出力のスピードや仕上がりのきれいさ、準備のしやすさが気になるBambu Lab A1 mini 3D プリンター。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にBambu Lab A1 mini 3D プリンターを徹底検証しました。家庭用3Dプリンター9商品の中で比較してわかったBambu Lab A1 mini 3D プリンターの実力をレビューしていきます。家庭用3Dプリンターの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Bambu Labの熱溶解式3Dプリンター「Bambu Lab A1 mini 3D プリンター」は初心者から上級者まで誰にでもおすすめできる1台。印刷速度と仕上がりのきれいさを両立しているだけでなく、稼動させるまで準備も容易です。
出力のスピードの検証では、テストモデルである3DBenchyの印刷にかかった時間が42分と非常に高速。仕上がりの面でも申し分なく、積層痕は目を凝らさないとわからないほど。熱溶解方式のなかでも非常にきれいな仕上がりの印象でした。細かい印刷も行えるため、多少加工は必要にはなりますが、上級者向けの造形やフィギュア造形などにも使用できそうです。
組み立ての手間はほとんどなく、レベリングも完全にオートで初心者も扱いやすい印象。今回の検証で非常に好印象だったのが、印刷中のキャリブレーション機能です。本体は印刷で非常に強く揺れますが、その揺れを自ら補正し常に水平が整った状態で印刷されるため、ほかの機種と比べても印刷の失敗は少ない印象を受けました。
指定スライサーはBambu Studio。3mfファイルで印刷しますが、ほかの無料スライサーに対応するプリセットは2024年5月時点では実装されていませんでした。初心者には設定が難しいため専用のものを使用するのがおすすめ。また、Bambu Studioで行えるのはスライスとモデルのエクスポートのみなので、モデルの作成は行えない点は留意しておきましょう。
専用アプリとmicroSDでデータを転送可能で、データは転送しやすいといえます。また、アプリや専用ソフトで遠隔操作を行えるほか、デフォルトで監視カメラやタイムラプス機能も搭載。成形の様子を存分に楽しむことができるのが大きな魅力です。材料切れセンサーもついているため、印刷の失敗のストレスを低減できるでしょう。
稼動音は51.3dBと、同じ部屋にいてもほとんど稼動音が気にならないレベルです。脱臭系の機能はないためフィラメントを溶かすにおいはありますが、気になるほどではありませんでした。
マイベストが検証してわかったBambu Lab A1 mini 3D プリンターの特徴は、ひとことでまとめると「組み立ても設定も楽!初心者から上級者まで満足のベストバイ」です。
実際、たくさんある家庭用3Dプリンターの中で、出力のスピードや仕上がりのきれいさ、準備のしやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、Bambu Lab A1 mini 3D プリンターを含む家庭用3Dプリンターの検証方法や、自分に合った家庭用3Dプリンターを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
今回は、Bambu Lab A1 mini 3D プリンターを含む家庭用3Dプリンター9商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:出力のスピード
検証②:仕上がりのきれいさ
検証③:準備のしやすさ
検証④:使い勝手の良さ
検証⑤:静かさ
検証⑥:外出時の安心感
検証⑦:作業の中断・再開のしやすさ
検証⑧:睡眠時の使いやすさ
出力形式 | FFF(熱溶解積層)方式 |
---|---|
組み立てのパーツ数 | 2つ |
テストモデルの印刷速度(実測値) | 42分 |
オートレベリング機能 |
良い
気になる
箱型で囲いあり | |
---|---|
対応モデル形式 | STL、OBJ、GCODE(専用スライサーで処理) |
対応OS | macOS、Windows |
印刷可能な最大幅 | 180mm |
印刷可能な最大奥行 | 180mm |
印刷可能な最大高さ | 180mm |
最大印刷速度 | 500mm/s |
オートレベリングの測定地点の数 | 36か所以上 |
対応デバイス | PC、スマートフォン |
無線LANでのデータ転送対応 | |
USBでのデータ転送対応 | |
SDカードでのデータ転送対応 | |
対応フィラメント径 | 1.75mm |
対応する材料 | PLA、PETG、TPU、PVA |
停電復旧機能 | |
材料の自動補給機能 | 不明 |
ノズル径 | 0.4mm(付属)、0.2mm、0.6mm、0.8mm |
ノズル最高温度 | 300℃ |
脱臭機能 | |
空気清浄用のフィルター付き | |
日本語対応の説明書あり | |
保証期間 | 1年間 |
タイムラプス動画撮影可能 | |
オートキャリブレーション対応 | |
Wi-Fi対応 | |
STL形式対応 | |
サポート内容 | 不明 |
本体幅 | 347mm |
本体奥行 | 315mm |
本体高さ | 365mm |
本体重量 | 5.5kg |
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか | 判読不能だが文字のような凹凸がある |
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差 | 0度 |
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる | |
サポート付きの球:サポートを指で外せる | |
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される | |
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数 | 5 |
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか | |
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか | |
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度 | 20度以上 |
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか | 5個 |
