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Creality K1 FDM 3Dプリンターのレビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

造形速度最大600mm/sの超高速を謳う家庭用3Dプリンター、Creality K1 FDM 3Dプリンター。新型セラミックヒーターを採用し、最高300℃の加熱に対応します。「造形スピードが速い」と評判ですが、「稼働音が大きい」「円形の造形ができない」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 出力のスピード
  • 仕上がりのきれいさ
  • 準備のしやすさ
  • 使い勝手の良さ
  • 静かさ
  • 外出時の安心感
  • 作業の中断・再開のしやすさ
  • 睡眠時の使いやすさ


さらに、人気のAnkerやCrealityのほかの家庭用3Dプリンターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、家庭用3Dプリンター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月04日更新
伊藤あずさ
ガイド
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。

伊藤あずさのプロフィール
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自社施設

目次

【結論】短時間で手軽に造形したい人におすすめ!組み立てがほぼ不要で繊細な部分も造形しやすい

出力のスピード No.1
準備のしやすさ No.1
作業の中断・再開のしやすさ No.1

Creality
K1 FDM 3Dプリンター

111,173円

K1 FDM 3Dプリンター

おすすめスコア

4.45
3位 / 9商品中
  • 出力のスピード

    5.00
  • |
  • 仕上がりのきれいさ

    4.31
  • |
  • 準備のしやすさ

    5.00
  • |
  • 使い勝手の良さ

    4.64
  • |
  • 静かさ

    3.13
  • |
  • 外出時の安心感

    4.11
  • |
  • 作業の中断・再開のしやすさ

    5.00
  • |
  • 睡眠時の使いやすさ

    4.37
出力形式熱溶解積層方式(FFF)
組み立てのパーツ数3つ
テストモデルの印刷速度(実測値)46分
オートレベリング機能

良い

  • 非常に高速で印刷できる
  • 最初のセッティングが全て自動で準備が非常に楽
  • 囲いがあるので、ペットや幼児がいる部屋でも使いやすい

気になる

  • 特になし

Creality K1 FDM 3Dプリンターは、時間をかけずに3D印刷したい人におすすめです。実際にテストモデルを使って印刷したときの完了までの時間は約46分。比較した商品のなかには258分もかかってしまったものもあったことを考えると、かなりスピーディに造形が可能です。


出力の速さに加えて、造形の精密さも魅力。傾きが大きい部分は積層痕の少ない滑らかな仕上がりに、細く尖った部分も糸を引かずに作れました。とくに比較した商品には、傾斜の表面が崩れてしまうものが多かったので、ブリッジ形状や細く繊細な形もきれいに造形したい人は使いやすいでしょう。


使うまでの準備の手間も少なく、ほぼ完成された状態で手元に届くうえ、道具を使わなくても高さ調整が可能。自動で印刷開始位置の調整をしてくれるオートレベリング機能も搭載されているので、細かい設定などを省いてすぐに印刷作業に取り掛かれますよ。


また、複数のソフトウェアに対応しており、エラーが発生しても別のソフトウェアを使用可能。使い慣れていない初心者でも扱いやすいでしょう。熱溶解積層方式の本商品は、材料としてニオイが少なく素手で扱えるひも状の樹脂であるフィラメントを使うので、材料管理がしやすいところもメリットです。


ほかにもワンタッチで一時停止可能で、停電しても再開できる復活機能を搭載。脱臭機能もついており、ニオイ対策もできます。ただし、稼働音が約64.5dBと大きいことに加え、別途AIカメラを購入しないと遠隔監視機能が使えないので夜間や外出する予定があるときは使用を避けたほうがベターです。


加えて造形では、球体の生成ができず、凹凸の再現度も低く感じました。サポート材を細かく配置したり、球のように傾斜が大きい部分があるものをきれいに作りたい人は、球体がきれいに印刷できたうえ、遠隔操作や監視機能も搭載しているAnker AnkerMake M5 V81115Cも検討してみてくださいね。

Creality K1 FDM 3Dプリンターとは?

Creality  K1 FDM 3Dプリンターとは?

