リーズナブルで使いやすいと人気の、日立 コードレススチームアイロン CSI-201。「立ち上がりが速くすぐにアイロンがけできる」と評判です。しかし、「あまりシワが伸びない」「スチームが弱い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、日立 コードレススチームアイロン CSI-201を含むスチームアイロン全16商品を実際に使って、仕上がりのよさ・立ち上がりのスピード・使いやすさ・安全性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうと日立のコードレススチームアイロンCSI-201は、シンプルな操作性と手頃な価格が魅力です。コードレスタイプで取り回しがよく、給電スタンドはどの向きでも置きやすい回転式。オーソドックスなダイヤル式のため、操作に迷うこともありませんでした。
価格は3,000円台(執筆時点)で販売されていることが多く、低価格重視の人にもおすすめです。立ち上がりまでのスピードも56秒と全体平均より速いので、忙しい朝でも比較的スピーディーに作業に取りかかれますよ。
ただし、肝心のアイロン性能はやや物足りない結果に。実際にリネンパンツをアイロンがけしたところ、股周りの深いシワがはっきり残ってしまい、上位商品のようなピンとした仕上がりにはなりませんでした。ワイシャツのフロント部分は大方伸びたので、普段着をサッと整えたいときにはよいでしょう。
重量が約0.77kgと軽量なぶん、プレス時に体重をかける必要があるのも惜しいところ。タンクの取り外しができず、準備に少々手間取る点も気になりました。安全性については、収納ケースがなくアイロン面が冷めるまで約33分かかるので、やけどしないよう気をつけてください。
リーズナブルな価格は魅力的ですが、パワーや使い勝手など総合的な満足感は控えめです。パワフルにシワ伸ばししたい人やスーツをよく着る人は、ほかの商品も検討してみてください。
使いやすさとシンプルな操作性にこだわった、日立のコードレススチームアイロン CSI-201。ここからは改めて、どんな商品なのかを解説していきます。
コードレスタイプのアイロンを中心に手がける、日立。今回ご紹介するコードレススチームアイロン CSI-201は、360度動く回転式スタンドが備わり好みの向きにアイロンを置けるのが魅力です。
コードレスタイプはこまめな給電が必要ですが、使い方はとても簡単。電源を入れたスタンドに置くと設定温度が維持される仕様で、衣類を整えるごとに置いておけば温度が下がることなく使えます。電源プラグをコンセントに挿すとランプが点灯するため、プラグの抜き忘れも防止できますよ。
スチームアイロンの魅力は、アイロン台上でプレスすることで衣類のシワをパリッと伸ばせること。ここ数年、服をハンガーにかけたまま簡単にシワ伸ばしできる衣類スチーマーの人気が上昇していますが、スーツやワイシャツをケアしたいならスチームアイロンがおすすめです。
本商品の温度調節はダイヤル式で、低(約110℃)・中(約150℃)・高(約180℃)の3段階に調整可能。高温スチームにも対応しており、シワをきれいに取れると謳われています。
タンク容量は約80mLと、今回比較した商品のなかでは小さめ。少人数のご家庭や、少量の衣類を頻繁にアイロンがけする人にちょうどよい大きさですよ。
サイズは幅21.2×奥行10.5×高さ12.3cmで、重量は約0.77kg。今回使用した機種のなかでは比較的コンパクトです。カラーは1種類で、ホワイトとシーブルーの清潔感あるデザインに仕上がっていますよ。
付属品として注水カップがついてくるので、給水の際に本体を持ち運ぶ必要がありません。注水カップとコードは給電スタンドの中にまとめて収納できるので、場所を取らずにしまっておけるのもメリットです。
今回は、日立 コードレススチームアイロン CSI-201を含むスチームアイロン全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、仕上がりのよさを検証します。ワイシャツとリネンパンツを洗濯・脱水し、シワがついた状態でアイロンを3往復。フロント・襟・袖周りにシワが残っていないかをチェックしました。
結果、シャツ・パンツともにきれいにシワを伸ばせず評価はいまひとつ。シャツは細かい部分が、パンツは股部分を中心にシワが残ってしまいました。ガンコなシワを強力に伸ばすより、軽いシワをサッとケアするのに向いているといえます。
「あまりシワが伸びない」との口コミもあり、フォーマルな場に着ていくには力不足な可能性があります。ただしフロント部分はおおむねきれいなので、カジュアルな衣類を軽く整えたいときにはよいでしょう。
リネンパンツも、厚みのある股部分や裾についた深いシワを伸ばせず惜しい結果に。シワがない状態までアイロンできた商品が半数以上あったことを考えると、全体的にパワー不足といえます。
とはいえ着用できる程度にはきれいになっており、カジュアルに着る服であればそれほど気にならないでしょう。「スチームが弱い」との口コミもありましたが、出方が弱いときはスチームボタンを何度かゆっくり押すとより多く噴出されますよ。
