日本育児 ペットゲート ガーディ ハイタイプの評判・口コミは？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！

犬がすり抜けにくい工夫が多く、固定力はかなり優秀です。設置方法は突っ張り式で、上下左右4か所の壁にボルトを固定する仕組み。ボルトについたノブを回せば、硬く締めあげられるようになっています。

固定具の接地面積も50.24cm2と広め。頑丈さを評価する口コミのとおり、小型・中型犬はもちろん人がぐらつかせても動きにくい安定感があります。より強固に固定したいなら、付属のネジを使って取り付けることもできますよ。

扉は上下にロックがかかるため、犬が下からすり抜けにくいのもメリット。オートクローズ機能もあり、閉め忘れを防げます。

比較したなかには自立式のゲートも複数ありましたが、犬が飛びついたりぶつかったりすると、倒れる可能性があります。チワワのような超小型犬向けの使用ならよいですが、しっかり固定したいなら本商品がおすすめです。

犬の飛び越えにくさも、検証トップクラスの高評価を獲得しました。ゲートの高さは実測値で101cmと、比較した商品の平均より30cm以上高め（※執筆時点）。犬の専門家である大谷幸代さんに取材を行ったところ、ビーグルや柴犬などの中型犬でも飛び越えにくい高さであることがわかりました。

あくまでも参考値であり、犬によって個体差はありますが、安心感を持ってガードできるといえるでしょう。

設置のしやすさも申し分ありません。突っ張り式のため工具の準備は必要なく、上下左右4か所に固定するだけで完成します。比較したなかにはパーツの組み立てやドライバーが必要な商品もありましたが、こちらは大型ながら組み立ては不要。購入してそのまま設置できるのがよいですね。

なお取りつけ場所は、幅が5cm以上ある柱や壁の桟など、丈夫な箇所を選ぶようにしましょう。ベニヤや石膏ボード・家具や建具には固定できないので注意してください。

扉は前後に引いて出入りでき、人が通りやすいよう工夫されています。ロック解除も、指でボタンをスライドしたまま扉を持ち上げるだけと簡単。荷物を持っていても、片手で簡単に開け閉めが可能です。比較したなかには扉がなく、跨いで通るタイプもありましたが、これならスムーズに出入りできるでしょう。

開放機能もあり、ゲートを使わないときは開けたままにもできますよ。

出入りのしやすさは高評価なものの、ゲート下部に4.3cmの段差があるのが惜しいところ。「足元の段差が気になる」との口コミどおり、小さなお子さんやお年寄りがつまずかないよう注意が必要です。公式サイトには、別売りでスロープが販売されているので、気になる人は検討してみてくださいね。

足元のつまずきが気になる人には、「日本育児 スマートゲイトⅡ プラス」もおすすめです。こちらは段差部分にスロープがついているので、足を引っかけることも少ないでしょう。