そもそも家庭用3Dプリンターとは、層を重ねて立体を成形する機械をいいます。手作業では難しい繊細な部分も再現できるので、オリジナルのプラモデルやフィギュア作成が可能なところがメリットです。


そんな3Dプリンターで、高いシェア率を誇るメーカーが開発したCreality K1 FDM 3Dプリンター。2023年4月28日に発売されたモデルで、造形速度最大600mm/sの超高速プリンターを謳っています


300℃まで対応できるノズルと箱型のフォルムによって、反りやすいASB・ASA樹脂のほか、熱に強いPC樹脂も造形に使用可能です。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回はCreality K1 FDM 3Dプリンターを含む、家庭用3Dプリンター全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 出力のスピード
  2. 仕上がりのきれいさ
  3. 準備のしやすさ
  4. 使い勝手の良さ
  5. 静かさ
  6. 外出時の安心感
  7. 作業の中断・再開のしやすさ
  8. 睡眠時の使いやすさ

Creality K1 FDM 3Dプリンターのメリットは6つ!

Creality  K1 FDM 3Dプリンターのメリットは6つ!

家庭用3Dプリンターを比較したところ、Creality K1 FDM 3Dプリンターには以下のような6つのメリットがあることがわかりました。

完成までの時間は46分しかかからない。スピーディに3D印刷が可能

完成までの時間は46分しかかからない。スピーディに3D印刷が可能
出典:creality-3d.jp
3DBenchy(テストモデル)の印刷開始から完了までの時間を比較すると、Creality K1 FDM 3Dプリンターは約46分と、短時間で3D出力が可能です。印刷にあまり時間をかけたくない人も使いやすいでしょう。

比較したANYCUBIC Photon Mono 2は、印刷完了までに258分もかかってしまう結果に。それに比べると、かなりスピーディな印刷速度といえます。
伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

一晩のうちにテスト印刷・微調整・本印刷ができるスピード感が魅力。大量生産などにも向いています。

傾きが大きい部分も細く尖った部分もきれいな仕上がり

舟形の3DBenchy・サポート付きの球・オーバーハングテストモデルの3種類のモデルを使って印刷すると、Creality K1 FDM 3Dプリンターは、繊細な部分もきれいに仕上げました

穴が開いた部分もしっかり再現されており、細く尖った繊細な形状も問題なく造形できています。傾斜が大きい部分も、表面が崩れることがことなく滑らか。5本の円柱も取り出す用の溝まで再現し、4本までなら取り出せました。


比較した商品のなかには、ENTINA 3Dプリンター Tina 2Sのように傾斜が大きいと表面がうまく生成できず、崩れてしまうものも。対して本商品は高精度の3D印刷が可能でした。繊細なものを作りたい人にはうってつけといえます。

伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

通常積層痕が残りやすい熱溶解積層方式ながら非常に精細に印刷できることが魅力。細かい装飾もある程度再現可能です。

組み立てがほとんど必要なく、購入後すぐに使える

組み立てがほとんど必要なく、購入後すぐに使える
Creality K1 FDM 3Dプリンターの準備のしやすさをチェックしたところ、組み立てがほとんど完了した状態で届くので、パーツを取り付けるだけですぐに使用が可能です。

印刷開始位置は自動で調節されるうえ、道具を使わずに高さ調節ができるところも魅力。加えてマグネットシートが付属しているので、印刷したモデルの取り外しがしやすいところも利点です。


また、扱いやすくニオイが気になりにくいフィラメントを使う熱溶解積層方式を採用。なかでも、素材の硬さ関係なく使いやすいダイレクト式です。


比較した商品には、FLASHFORGE Adventurer 3のようにフィラメントを押し出す機構とノズルが分離していて、柔らかい素材が使いにくいボーデン式のものも。こちらは素材を限定せずに使いやすいでしょう。

伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

オートレベリング機能のほか、「オートキャリブレーション機能」もついています。各メーカー機能の名称は異なりますが、「Creality K1」でのオートキャリブレーション機能は、ノズルと印刷面の間を自動計測し精密に自動調整する機能です。


デフォルトの設定では、印刷時にこの二つの機能が自動的に起動するため、印刷の際常に高い精度を維持できます

イラストつきでパネル操作がしやすく対応OSも充実

イラストつきでパネル操作がしやすく対応OSも充実
使いやすさをほかの商品と比較した結果、Creality K1 FDM 3Dプリンターは、イラストアイコンつきでパネル設定がしやすいと感じました。

初心者でも直感的に操作がしやすく、複数のソフトウェアに対応しているのでエラーが起きても別のソフトウェアで試せます。使用デバイスはPCのみですが、Windows・Mac・LineageとさまざまなOSに対応。データ転送もUSB保存やローカルHDDへのコピーが可能です。


