ダイソー トイレに困ったときに 携帯ミニトイレの評判・口コミは？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！

準備から廃棄まで手間なく使え、総合的な使いやすさは高評価を獲得しました。処理袋の中にはあらかじめ凝固剤が入っており、排尿前の余計な準備は不要。また、チャック仕様の袋は縛らずに閉じるだけで、スムーズに処理できます。比較したなかには、トイレの前に凝固剤を袋に入れる商品もありましたが、これなら急いでいるときにもサッとトイレできるでしょう。

処理袋は白のため中身が見えてしまいますが、黒の持ち帰り用の袋に入れてしまえば、そこまで気になりませんよ。

次に、尿の凝固速度の検証として、10人のモニターが処理袋に300mLの水を注水。水がしっかり固まるのにかかった時間を計測しました。

その結果、凝固スピードは平均28.33秒を記録。比較した商品の平均約21秒（※執筆時点）より長めではありますが、身支度を整える時間を考えると、気になるほどではないでしょう。待ち時間もかかりにくく、すぐに廃棄できますよ。

ダイソー トイレに困ったときに 携帯ミニトイレは、処理のしやすさはよいものの、肝心の防臭力は低評価となりました。

実際にアンモニアを混ぜた疑似尿を入れ、ニオイ漏れを臭気判定士の石川英一さんにチェックしてもらいました。すると、疑似尿を入れたあと5～15分間は「袋の外も中もうっすらと臭う」とのコメントがあがる結果に。30分経つとニオイはほぼ消え、中も薬品のようなニオイに変化しましたが、すぐに捨てられないときは不快に感じるかもしれません。

防臭力の高さにこだわりたいなら、「セイワ 携帯トイレ Z61」や、同じダイソーの「携帯用ミニトイレ」がおすすめです。どちらも使用直後から30分経ったあとも気になるニオイは発生せず、専門家の石川さんからも高評価でした。これなら狭い車内でも使いやすいでしょう。

受け口の大きさが11cmとやや小さめなのも気になるところ。男性なら問題ない大きさですが、女性は慎重に使用しないとこぼれてしまう可能性があります。

検証の結果、受け口の大きさが13cm以上だと女性でも快適に使用できる傾向がありました。そのなかでも、セリアの「携帯用トイレセット」の受け口は13.5cmと、比較したなかでも大きめ。男女問わず使いたいならこちらをチェックしてみましょう。