グローブライド DAIWA ショアジギング X 100MHを検証レビュー！ショアジギングロッドの選び方も紹介

国内外でさまざまな釣り具を販売している、グローブライドの「DAIWA ショアジギング X 100MH」。ブランクスのバット部分を、X状のカーボンテープで補強しているショアジギングロッドです。

疲れにくさの検証では、重心の位置が竿尻から89.5cmとやや遠く、本体重量も290gと重い結果に。1日中ショアジギングをすると疲れる可能性が高いでしょう。

一方で、ロッド全体に張りがあり、反発力を活かして投げやすいのが好印象です。ジグの重さが穂先に乗りやすく、ミスキャストを減らせるでしょう。しゃくりやすさの検証では、全体的に硬くジグを思った通りに動かせているのかが分かりづらいのが難点。穂先の戻りが遅く、動かしたあとにだるさが残るため、しゃくりづらさを感じるでしょう。

グリップ周りについては、適度な太さで握りやすいのがメリット。グリップの長さは十分にあるため、キャストしたりしゃくったりする際に力を込めやすい印象です。しかし、グリップエンドの形状は直線型なので、人によっては脇にフィットしにくいかもしれません。

強度については、竿先についている針金にオモリ20kgをつけても折れなかったため、強度は高いといえます。大きな魚とファイトしても、折れるリスクは少ないでしょう。

初心者にとっては少し扱いにくいものの、中級者以上であれば遠くに飛ばせるうえ、折れにくいショアジギングロッド。ショアジギングが中級者以上の人におすすめです。