tidy フロアワイプをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

検証の結果、汚れの落としやすさは高評価を獲得しました。とくに粉ホコリの落としやすさは、比較した商品のなかでもトップクラス。細かい食べかすや花粉もしっかり除去できるでしょう。髪の毛に見立てた毛糸も、一往復できれいに取り除きました。

一方で綿ホコリは、ややゴミが残る結果に。比較した商品には一往復でほとんどの綿ホコリを除去できたものもあったのに対し、ペットの毛などふわふわしたゴミの吸着は苦手です。

コーヒーの液体汚れも、一往復でかなり薄くなりました。比較した商品のなかには全体的に汚れが残ってしまうものも多いなか、トップクラスの汚れ落ちです。

コーヒーだけでなく、小さな子どものいる家庭などでジュースやお茶などをこぼしてしまった場合でも、すばやくきれいにできるでしょう。

シートの取り付けやすさはまずまずの結果に。使ったら捨てるだけの使い捨てシートに対応しているため、着脱クロスタイプのように掃除のたびに洗う必要はありません。

しかし、シートを装着する際は、ヘッドの裏面を取り外してシートを折り込む必要があり、口コミどおりやや面倒に感じました。外すときにシートに触れるなければならず、手が汚れるのも気がかりです。

とはいえ構造上、指や爪が挟まれて痛みを感じる心配はありません。比較したほかの商品にはシートを挟むときに指も挟みやすかったものもあったのに対し、ネイルをしている人も気兼ねなく使えるでしょう。

使い勝手のよさは、比較した商品のなかでもトップクラス。ヘッドが180度回転するためカーブがしやすく、小回りも利きました。細かい場所もしっかり掃除できるため、汚れを取り逃しにくいですよ。

今回の比較では、ヘッド幅が25cm程度だと使いやすい傾向があり、本商品もヘッド幅26cmと同程度のサイズ感です。取り回しやすいので、毎日の掃除が楽になるでしょう。

持ちやすさも上々です。持ち手は木製グリップのためやや滑るものの、太さが2cmと程よい細さで握りこみやすいと感じました。

柄は1本柄タイプ。ジョイントタイプや伸縮タイプのように使用中のぐらつきもなく、安定して操作できるのが魅力です。

一方で、本体は口コミどおり410gとやや重く、持ち手も27cmと長めです。比較したほかの商品には、持ち手の長さがほぼ同じでも330gと軽いものもありました。重みで力を入れやすいというメリットはありますが、階段など持ち上げる動作が多く、軽さを重視したい人には向いていないでしょう。