比較したAnker AnkerMake M5 V81115C1は、1種類のソフトウェアしか使えず、エラー対策としては物足りなさを感じるものも。対して本商品は幅広いOSと複数ソフトウェア対応で、高い利便性と安心感があります
伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

USB保存かつローカルHDDへのコピーが可能で利便性が高いといえます。ローカルHDDに保存できれば、同時に何台も稼動することができるため、パーツを大量生産したい人には非常におすすめです。

一時停止がスムーズで、停電時にも印刷の再開が可能

Creality K1 FDM 3Dプリンターの作業の中断・再開しやすさを左右する機能の有無をチェックしたところ、一時停止の操作がワンタッチで可能なところが好印象。停電しても印刷を再開できる復活機能が搭載されている点も評価を伸ばしました。

とくに復活機能は印刷中に停電などのアクシデントがあっても、最初からやり直す必要がないので、あると便利な機能です。


比較した商品全体を見ると、ワンタッチで一時停止可能なものがほとんどでした。スムーズな操作性に重きを置くなら、どれを選んでも満足できそうです。

脱臭機能つきでニオイ対策が可能

脱臭機能つきでニオイ対策が可能
睡眠時の使いやすさを左右する脱臭機能の有無をチェック。結果、Creality K1 FDM 3Dプリンターには便利な脱臭機能が備わっていることがわかりました。3D印刷時の独特なニオイで眠りを妨げることがないでしょう。

比較した商品のなかでも、脱臭機能を搭載しているものは本商品のみ。ニオイに敏感な人も使いやすそうです。

伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

熱溶解積層方式では囲いがあるタイプは最近の機種では実ははあまり多くないのですが、「Creality K1」は囲いとドアがついています


フィラメントを溶かす際に発生すると言われる微弱な有害ガスを低減できるほか、ペットや子供が印刷中に高音のノズルを触ったり機械に触れたりすることを防げます。

Creality K1 FDM 3Dプリンターのデメリットは3つ!

Creality K1 FDM 3Dプリンターは、傾きが大きい部分も滑らかに仕上がる精密さがありつつも、3つほどデメリットがありました。

水平な形状や球体の印刷には不向き

水平な形状や球体の印刷には不向き
急な斜面のあるモデルでも滑らかな表面に仕上がったCreality K1 FDM 3Dプリンターですが、レベリングの精度はいまひとつ。テストモデルのロゴの凹凸がしっかりと判別できませんでした

3点のZ軸でオートレベリングを行いましたが、何度レベリングをやり直してもコンマ数度のズレが生じる結果に。加えて、球体の印刷ができなかったので、作りたい作品の幅を狭めてしまうかもしれません。


比較した商品にはAnker AnkerMake M5 V81115C1のように、きれいな球体が作れたものもあったことを考えると、印刷可能な形状のバリエーションに物足りなさを感じました。

エクストルーダー冷却時の音が大きく、静音性に欠ける

稼働時の音の大きさもデメリットの一つ。とくにエクストルーダーが冷却される際に発する音が大きく、約64.5dBという騒音値でした。大音量でテレビをつけているときと同じ音量なので、夜間の使用は避けたほうが無難です。

騒音値が約43.0dBしかなかったANYCUBIC Photon Mono 2に比べると、使える環境や時間帯が限られてしまうでしょう。
伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

稼動音がかなり大きく、テレビを大音量でつけたときと変わらない騒音値を計測しました。就寝時には気になる人も多いでしょう。就寝時などに長時間稼動させるよりも、日中のまとまった時間で作業を行うことをおすすめします。

別途オプションを追加しないと遠隔監視ができない

別途オプションを追加しないと遠隔監視ができない
印刷中に外出できるかどうかの比較では、遠隔操作ができない点が評価を下げました。また、遠隔監視をするには別途AIカメラの導入が必須。材料切れを知らせるセンサーも同様で、印刷している間に外の用事を済ませたい人には不向きです。

比較した商品には、遠隔操作・監視機能を搭載しているAnker AnkerMake M5 V81115C1のようなものもあったなかで、やや機能性に欠ける結果となりました。