続けて、忙しいときに気になる立ち上がりのスピードを、ストップウォッチを使って検証しました。結果、全体平均の約62秒より速い56秒を記録。今回検証した商品の約半数が1分以上かかったことを考慮すると、比較的すぐにアイロン作業に取りかかれるといえます。
<調査結果>
2022年11月執筆時点の平均値です。
次に、使いやすさと安全性の高さを検証します。
実際に各アイロンを扱ってみて、かけ心地や操作性の快適さ、やけどをしないような工夫が施されているかをチェックしました。
総合的な使いやすさも、まずまずの評価です。コードレスタイプで取り回ししやすく、操作ダイヤルの基準点がひと目でわかるのはよい点。しかし重量が約0.77kgと軽量でプレスする力が弱く、体重をかけて押し付けなければならないのが気になりました。
またタンクの取り外しができず、付属のカップで給水するのも手取る印象。コードリール式ではないので、使い終わるたびに手で巻き取らなければいけないのもネックです。
安全性を左右する温度の低下スピードもチェックしたところ、160℃のアイロン面が45℃になるまでの時間は33分7秒でした。半数以上の商品が冷めるまでに30分以上かかっており、評価は悪くありません。
ただし、収納ケースがついておらず自動オフ機能も非搭載。冷めるまでの間は、お子さんやペットがやけどをしないよう注意してくださいね。
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最後に、コードレスタイプのほかのおすすめ商品もご紹介します。
パナソニックのNI-WL706は、仕上がりがクリーニング並みと好評でした。綿や麻の深いシワもピンと伸び、毎日スーツを着る人にも重宝しますよ。着脱式の給水タンクとコードリールがついているので、準備や後片付けもラクラク。収納ケースもあり、安全性にも配慮されています。
リーズナブルさ重視なら、HITACHIのCSI-315もおすすめです。価格は5,000円台と手頃ながら、細かなシワもガンコなシワもきれいに伸ばせました。セラミックコートによる、ツルツルすべるような軽いかけ心地も好評。約0.95kgのほどよい重さで、カッチリさせたいフォーマルな衣類にも活躍します。
スチームアイロンの種類 | プレス・スチーム兼用 |
---|---|
最短立ち上がり時間(実測値) | |
立ち上がり時間 | 不明 |
温度調節方式 | 段階式 |
本体重量 | 約1.1kg |
スチームの連続持続時間 | 180秒 |
満水時の重量 | 不明 |
総重量(台座含む) | 約2kg |
かけ面の面積 | 170cm2 |
かけ面の素材 | ミラーマジ軽 |
水タンク容量 | 160mL |
水タンクのタイプ | カセット式 |
スチーム量 | 約13g/分 |
スチーム噴霧方式 | 連続噴射タイプ、ワンプッシュタイプ |
全方位対応 | |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
脱臭機能 | |
コードの長さ | 1.4m |
除菌機能 | |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 約11cm |
カセット式給水タンク | |
本体奥行 | 約23cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 約13cm |
霧吹き機能 | |
消費電力 | 1400W |
重量(実測値) | |
最高温度 | 200℃ |
スチーム温度調節機能 | |
最低温度 | 120℃ |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
コードレス | |
収納ケース付き | |
海外対応 | 不明 |
携帯可能 | 不明 |
特徴 | 不明 |
付属品 | スタンド |
パナソニック コードレススチームアイロン NI-WL706をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
かけ面の面積 | 約124cm2 |
---|---|
かけ面の素材 | セラミック素材 |
コードレス | |
収納ケース付き |
良い
気になる
本体重量 | 0.95kg |
---|---|
水タンク容量 | 140mL |
かけ面の形状 | 平底型 |
コードの長さ | 1.7m |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 10.5cm |
本体奥行 | 21.0cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 13.8cm |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
付属品 | 収納ケース、給電台座 |
日立 コードレススチームアイロン CSI-315をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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