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家庭用3Dプリンターの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Bambu Lab A1 mini 3D プリンター以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
出力形式 | FFF(熱溶解積層)方式 |
---|---|
組み立てのパーツ数 | 1つ |
テストモデルの印刷速度(実測値) | 26分 |
オートレベリング機能 |
良い
気になる
箱型で囲いあり | |
---|---|
対応モデル形式 | 3MF、STL、OBJ、FPP、BMP、PNG、JPG、JPEG、GX、G |
対応OS | Windows:10、11/Mac OS:10.9以降/Linux:Ubuntu 20.04以降 |
印刷可能な最大幅 | 220mm |
印刷可能な最大奥行 | 220mm |
印刷可能な最大高さ | 220mm |
最大印刷速度 | 600mm/s |
オートレベリングの測定地点の数 | 25か所 |
対応デバイス | PC |
無線LANでのデータ転送対応 | |
USBでのデータ転送対応 | |
SDカードでのデータ転送対応 | |
対応フィラメント径 | 1.75mm |
対応する材料 | PLA、TPU、PETG、ABS、ASA、PLA-CF /、PETG-CF |
停電復旧機能 | |
材料の自動補給機能 | |
ノズル径 | 0.4mm(デフォルト)、0.6mm、0.8mm、0.25mm |
ノズル最高温度 | 280℃ |
脱臭機能 | |
空気清浄用のフィルター付き | |
日本語対応の説明書あり | |
保証期間 | 1年 |
タイムラプス動画撮影可能 | |
オートキャリブレーション対応 | |
Wi-Fi対応 | |
STL形式対応 | |
サポート内容 | センドバック修理 |
本体幅 | 363mm(スプールホルダーを除く) |
本体奥行 | 402mm(スプールホルダーを除く) |
本体高さ | 448mm(スプールホルダーを除く) |
本体重量 | 10.8kg |
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか | 判読不能だが文字のような凹凸がある |
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差 | 1.0度 |
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる | |
サポート付きの球:サポートを指で外せる | |
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される | |
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数 | 5 |
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか | |
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか | |
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度 | 15度以上 |
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか | 4個 |
出力形式 | 熱溶解積層方式(FFF) |
---|---|
組み立てのパーツ数 | 4つ |
テストモデルの印刷速度(実測値) | 52分 |
オートレベリング機能 |
良い
気になる
箱型で囲いあり | |
---|---|
対応モデル形式 | lyp |
対応OS | Windows、macOS、Linux |
印刷可能な最大幅 | 220mm |
印刷可能な最大奥行 | 220mm |
印刷可能な最大高さ | 250mm |
最大印刷速度 | 250mm/s |
オートレベリングの測定地点の数 | 16か所 |
対応デバイス | PC |
無線LANでのデータ転送対応 | |
USBでのデータ転送対応 | |
SDカードでのデータ転送対応 | |
対応フィラメント径 | Φ1.75mm |
対応する材料 | PLA、PETG、TPU |
停電復旧機能 | |
材料の自動補給機能 | |
ノズル径 | 0.4mm |
ノズル最高温度 | 260℃ |
脱臭機能 | |
空気清浄用のフィルター付き | |
日本語対応の説明書あり | |
保証期間 | 本体:1年間/メンテナンスパーツ類:14日間 |
タイムラプス動画撮影可能 | |
オートキャリブレーション対応 | |
Wi-Fi対応 | |
STL形式対応 | |
サポート内容 | |
本体幅 | 349mm |
本体奥行 | 364mm |
本体高さ | 490mm |
本体重量 | 7.1kg |
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか | 判読不能だが文字のような凹凸がある |
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差 | 0.6度 |
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる | |
サポート付きの球:サポートを指で外せる | |
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される | |
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数 | 5個 |
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか | |
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか | |
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度 | 30度以上 |
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか | 4個 |
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