Creality K1 FDM 3Dプリンターの詳細情報

出力のスピード No.1
準備のしやすさ No.1
作業の中断・再開のしやすさ No.1

Creality
K1 FDM 3Dプリンター

おすすめスコア
4.45
家庭用3Dプリンター3位/9商品
出力のスピード
5.00
仕上がりのきれいさ
4.31
準備のしやすさ
5.00
使い勝手の良さ
4.64
静かさ
3.13
外出時の安心感
4.11
作業の中断・再開のしやすさ
5.00
睡眠時の使いやすさ
4.37
K1 FDM 3Dプリンター 1
K1 FDM 3Dプリンター 2
K1 FDM 3Dプリンター 3
K1 FDM 3Dプリンター 4
K1 FDM 3Dプリンター 5
K1 FDM 3Dプリンター 6
K1 FDM 3Dプリンター 7
K1 FDM 3Dプリンター 8
K1 FDM 3Dプリンター 9
K1 FDM 3Dプリンター 10
K1 FDM 3Dプリンター 11
K1 FDM 3Dプリンター 12
最安価格
111,173円
やや高価格
最安価格
111,173円
やや高価格
出力形式熱溶解積層方式(FFF)
組み立てのパーツ数3つ
テストモデルの印刷速度(実測値)46分
オートレベリング機能
プリントヘッドの押し出し方式
ボーデン式
対応スライスソフトウェア
Creality Print・Cura・LycheeSlicer・Simplify3D・PrusaSlicer
遠隔監視機能
(別売)
材料切れセンサー付き
(別売)
操作パネルのイラストあり
騒音値(実測値)
64.5dB

良い

  • 非常に高速で印刷できる
  • 最初のセッティングが全て自動で準備が非常に楽
  • 囲いがあるので、ペットや幼児がいる部屋でも使いやすい

気になる

  • 特になし
箱型で囲いあり
対応モデル形式GCODE
対応OSWindows、macOS、Linux
印刷可能な最大幅220mm
印刷可能な最大奥行220mm
印刷可能な最大高さ250mm
最大印刷速度600mm/s
オートレベリングの測定地点の数30か所
対応デバイスPC
無線LANでのデータ転送対応
USBでのデータ転送対応
SDカードでのデータ転送対応
対応フィラメント径Φ1.75mm
対応する材料PLA、PETG、PVB、TPU、ABS、ASA、PC
停電復旧機能
材料の自動補給機能
ノズル径0.4mm(0.6mm/0.8mmに対応)
ノズル最高温度300℃
脱臭機能
空気清浄用のフィルター付き
日本語対応の説明書あり
保証期間1年間
タイムラプス動画撮影可能(別売)
オートキャリブレーション対応
Wi-Fi対応
STL形式対応
サポート内容1年間のメーカー保証、日本語取扱説明書の同梱
本体幅355mm
本体奥行355mm
本体高さ480mm
本体重量12.5kg
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか凹凸はあるが文字は成形できていない
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差1.7度
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる
サポート付きの球:サポートを指で外せる
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数5個
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度30度以上
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか4個
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Creality K1 FDM 3Dプリンターの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    110,163円

    (最安)

    販売価格:111,173円

    ポイント:1,010円相当

    送料別

  2. 2

    130,800円

    (+20,637円)

    販売価格:132,000円

    ポイント:1,200円相当

    送料別

Creality K1 FDM 3Dプリンターが向いていない人におすすめの家庭用3Dプリンターは?

Creality  K1 FDM 3Dプリンターが向いていない人におすすめの家庭用3Dプリンターは?

Creality K1 FDM 3Dプリンターは、出力スピードの速さや仕上がりのきれいさが高評価を獲得した一方で、外出がしにくいなどのデメリットもありました。気になる人は、以下の商品も検討してみましょう。

サポート材の必要なモデルも生成するならAnker AnkerMake M5 V81115Cがおすすめ。遠隔操作・監視機能も搭載

サポート材の必要なモデルも生成するならAnker AnkerMake M5 V81115Cがおすすめ。遠隔操作・監視機能も搭載
Anker AnkerMake M5 V81115Cは、球体の下部分まできれいに生成できました。モデルのロゴ部分も問題なく造形できたので、凹凸の多いモデルや球体のように傾斜が大きいモデルをきれいに作りたい人は、満足のいく作品を作りやすいでしょう。

また、遠隔操作・監視機能も搭載されているので、印刷中でも外出しやすいですよ。出力スピードも、約48分とCreality K1 FDM 3Dプリンターに並ぶ速さでした。
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DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

遠隔操作や監視機能のある熱溶解積層方式の3Dプリンターなら、同程度の印刷時間であるAnkerMake M5がおすすめ。アプリでリアルタイムの印刷状況を確認可能です。

