3. 一括操作｜◯