ケンユー ベンリー袋 防臭袋プラスの評判・口コミは？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！

まず凝固速度が速く、吸水量に問題のない商品かをチェックしました。

ケンユー ベンリー袋 防臭袋プラスの凝固剤は9gと、比較したなかではやや多め。なかには6gと、携帯トイレほどの容量の商品もあるのに対し、多少汚物が多くても安心感があります。汚物をしっかりと固められるので、とくに不便には感じないでしょう。

使いやすさについても大きな問題はありません。排尿前に凝固剤を開封する手間はあるものの、汚物袋はW680×H500mmと、口を2回縛れるだけの大きさがあります。汚物袋を包む処理袋もついているので、汚物漏れを防げますよ。

検証の結果、これに加えて手袋がついているものだと、より衛生的に処理できることがわかりました。例えば「Qbit いつでも簡単トイレ」は処理袋と手袋がつき、手を汚さずに捨てることが可能。処理後の手洗いの水の量も減らせるので、断水時に重宝しますよ。

ケンユー ベンリー袋 防臭袋プラスは、使い勝手はよいものの、防臭力は低評価となりました。

疑似尿を入れた5～30分後のニオイの状態を、臭気判定士の石川さんがチェックしたところ、検証10分で塩素のニオイを強く感じる結果に。塩素系の消臭剤が入っており、石川さんからも「30分経っても塩素臭が強い」との声があがりました。アンモニア臭とは違う不快感を感じやすいため、気になる人は避けたほうがよいでしょう。

ニオイを抑えて使用したいなら、「Qbit いつでも簡単トイレ」がおすすめ。30分経過後も不快なニオイは気にならず、快適に使えますよ。