夜間も使いたいならANYCUBIC Photon Mono 2がおすすめ

夜間も使いたいならANYCUBIC Photon Mono 2がおすすめ
ANYCUBIC Photon Mono 2は、約43.0dBと扇風機より静かな稼働音。夜間でも使いやすいでしょう。組み立ても、プラットフォームを取り付ければ使えるので、手元に届いてから使うまでがスムーズです。

印刷完了までに時間がかかってしまいましたが、仕上がりは良好で、球体はモデルとほとんど変わらない再現性の高さでした。

伊藤あずさ
DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当
伊藤あずさ

どうしても騒音性が気になる人は、印刷速度は落ちますが「ANYCUBIC Photon Mono 2」などの静音性の低い機種も選択肢に入るでしょう。

熱溶解積層方式(FFF)と光造形方式(SLA)の違いは?

熱溶解積層方式(FFF)と光造形方式(SLA)の違いは?

家庭用3Dプリンターには、熱溶解積層方式(FFF)と光造形方式(SLA)の2種類があります。この2つの違いは材料と固める方法。熱溶解積層方式は、ひも状の樹脂であるフィラメントを使うのに対して、光造形方式はレジンを使うので、ニオイと素手で扱いにくい点がデメリットです。


また、UV光で1層ずつ固めるので、出力スピードも遅くなる傾向にあります。その反面、表面に層のあとが残りにくく、滑らかな仕上がりです。


熱溶解積層方式は光造形方式よりもできたモデルの強度は高いものの、造形したモデルの表面に積層痕が残りやすい点がデメリット。ただし、出力スピードは速くなります。


繊細な仕上がりを求めるなら光造形方式、とりあえず造形ができればよいという場合は熱溶解積層方式がおすすめです。

成形完了後の処理方法も異なるので注意!

熱溶解積層方式と光造形方式とでは、造形したモデルの処理方法も異なるので注意増しましょう。


熱溶解積層方式の場合、印刷直後の造形物は熱を帯びているうえに、完全に固まっていません。そのままシートから剥がそうとすると接地面に引っ張られて形が歪んでしまう可能性があるので冷めるまで少し置いておきます。


光造形方式は、余分なレジンを洗い流して再度硬化させる二次硬化という工程が必要です。完成直後は柔らかいので傷つけないように扱うこと・洗ったあとは十分に乾かしてから硬化させることに気をつけて行いましょう。


また、余った素材の廃棄方法にも違いがあります。フィラメントは自治体によっては可燃ゴミとして処分できますが、レジンはしっかり硬化させてから不燃ゴミとして廃棄してください。

フィラメントが出てこないときのチェックポイント

フィラメントが出てこないときのチェックポイント

熱溶解積層方式では、フィラメントが出てこないというトラブルはよくあることです。そこで、解決方法をご紹介します。


まず、押し出し機能を使えばフィラメントが出るかを確認。出た場合、レベリングがうまくいっていない可能性があります。再度レベリングを試してみてください。


出てこない場合、ノズルでフィラメントが詰まっているかもしれません。ノズルを取り外して中を確認し、フィラメントが詰まっている場合はノズルの交換をしましょう。


上記2つを試しても改善されない場合は、エクストルーダーというフィラメントを押し出す機構の中が詰まっていることも。エクストルーダーを分解してフィラメントを除去し、再稼働させると詰まりが直る可能性があります。


エクストルーダーの分解に自信がない・何をしても改善されないという場合は、メーカーに問い合わせたほうがよいでしょう。

mybestおすすめ!家庭用3Dプリンターの検証評価上位の商品も紹介

家庭用3Dプリンターの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。K1 FDM 3Dプリンター以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

Creality
Ender-3 V3 SE

おすすめスコア
4.45
出力のスピード
4.96
仕上がりのきれいさ
4.32
準備のしやすさ
5.00
使い勝手の良さ
4.55
静かさ
3.66
外出時の安心感
4.00
作業の中断・再開のしやすさ
3.78
睡眠時の使いやすさ
4.00
最安価格
30,222円
やや低価格
出力形式熱溶解積層方式(FFF)
組み立てのパーツ数4つ
テストモデルの印刷速度(実測値)52分
オートレベリング機能
プリントヘッドの押し出し方式
ダイレクト式
対応スライスソフトウェア
Creality Print Cura5.0・Simplify 3D・Cura・LycheeSlicerなど
遠隔監視機能
材料切れセンサー付き
操作パネルのイラストあり
騒音値(実測値)
57.5dB

