スキマ時間で資格取得を目指せるスタディングの行政書士通信講座。「1講座が短いので、疲れていてもやる気になる」と評判です。一方で、「講師がテキストを読みあげるだけで、補足説明はほぼ無い」という気になる口コミも存在し、受講を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証しました。
さらに、ユーキャンやアガルートアカデミーなど人気の行政書士通信講座とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。質問のしやすさもリサーチしましたので、行政書士通信講座選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
高校時代に個別指導塾の講師を務めた経験から教育に興味を持ち、青山学院大学に進学後は教育学を専攻、中学校・高等学校の教員免許を取得し、大学在学中に放課後児童クラブ施設・児童養護施設でのアルバイトや、NPO法人「Learning for All」でのボランティア活動など、様々な教育活動にも専念していた。 大学卒業後mybestに入社、教育関連サービスを専門にガイドを担当しており、東進ハイスクールや早稲田アカデミーなどの学習指導塾から、「スタディサプリ」「スタディング」などオンライン英会話スクール・資格試験対策講座まで徹底的に検証し、自身の教育機関での実体験と知識を活かしコンテンツを企画制作している。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
スタディングは、コストを抑えて効率的に学びたい人におすすめです。注目すべきは、44,000円(スタンダードコース)という授業料の安さ。比較した全体の平均が約140,000円だったことをふまえると、安さは一目瞭然です。講座受講にあまり予算を割けない人も手を出しやすいでしょう。
スキマ時間を活用できる点も魅力。テキストも問題集もスマホに集約されており、重い荷物を持ち歩かずに済みます。動画講義はダウンロードできるうえ、「1講座が短いので、疲れていてもやる気になる」との口コミどおり、1本5分からと細切れで視聴できるのも利点。昼休憩や移動時間などちょっとした時間に学べます。
スケジュール作成・学習進捗のグラフ化など、初学者でも挫折しにくい機能も満載。比較したなかで2校にしかなかった、ほかの受講者とコミュニケーションがとれる「勉強仲間機能」もモチベーションアップに一役買うでしょう。
テキストには「表を交えた解説がない」との指摘が専門家から寄せられました。一方、初学者モニターからの印象は悪くありません。「わかりにくい部分はイラストで補足している」「どこが大事なポイントなのかわかりやすい」と好意的な声が並んでいます。
質問はチケット制で、回数制限があるのは難点。動画講義は専門家から「淡泊な印象」との意見が挙がり、臨場感やおもしろさには欠ける印象です。とはいえ、1講座を短時間で視聴でき、まとまった勉強時間を作りにくい社会人にぴったり。出費を抑えつつ効率よく勉強したいなら、ぜひチェックしてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にスタディングと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
スタディングよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
スタディングは、忙しい人のために生まれた革新的な学習法を提案。スマホ1つで効率的に学習でき、短期合格を目指せるシステムを整えています。スキマ時間の活用・学習効率の向上・やる気の持続の3つの観点で、忙しい人の学びを強力にサポートする仕組みです。
行政書士講座はスキマ時間を活用したい受講者から好評で、2023年には216人もの合格者を輩出した実績あり。講座はミニマム・スタンダード・コンプリートの3コースが用意されており、自分のペースや目的に合わせて選択できます。
なお、検証ではスタンダードコースに申し込みました。
行政書士試験は、受験資格がまったくなく勉強せずに受ける人も多いため、合格率はその年の受験者数に対して約10%と低め。しかし、正しい勉強方法と良質な教材を使えば、法律の知識がない初心者でも十分合格できるレベルの試験です。
独学の場合、理解しづらいことがあっても質問する術がありません。学習スケジュールも自分で立てる必要があり、なにから手をつけていいかわからず挫折することも。そのため、通信講座を活用して質の高い教材と学習サポートで勉強を進めることが、合格への近道となるでしょう。
スタンダードコースの授業料は44,000円。比較した全講座の平均額より96,000円以上もお得に受講できます。いきなり高額な授業料を支払うのは勇気がいる人にとって、トライしやすい価格設定といえるでしょう。
学習スケジュール作成機能も便利です。1日に確保できる勉強時間等を入力すると、何を・いつまでにやればよいかスケジュールが組まれます。初学者でもペース配分を間違えないため、試験直前期に焦る心配がありません。
勉強時間や進捗状況は自動で集計されグラフ化され、これまでの頑張りが目に見えるのもポイント。見える化によって自然とモチベーションが上がり、自信もつくでしょう。
「勉強仲間機能」も魅力。比較した資格予備校のなかで、ほかの受講生と繋がれる機能があったのは2校のみでした。SNS感覚で励ましあったり、わからない箇所を教えあえたりと心強いですよ。ライバル達の学習状況もわかりやる気アップにつながりそうです。
リーズナブルな受講料が魅力なスタディングですが、気になる点も3つありました。受講する前に、自分の学習スタイルに合っているかをしっかり確認しておきましょう。
動画だけで学習できるものの、講義の印象はいまひとつ。初学者のモニターからは講師の話し方に「淡々としている」「抑揚がない」などの声が寄せられました。
専門家である林さんからも、「説明が淡泊で聞き取りやすい発声ではない」との意見が出ています。一部聞き取りにくい部分もあり、講義の理解に影響を与える可能性があるでしょう。
比較したなかでは、アガルートの講義が「まるでその場にいるような臨場感を得られる」とモニターから好評でした。その点、スタディングの授業は印象に残りにくく、動画講義の醍醐味に欠ける印象です。
<映像授業の質のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テキストの質は、モニターと専門家で意見が分かれる結果に。初学者モニターからは、色使いや文字量が工夫されており「難しく考えすぎず読み進められる」と印象は悪くありません。
一方、専門家からは「連帯債務」の絶対効・相対効といった重要ポイントの解説で、「参考となる表や考え方が掲載されていない」との指摘が。教材がスマホ完結型であり、「テキストと動画の両方を見るのは大変そう」との声もモニターから出ています。
Webテキストのみであるため、直接書き込んだり線を引いたりしたい人にも不向きです。約15,000円かかりますが、テキストの冊子版がほしい人は追加購入を検討してはいかがでしょうか。
<テキストの質の専門家・モニターコメント>
コメントは一部抜粋
なお、チケット料金は下記のとおりです。
<Q&Aチケット料金>
初心者向けコースの料金 | 59,400円 |
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学習サポート | 有料質問サービス(回数制限あり)、進捗管理、スケジュール調整、添削指導(有料)、個人カルテ |
良い
気になる
受講期間の目安 | 10か月 |
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質問方法 | 学習Q&Aサービス |
映像授業付き講座 | |
Web教材対応デバイス | パソコン、スマホ、タブレット |
開業支援 | |
返金・再受講割引 | |
一般教育訓練給付金制度対象講座あり | |
合格お祝い金あり | |
民法テキストの厚さ | 1.1cm |
主なプラン | ミニマム ペーパーレス版、スタンダード 冊子テキスト付、コンプリート 冊子テキスト付、スタンダード(ペーパーレス版)、コンプリート(ペーパーレス版) |
→インプット中心に学習したい人向け
<合格コース スタンダード:44,000円>
→基礎から合格レベルまで効率よく学びたい人向け
<合格コース コンプリート:59,400円>
→スタンダード+論点整理・答練・模試のフルパックで試験対策をしたい人向け
さらに、簿記や宅建、ITパスポートなどのさまざまな資格講座があるため、ぜひ公式サイトをチェックしてくださいね。
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