ニックス D1680 建築用2段腰袋 KC-201Dを検証レビュー！腰袋の選び方も紹介

腰袋を中心としてワークウェアを製造・販売し、ブランドとしての人気も高いニックスの「D1680 建築用2段腰袋 KC-201D」。

耐久性の検証では、穴の開きにくさと速乾性が非常に高評価でした。一見ただの布素材に見えますが、底面のナイロン地が丈夫で傷がつきにくいうえ、合皮のような素材が二重になっており、鋭利なものを入れても穴が開きづらくなっています。また、排水穴があるため腰袋の中に水が溜まりません。含水量は6時間で29%から17%と、初めから吸水しにくい素材ではありましたがさらに乾いたため高評価でした。

全体的にコンパクトですが、1段目のポケットにはふちに復元力の高い型が入っているため、常に開口部がしっかり開かれていて中身を取り出しやすいのが印象的。また全面的に補強されており、型崩れしにくいと感じました。2段目にマチの狭いポケットがありますが、一般的なペンチやカッターは遊びが出るような大きさ。

左右のサイドにはドライバーなどを差しておけるポケットが1つずつあり、プライヤーやボルトクリッパーなどを入れられます。Dカン・ハトメ穴も左右に1つずつついており、拡張性や安全への工夫も見られます。また、内ポケットがあるため、レンチやノギスといった厚みのない工具もしっかりホールド可能。

軽量で、厚みも7cmとコンパクト。動きやすさの検証で非常に高評価で、サブとして追加してもまったく邪魔にならないでしょう。