良い

  • トップクラスの印刷速度
  • 非常に高精細に印刷可能でサポートがなくても垂れにくい
  • 組み立てが非常に簡単

気になる

  • 特になし
箱型で囲いあり
対応モデル形式lyp
対応OSWindows、macOS、Linux
印刷可能な最大幅220mm
印刷可能な最大奥行220mm
印刷可能な最大高さ250mm
最大印刷速度250mm/s
オートレベリングの測定地点の数16か所
対応デバイスPC
無線LANでのデータ転送対応
USBでのデータ転送対応
SDカードでのデータ転送対応
対応フィラメント径Φ1.75mm
対応する材料PLA、PETG、TPU
停電復旧機能
材料の自動補給機能
ノズル径0.4mm
ノズル最高温度260℃
脱臭機能
空気清浄用のフィルター付き
日本語対応の説明書あり
保証期間本体:1年間/メンテナンスパーツ類:14日間
タイムラプス動画撮影可能
オートキャリブレーション対応
Wi-Fi対応
STL形式対応
サポート内容
本体幅349mm
本体奥行364mm
本体高さ490mm
本体重量7.1kg
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか判読不能だが文字のような凹凸がある
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差0.6度
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる
サポート付きの球:サポートを指で外せる
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数5個
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度30度以上
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか4個
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 Ender-3 V3 SE

Creality Ender-3 V3 SEを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

Anker
AnkerAnkerMake M5V81115C1

おすすめスコア
4.34
出力のスピード
5.00
仕上がりのきれいさ
4.11
準備のしやすさ
5.00
使い勝手の良さ
4.25
静かさ
3.36
外出時の安心感
5.00
作業の中断・再開のしやすさ
5.00
睡眠時の使いやすさ
4.00
最安価格
99,990円
やや高価格
出力形式熱溶解積層方式(FFF)
組み立てのパーツ数4つ
テストモデルの印刷速度(実測値)48分
オートレベリング機能
プリントヘッドの押し出し方式
ダイレクト式
対応スライスソフトウェア
AnkerMake Slicer・Cura・PrusaSlicerなど
遠隔監視機能
材料切れセンサー付き
操作パネルのイラストあり
騒音値(実測値)
61.1dB

良い

  • 非常に高速で印刷可能
  • オートレベリングの精度が非常に高い
  • 組み立てが非常に楽

気になる

  • 本体が大きく、スペースをとる
  • 専用スライサーでないとうまく動作しない
  • Type-Cのハードを使用するので互換性がいまひとつ
箱型で囲いあり
対応モデル形式GCODE
対応OSWindows、macOS、Linux、iOS、Android
印刷可能な最大幅235mm
印刷可能な最大奥行235mm
印刷可能な最大高さ250mm
最大印刷速度500mm/s
オートレベリングの測定地点の数49か所
対応デバイスPC、スマートフォン
無線LANでのデータ転送対応
USBでのデータ転送対応(Type-Cのみ)
SDカードでのデータ転送対応
対応フィラメント径Φ1.75mm
対応する材料PLA、TPU、ABS、PETG
停電復旧機能
材料の自動補給機能
ノズル径0.2mm、0.4mm、0.6mm、0.8mm
ノズル最高温度不明
脱臭機能
空気清浄用のフィルター付き
日本語対応の説明書あり
保証期間1年間
タイムラプス動画撮影可能
オートキャリブレーション対応
Wi-Fi対応
STL形式対応
サポート内容
本体幅502mm
本体奥行フィラメントホルダー無し・上部にフィラメントホルダー:約438mm/左下にフィラメントホルダー:約698mm
本体高さフィラメントホルダー無し・左下にフィラメントホルダー:約470mm/上部にフィラメントホルダー:約680mm
本体重量12.6kg
3DBenchy:船尾の「#3DBenchy」の文字が判読できるか判別不可
3DBenchy:天板のトップラインの水平との差0.5度
3DBenchy:船尾の穴に旗を立てられる
サポート付きの球:サポートを指で外せる
サポート付きの球:球の下部が正しく成形される
オーバーハングテストモデル:きれいに生成できているブリッジの数1個
オーバーハングテストモデル:糸が引いていないか
オーバーハングテストモデル:枝ができていないか
オーバーハングテストモデル:サポートなしでブリッジが垂れずに成形できた角度45度以上
オーバーハングテストモデル:円柱がいくつ外れるか5個
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AnkerMake M5

Anker AnkerMake M5 V81115C1がおすすめの人は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

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